たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

「カブトムシの森探検」前夜調査

2016年08月13日 | 夏はやっぱりカブトムシ
 8月10日(水)は、「カブトムシの森探検」の前夜調査です。
 3日(水)に一度開催しているので改めて調査にいく必要もないし、おみやげ用の生きものも特に用意しない旨ご了解いただいてはいますが、当日は祭日なのでちょっと心配になりました。先行者が多かった場合、タイミングが悪いと1匹も見つからない可能性もありえますからね。



 行きは下道利用。
 途中でちょっと寄ってみた雑木林には、夕方からアカアシオオアオカミキリが出てきていました。自然光で撮ったことはなかったと思うので載せておきます。夜の森でしか見ていないと、なんだか別種のような光沢感かな。



 コンデジのストロボ発光が強すぎましたが、クロカナブンの証拠写真です!?
 やはり自然光で撮りたいと思って明るい場所の木の幹へとまらせたら、すぐに飛び去られてしまいましたねぇ…。



 17時半頃から開催場所の事前調査を開始。カブトムシ♀とサトキマダラヒカゲです。21時半頃まで歩き回ってみましたが、カブトムシのピークは過ぎた感じかな?
 おチビちゃんはスルーして、カブトムシは♂3・♀2の5頭のみキープ。ノコギリクワガタは♂3・♀4の7頭、コクワガタは♂のみ10頭、当日の保険用にキープしておきました。コクワガタはスルーしたおチビちゃんを含めると30頭以上は確認できましたね。
 なんと35㎜のヒラタクワガタ♀も見つかりました! でもなぁ…。放虫の可能性もあるし、もしかすると何とかヒラタだったりして…。たか爺にはよくわかりませんねぇ…。



 チャイロスズメバチたちは健在です。



 この木の近くには少なくとも2つの巣はあるようで、この2頭にちょっかいを出しにきて追い払われているチャイロスズメバチもいましたね。



 これはだいぶ離れた場所の別の木で、ムクゲコノハとの2ショットです。



 きれいなムクゲコノハでしたねぇ~。

 

 カキバトモエも。



 このフクラスズメもまだきれいでした。



 オオスズメバチの未交尾女王は、7月からずっと同じ木にいますね。



 予想通り、今年もクツワムシが大合唱!
 東京でも埼玉でも絶滅危惧Ⅰ類。カブトムシやクワガタムシなんかよりも、レアな虫となっております!?



 鳴き声はクツワムシたちにかき消されるようですが、樹液に来ていたハヤシノウマオイです。



 コロギスも、今年は初めて見ましたね。



 上には、ボクトウガの幼虫も顔を出しています。この木の樹液は秋まで楽しめそうです。



 これは別の木。こうやって樹液に来る虫を待ち伏せしているのかぁ~。



 オオゾウムシです。



 お食事中のアオオサムシ。



 でかいです!
 昔から虫が集まるトイレにいたヤママユですね。
 
 それにしても、「ポケモンGO」は…。カブトムシやクワガタムシのポケモンもいるんだっけ?
 たか爺は当然、やくみつるの発言の支持者ですが、窪塚洋介の言う「ボケモン奴隷ゾンビーズ」は、なんともう「カブトムシの森探検」で使う夜の森でもさまよっておりました…。虫捕りの親子か犬をお散歩させている人にしか出会わない夜の森で、スマホやタブレットの画面を光らせてゾンビのように歩いている人たちって、ほんとうに不気味で怖い存在ですよぉ…。でも、向こうから見れば、たか爺のほうが怖く見えたりして!?
 まあ、時代遅れのアナログじじいとしては、他人に迷惑をかけたり、事故等で自分や他人を不幸にすることのない程度に自由にお楽しみください、というところかなぁ…。
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