Music Mania

No Music No Life

甲斐バンドを弾こう!

2018年11月24日 | ギター
甲斐バンドのコピーバンドに入ることになった。
先月の津のライブで対バンだったKai☆Sixからのお誘いだ。
甲斐バンドは中学生の頃から好きだったので楽しみが増えそうだ。
相川七瀬や大黒摩季と違い、知ってる曲はコピーもしやすいし、曲の構成などもすでに覚えてたりするので、とても気がラクというのもいい。

僕が初めて甲斐バンドを聴いたのは、今では伝説となってるザ・ベストテンでのテレビ中継だ。
まだ小学生だった僕は、なんか知らないけど心に響いた。
甲斐さんがMCで喋ってるように、熱さがテレビを通じてお茶の間に伝わったのだ。

甲斐バンドのデビューは1974年で、福岡出身である。
当時の福岡といえば東京のメジャー歌手より、地元のアマチュアバンド(デビュー前のチューリップや海援隊など)の方が人気があるという特殊な地域で、甲斐バンドもその例に漏れず、上京前のライブはホールに2000人を集めたという。
セカンドシングルの「裏切りの街角」が全国的なヒットとなるものの、ほとんどテレビに出ることなく、ライブ中心の活動を行う。
そうやって日本全国に甲斐バンドファンの種を蒔き、「ヒーロー」の大ヒットにより一気に花開いたのだった。
その後もほとんどテレビ出演はせず、大きなシングルヒットも少ないものの、ライブの規模はどんどん上がっていき、連日の武道館公演を毎年行うなどの伝説を作っていったのだった。

僕より少し上の世代のバンドマンで甲斐バンド好きだったよ、という人はとても多い。
普段は洋楽を聴いてるイメージの人でも、甲斐バンドの代表曲はほとんど知ってるという人を何人も知っている。

三重の甲斐バンドコピーバンドKai☆Sixに僕が加入することになって、お披露目ライブは来年である。
2019年 2月9日 四日市EAST
3月16日 鈴鹿EGG White


伝説のザ・ベストテン出演 hero/甲斐バンド
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夢見る少女じゃいられない

2018年11月17日 | ギター
相川七瀬の「夢見る少女じゃいられない」という曲がある。
相川七瀬のデビュー曲で大ヒットしたらしいけど、僕が知ったのは今年になってからだ。

昨年の末くらいに、以前対バンしたJANEというバンドのボーカル奈津子さんが、相川七瀬をやりたいとメンバーを探していた。
で、僕のところにその話が来たのは今年初めくらいだったと思う。
僕は相川七瀬を全く知らないので断ったんだけど、いろいろ流されるままに結局はやることになった。

そこで初めて「夢見る少女じゃいられない」を聴いた。
シンプルなロックナンバーで、キャッチーな歌メロが印象的だった。

で、今年は3回ライブでこの曲を披露したのだった。
なぜか、3回それぞれ違うリズム隊をバックに演奏した。
僕と奈津子さんだけ固定で、あとは3人のドラマー、3人のベーシスト、さらに日によってリズムギターがいたり、キーボードがいたりもする。

曲がストレートなロックだからか、どれもあまり違いが感じられない。
強いて言えば、四日市ではカチッとした堅い演奏、津のBRANではシンプルな4人編成で、ハードロック色が濃い。
鈴鹿では、キーボードがあるせいか、華やかな印象だ。
ドラマーやベーシストによってノリが違うほか、全体の音量バランスによる印象の違いも大きい。

レベッカのフレンズなんかもそうだが、多くの人が知ってる曲というのはウケがよい。
そして、好きとか嫌いとかを超えた存在感がある。
こういう曲って、あと10年くらいしたらスタンダードなものになるのかもしれない。

四日市Sixty Six


津BRAN



鈴鹿EGG White
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ポール・マッカートニー ナゴヤドーム

2018年11月09日 | ビートルズ
ポール・マッカートニーのナゴヤドーム公演を見てきた。
youtubeや動画配信で見るのとでは大きく違う、圧巻のステージだった。

