3月17日(金)は最後に深谷市の荒川河川敷へ。この日の本来の目的は「化石でワンダー探検隊」の事前調査ですからね…。
まずは荒川左岸へ。土手沿いの桜はまだでしたが、菜の花がきれいでした。河川敷の蕾はさち婆がせっせと収穫です!?
土塩層へと向かいます。
河川改修工事で歩きやすくはなっていました。
でも、ここにこの幅で常時川の流れを作られてしまうと、土塩層へのアプローチは難しくなってしまいますねぇ…。来年はどうなるのかちょっと心配しております。
この泥岩は途中の河川敷にて。
新第三紀中新世の中頃(約1000万年前)の土塩層に到着です。
巨大な古代ザメの歯が見つかった場所ですね。
キンクロハジロ
カルガモ
白鳥飛来地としても有名な一帯ですが、現在は植松橋より上流側に集まっていることが多く、この日も植松橋を走行中に確認することはできました。
さて、これは? さち婆が見つけた、というか拾っておりました!? そのうち自然の博物館に預けて調べてもらってもいいかも。
荒川右岸へ移動して鹿島古墳群へ。早咲きの桜です。
オオアラセイトウ
楊井層へと向かいます。
土塩層よりも駐車場から近く、歩きやすい道なので助かります。
堰の下流側の楊井層です。約800万年前の土塩層より上の地層ですね。
「化石林」と呼ばれている植物化石の宝庫!?
ここなら渡れるかな。
樹幹の化石です。
オオカワジシャ
獣道ではなく、物好きな人が通る道!?
あとはこの川原で転石を狙うか。
地層めくりかな。
ワンダースクールではまだ使ったことがないけれども、堰の上流側も「化石林」となっております。
これでようやく3月17日分までは終了です…。
今月も1日(土)は秋ヶ瀬公園で親子でワンダー「春の生きものさがし」。帰りには和光樹林公園に寄ってフデリンドウ三昧!? 2日(日)は寄居町で里山体験プログラム「春の風布川」。終了後は花園ICから長岡ICまでひとっ走りしてお泊り。3日(月)は、3年ぶりの雪国植物園にて1日ゆっくり過ごしてもう1泊しました。
本日4日(火)は、ちょうど満開の弥彦神社の桜を愛でたまではよかったのですが、そのあと最も苦手とする怖ろしい山道を上って下って寿命を縮め、結局一本桜も見れぬまま時間の無駄遣い…。とりあえず高速で長岡ICまで戻り、越後丘陵公園の雪割草だけは見られてよかったです。そのあと長岡ICから練馬ICまで帰ってまいりましたが、さすがに疲れたぁ…。