風布川のミヤマカワトンボです。何かを捕食中のほうがオスですね。でも、いったい何をくわえているんだろう?
6月30日(土)は、里山体験プログラム「ホタル狩りと暗闇体験」で寄居です。ワンダーバード2号で送迎の9名は、風布川で1時間ちょっとゆっくりしていきました。オナガミズスマシも多く、ヘビトンボの幼虫やアブラハヤを捕まえていた子もいましたね。
トンボ公園モデル地区へは26日の帰りにたか爺もちょっと寄りましたが、夜には新井さんがホタルの発生状況の下見に行ってくれました。結果は0匹…。28日になってようやく「ゲンジが15~16匹、ヘイケが7~8匹という状況」というメールがきて、ホッとしましたね。今年は発生が遅れていただけのようです。
当日は19時にトンボ公園モデル地区の駐車場に集合。キャンセルもなく、参加者は大人22名・小学生12名・幼児3名・3歳以下4名の41名です。新井さんにホタルの話をしていただいたあと、ナイトウォーキングに出発しました。
ハイキングコースにもなっている沢沿いの竹林脇の道は、本物の真っ暗闇です。昔はゲンジボタルも見られたんですけれどもねぇ…。でも、Uターンして戻ってくると、次々に歓声があがります。奥の沢ではゲンジボタル、手前の湿地ではヘイケボタルが舞っていました。今年は月が明るすぎて、ヘイケのほうがちょっと見にくかったけれども、かなりいたんじゃないのかな。
「ホタルが予想以上にたくさんいて 心臓がドキドキするほどきれいだった 。」
これはじゅん。お母さんのメールから無断転載です…。ヘイケは道のほうにも飛んできてくれたので、捕まえて手に載せてみた子どもたちも多かったですね。同じ夜のプログラムでも、クワガタやカブトムシを見つけた時とはまた違って、子どもたちは本当にやさしい表情になります。写真ではなかなか思うようには撮れませんが、いっしょにいたお父さんやお母さんたちは気づいてくれたんじゃないのかな。大人だって、それこそ失いかけていた「センス・オブ・ワンダー」を取りもどすことができる生きものなのかもしれません。ホタルには、なんだかそんな不思議な力があるような気がしますね。
7月7日も開催予定でしたが、残念ながら雨天中止です…。もう1回ぐらいは見に行きたいところですが、今週末からは「夜の森探検隊」も始まるので、ウィークデーしかない。20日(金)あたりに嵐山のヤマユリを見に行って、蝶の里公園をひと回りしてから行ってみる手もあるけど、1人で行ってもつまらないしなぁ…。 ホタルは特に、感動を共有できる人がその場にいないと、なんかねぇ…。