正直言って、先日のアメリカからのライブ配信を見たときは「もうポールも限界だな」と思った。
声が出ていない、声質が老人声になってる、音程すらあやしい、はたして来日公演は大丈夫なのだろうか?
しかし、実際にみるポールはいつものポールで、現役ロックスターそのもののオーラとパフォーマンスを見せてくれた。

さて、今回のポールだが、ここのところ自分のライブが忙しくてほとんど予習が出来なかった。
セットリストもチェック出来ていなかったのだが、まあポールのライブのツボは押さえてるつもりなので心配ないだろうと楽観する。

ドーム入りしたのは開演15分前という、これまた僕にしては珍しくギリギリの時間だ。
というのも、近くのイオンで古い友人と食事してたら遅くなったのだ。
それでも開演時間が予定より20分くらい遅れたのでゆっくり出来た。

ステージ両脇のモニターに、ポールのトレードマークであるヘフナーベースが大写しになってライブはスタートした。
ライブハウスの音圧に慣れた耳からすると、大空間での響きはちょっと迫力に欠ける気がしたものの、3曲目くらいからちょうどいい感じになった。

4曲目「ワインカラーの少女」では客席からブラス隊が登場し、6曲目にはブラスロックの名曲「Got To Get You Into My Life」が披露される。
やはり本物のホーンセクションは迫力が違う。

8曲目「Let Me Roll It」ではポールのギタープレイが光る。
ポールはベーシストのイメージが強いけど、ギターも上手いのだ。
ビートルズ時代も、おそらくジョンやジョージより上手かったんじゃないだろうか。

15曲目には、なんとクオリーメン時代の曲が登場。
あまりの激レア曲に驚くと同時に、ドーム内の大合唱で、いかにビートルマニアが多いかがわかった。

ジョージに捧げる「Something」から後半戦だ。
ウクレレからスタートするのはお約束になってるけど、バンドサウンドになってからはベースを弾いてほしい。
だって、この曲のベースラインはすごく名演なんだから。

ビートルズ、ウイングスの名曲が連続し、最後はやっぱコレ「Hey Jude」。
満員のドーム内、響き渡るナーナーナー、感極まる老若男女。

アンコールは、ちょっと珍しい「Birthday」、最近では定番になった「Helter Skelter」そしていつ聴いても感動するアビーロードメドレーで終了となった。

セットリスト

1. A Hard Day’s Night
2. Junior's Farm
3. Can't Buy Me Love
4. Letting Go
5. Who Cares
6. Got To Get You Into My Life
7. Come On to Me
8. Let Me Roll It
9. I’ve Got a Feeling
10. Let ‘Em In
11. My Valentine
12. 1985
13. Maybe I’m Amazed
14. I’ve Just Seen a Face
15. In Spite of All the Danger
16. From Me to You
17. Love Me Do
18. Blackbird
19. Here Today
20. Queenie Eye
21. Lady Madonna
22. Eleanor Rigby
23. Fuh You
24. Being for the Benefit of Mr. Kite!
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band on the Run
28. Back in the U.S.S.R.
29. Let It Be 
30. Live and Let Die
31. Hey Jude

~アンコール~
32. Birthday
33. Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
34. Helter Skelter
35. Golden Slumbers
36. Carry That Weight
37. The End

巷では「Yesterday 」がなかったことを残念がる人も多いようだけど、個人的にはなくてもいい曲。
それより「I Saw Her Standing There」が聴きたかった。
まだ一度も聞いてないし。

それにしてもポールは元気である。
相変わらずお茶目で、いくつになってもライブが楽しくて仕方がないようだ。
多分ライブ中の彼は、60年前ジョンやジョージとクオリーメンをやってた頃と何も変わってないんだろう。
そして、それを見ている僕らもそれぞれのティーンエイジャーに戻った。
僕の左隣にいたビートルズ現役世代のおじいちゃんも、右隣にいたアラフォーカップルもみんな少年少女になった。
この日のナゴヤドームは、大きなタイムカプセルになったのだ。

関係リンク
ポール・マッカートニー 京セラドーム
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ええかげん☆なにがや!音楽祭

