たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

春の小川の生きものさがし~キッズ&ファミリー~

2015年05月08日 | 川の生きものさがし


 5月6日(水)は、キッズ&ファミリーの「春の小川の生きものさがし」で巾着田です。まあ、春というより、もう初夏ですけれどもねぇ…。
 4月18日に開催した「区外実施型 ねりま遊遊スクール」は、練馬区教育委員会の規定によりお子様は「6歳以上」が対象となるため、ワンダースクールとしては乳幼児も含めてご家族そろって参加できる日程も設けました。参加者は5家族17名でちょうどいい人数でしたね。アシスタントはまさパパです。



 これはまさパパ撮影。まずは砂利底の比較的流れの速い場所、次に流れが堰き止められて水がたまったこの場所、底には泥と砂がまざった流れが緩やかで水草も多い場所を見てもらいながら、小川の下流部まで。



 最後におかしな「ビオトープ」池も見てもらってから、ご家族ごとに小川の生きものさがしを始めてもらいました。



 小川にはカワトンボがかなり飛んでいます。写真は撮らせてもらえませんでしたが、ハス田では(クロスジ)ギンヤンマも産卵していましたね。



 何か捕まったかな?



 小さな子でも安心な小川です。



 1時間後、捕まった生きものたちを持ち寄って集まってもらいます。種類別に分けて観察ですね。



 魚の仲間は4種類。一番大きな観察ケースに入れて見てもらいます。この2枚もまさパパ撮影。



 アブラハヤは流れの速い場所でそうたが捕まえてくれました。お手柄です。2匹捕まえていましたね。



 ヨシノボリはまさパパ。



 ドジョウはかなり捕まっていました。



 シマドジョウのほうが少ない感じです。



 コヤマトンボのヤゴ。トンボの幼虫のヤゴは6種でした。



 ヤマサナエ。



 シオカラトンボですが、オオシオカラトンボの可能性もあります。



 ハグロトンボです。この小川だとアオハダトンボの可能性もあります。



 イトトンボの仲間は種類まではわかりません。



 前回は捕まっていなかったコオニヤンマのヤゴも見つかりました。



 水生のカメムシの仲間のナベブタムシです。誰もチクッとやられていなくてちょっと残念!?



 シロタニガワカゲロウの幼虫。



 フタオカゲロウの仲間の幼虫は、小川で捕まったものは写真を撮り忘れていましたが、午後の高麗川の浅瀬にもうじゃうじゃとおりました。
 ヌカエビ、アメリカザリガニ、カワニナ、シジミも含めて計18種類。そういえば、アメンボはいつも入れていなかったけれども、これも何種類かいるからなぁ…。



 エグリトビケラの仲間の幼虫も、午後に見つかったものです。



 この子たちが見つけてくれましたね。



 なんだか地味なイトトンボがいるなぁと思ったら、オツネントンボのカップルでした。
 高麗川の川原でお弁当を食べてから、ちょっとノビル掘り。もう蕾がついていて、茎はかたくなっていましたね。

 7日と8日は、ひたすら「練馬こどもまつり」の準備です。なんせ400人だからなぁ…。
 
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