子供はかまってくれないし,わかってくれないので,映画と音楽と本とサッカーに慰めを。
子供はかまってくれない
国際Aマッチ 日本代表 VS 韓国代表【3:0】歴史的勝利と胸を張ろう
韓国代表にもし,まだパク・チソンがいたらどうなっていただろうか?と考えてしまった。
韓国は立ち上がり,本来なら長友が務めるべき日本の左サイド,および内田がキレを欠く状態なのが明らかな右サイド,つまり守りの要諦がどちらも穴になっていることを早々に見抜き,そこを何度も突いて,決定的チャンスを20分までに3度は作り出した。
だが,いずれもフィニッシュで落ち着きを欠いてしまい,得点することが出来ないうちに,日本代表は攻撃の中心である香川が「攻め急いではいけない」ということを思い出してしまった。
先制点は李のヒール・パスというアイデアも光ったが,何より女子W杯米国戦の宮間の同点弾のように,香川が「そこにいる」ことによってボールがこぼれてきた,という印象だ。それまでペナルティ・エリアの外から強引に打っては,ミートできない姿に,少し焦りのようなものを漂わせていたが,前半なかばまでの韓国の攻撃を凌いだことにより,「代表戦だからと気負わずに,いつも通りにやれば良い」という気持になった香川にとって,今日の韓国の守りは問題ではなかったようだ。
もう一人の攻撃のキーマンである本田は,ゴールを決め,ボールを失わない強さも見せたが,パス・ミスも多く,チームにリズムを与えるプレーをしたという印象は薄い。
リズムを与える,という点では,いつも通りに素晴らしいアプローチで韓国のリズムを崩すことによってチームを鼓舞した今野に軍配が上がる。針の穴を通すようなパスを連発して相手を引かせた遠藤,生で観てそのキックの正確さに改めて驚嘆させられた川島と共に,彼らこそがザック・ジャパンの核であることは間違いない。
更には初出場となった清武の,一体どうしたと言いたくなるような落ち着き振りはどうだ。途中出場ながら最初のボールタッチですっかりチームに馴染んでしまい,アシストを2つ決めるなんて,全くもって信じられない。
この試合を観た人は皆,ザックが宇佐見よりも清武を選んだことについて,激しく肯定するに違いない。
パス廻しや意図の点では,決して日本に劣らなかった韓国にとって,この結果はショックだろう。
しかし,だからこそ今夜だけは我々日本の勝利を,何の留保もなしに全面的に喜びたい。
たとえこの結果を知ったパク・チソンが代表復帰を願い出たとしても,「ホームで韓国に3:0で勝利した」という事実が変わることはないのだから。
韓国は立ち上がり,本来なら長友が務めるべき日本の左サイド,および内田がキレを欠く状態なのが明らかな右サイド,つまり守りの要諦がどちらも穴になっていることを早々に見抜き,そこを何度も突いて,決定的チャンスを20分までに3度は作り出した。
だが,いずれもフィニッシュで落ち着きを欠いてしまい,得点することが出来ないうちに,日本代表は攻撃の中心である香川が「攻め急いではいけない」ということを思い出してしまった。
先制点は李のヒール・パスというアイデアも光ったが,何より女子W杯米国戦の宮間の同点弾のように,香川が「そこにいる」ことによってボールがこぼれてきた,という印象だ。それまでペナルティ・エリアの外から強引に打っては,ミートできない姿に,少し焦りのようなものを漂わせていたが,前半なかばまでの韓国の攻撃を凌いだことにより,「代表戦だからと気負わずに,いつも通りにやれば良い」という気持になった香川にとって,今日の韓国の守りは問題ではなかったようだ。
もう一人の攻撃のキーマンである本田は,ゴールを決め,ボールを失わない強さも見せたが,パス・ミスも多く,チームにリズムを与えるプレーをしたという印象は薄い。
リズムを与える,という点では,いつも通りに素晴らしいアプローチで韓国のリズムを崩すことによってチームを鼓舞した今野に軍配が上がる。針の穴を通すようなパスを連発して相手を引かせた遠藤,生で観てそのキックの正確さに改めて驚嘆させられた川島と共に,彼らこそがザック・ジャパンの核であることは間違いない。
更には初出場となった清武の,一体どうしたと言いたくなるような落ち着き振りはどうだ。途中出場ながら最初のボールタッチですっかりチームに馴染んでしまい,アシストを2つ決めるなんて,全くもって信じられない。
この試合を観た人は皆,ザックが宇佐見よりも清武を選んだことについて,激しく肯定するに違いない。
パス廻しや意図の点では,決して日本に劣らなかった韓国にとって,この結果はショックだろう。
しかし,だからこそ今夜だけは我々日本の勝利を,何の留保もなしに全面的に喜びたい。
たとえこの結果を知ったパク・チソンが代表復帰を願い出たとしても,「ホームで韓国に3:0で勝利した」という事実が変わることはないのだから。
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