2018年11月06日 | ギター
日曜日は「ええかげん なにがや☆音楽祭」に出演してきた。
本当は河芸の海辺のライブハウス「海の家ええかげん」での開催予定だったが、悪天候のため急遽鈴鹿EGG-Whiteでの開催となった。

10数組の出演、時間にして6時間を超える長丁場だったけど、途中ダレることもなく、また外では焼きそばやたこ焼きの販売もあり、いかにも音楽祭という雰囲気を楽しめた。

今回もG-SPCとしての出演で、ボーカルは奈津子さん、リズム隊は初メンバーという組み合わせ。
曲は相川七瀬とレベッカをやった。





1.夢見る少女じゃいられない
2.バイバイ。
3.ヴァージニティ
4.ラズベリードリーム
5.フレンズ

持ち時間は入れ替え込み30分、サウンドチェックなし。
ステージでは自分のギター音があまり聴こえなくて、ミスが多いんどけど、逆に音が小さいのでミスが目立ちにくい。
それでもお客さんの受けはよく、盛り上がってよかった。

動画は、レベル調整が出来なかったことと、撮影の位置が悪かったこともあり、ベースの音が歪んでしまった。
客席の真ん中の方で撮った動画をみると、バランスよく聴こえていたようだ。
さすが新しいライブハウスだけあり、音響は良い。
とくにボーカルがいい感じで響いている。
またステージが広いのもいい。
横幅、奥行き共に県内最大級である。

バイバイ。 鈴鹿EGG White

アンプ持ち込みなれど拘り弱し

2018年11月03日 | ギター
アマチュアバンドのライブ時、マイアンプを持ち込むギタリストは、全体の3分の1くらいのような気がする。
つまり店に置いてあるアンプを使う人の方が多い。

僕はマイアンプを持ち込むときもあるし、お店のを使うこともあり、それは半々くらいだ。
でも皆さんご存知のように、僕はそんなに音に拘りはなく、とりあえず自分が気持ちよく弾ければいいと思ってる。
それでも自分のを持っていくワケは?

まず一つは、店によってアンプの使用料金がかかること。
1000円から2000円くらいだけど、そういうのは払いたくないので、自分のを持っていきます。

二つ目は、慣れないアンプは使いにくいこと。
どの店もローランドJCだったらいいんだけど、意外にもそんなことはない。
アンプによっては電源ボタンが裏側だったり、マスターボリュームがあったり、ゲインを上げなきゃ音が鳴らなかったり、よくわからないツマミがたくさんあって、しかも表示が小さすぎて暗いステージ上で読めなかったりする。
あと数分で本番がスタートするという緊張した状況の中、
「あれ?電源スイッチがない(汗)」とか
「やばい、ボリューム上げてもぜんぜん音が出ない(オロオロ)」
みたいに焦りたくないのだ。

そして三つ目。
サウンドチェック時に、PAさんの指示でギターのボリュームを調整するわけだけど、これでOKとなったツマミの位置が微妙なときがある。
自分たちが一番目の出番なら問題ないんだけど、そうじゃない場合は一旦ツマミを全部ゼロにする。
そして本番直前にサウンドチェック時の位置に合わせるわけだけど、アンプによっては少しの角度の違いで大きく音量が変わってしまうものがあるのだ。
そうなると、本番がスタートしてからギターが大きすぎたり、小さすぎたりしてバランスが崩れるのである。
これがマイアンプなら、基本的に自分専用なので、サウンドチェック時の設定のまま本番を迎えることが出来るのだ。

三つ目に関しては、最近はアンプのボリュームを10なら10と、目盛りに対してピッタリの位置に合わせて、PAさんからの指示に対してはマルチエフェクターの出力で調整するようにしている。

先週のライブから「六本木心中」
80年代ハードロックっぽいサウンドのつもり。
エフェクターはZOOM G5Nのみで、マーシャルのアンプシュミレーター、ディストーション、コンプ、ディレイなどを組み合わせている。
アンプは自分のローランド40XL。


六本木心中
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