たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

「化石でワンダー探検隊」事前調査

2023年04月04日 | みんなの花図鑑

 3月17日(金)は最後に深谷市の荒川河川敷へ。この日の本来の目的は「化石でワンダー探検隊」の事前調査ですからね…。
 まずは荒川左岸へ。土手沿いの桜はまだでしたが、菜の花がきれいでした。河川敷の蕾はさち婆がせっせと収穫です!?


 土塩層へと向かいます。



 河川改修工事で歩きやすくはなっていました。


 でも、ここにこの幅で常時川の流れを作られてしまうと、土塩層へのアプローチは難しくなってしまいますねぇ…。来年はどうなるのかちょっと心配しております。



 この泥岩は途中の河川敷にて。


 新第三紀中新世の中頃(約1000万年前)の土塩層に到着です。



 巨大な古代ザメの歯が見つかった場所ですね。


キンクロハジロ

カルガモ

 白鳥飛来地としても有名な一帯ですが、現在は植松橋より上流側に集まっていることが多く、この日も植松橋を走行中に確認することはできました。


 さて、これは? さち婆が見つけた、というか拾っておりました!? そのうち自然の博物館に預けて調べてもらってもいいかも。


 荒川右岸へ移動して鹿島古墳群へ。早咲きの桜です。


オオアラセイトウ


 楊井層へと向かいます。




 土塩層よりも駐車場から近く、歩きやすい道なので助かります。


 堰の下流側の楊井層です。約800万年前の土塩層より上の地層ですね。



 「化石林」と呼ばれている植物化石の宝庫!?


 ここなら渡れるかな。


 樹幹の化石です。

オオカワジシャ


 獣道ではなく、物好きな人が通る道!?


 あとはこの川原で転石を狙うか。


 地層めくりかな。


 ワンダースクールではまだ使ったことがないけれども、堰の上流側も「化石林」となっております。

 これでようやく3月17日分までは終了です…。
 今月も1日(土)は秋ヶ瀬公園で親子でワンダー「春の生きものさがし」。帰りには和光樹林公園に寄ってフデリンドウ三昧!? 2日(日)は寄居町で里山体験プログラム「春の風布川」。終了後は花園ICから長岡ICまでひとっ走りしてお泊り。3日(月)は、3年ぶりの雪国植物園にて1日ゆっくり過ごしてもう1泊しました。
 本日4日(火)は、ちょうど満開の弥彦神社の桜を愛でたまではよかったのですが、そのあと最も苦手とする怖ろしい山道を上って下って寿命を縮め、結局一本桜も見れぬまま時間の無駄遣い…。とりあえず高速で長岡ICまで戻り、越後丘陵公園の雪割草だけは見られてよかったです。そのあと長岡ICから練馬ICまで帰ってまいりましたが、さすがに疲れたぁ…。

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