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映画「約束の宇宙」:母はジェンダーという重力を振り切って宇宙へ飛び出す

メアリ・ロビネット・コワルがヒューゴー賞やネビュラ賞といったSF各賞を総なめにした小説「宇宙へ」も,本作「約束の宇宙」と同様に「宇宙」という単語に「そら」というルビを振っていた。女性パイロットがそれまでの「宇宙飛行士=男性」という社会通念に伍して宇宙へ出ていく,というプロットが共通している両作だが,最も大きな違いは,あり得たかもしれない別の歴史を舞台にした「宇宙へ」が持つSFテイストを,「約束の宇 . . . 本文を読む
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