昨日は京都祇園のSilver Wingsまで「マイケル祭りin関西Vol.2」を見に行ってきた。
これはマイケル・シェンカーのトリビュートバンドが5つ集まって、大騒ぎするというイベント。
関東では何度も開催されてきたが、関西で開催されるのは今回が2回目、僕が見にいくのは初めてだ。
いろいろ予定が狂って、間に合うかどうかも怪しかったが、なんとか開演までに会場に到着。
知ってる人、知り合った人、名前は知ってたが会うのは初めての人、久しぶりの人、いろいろな出会いは楽しい。
会場は超満員だ。
まず1発目は「U5O」
ここのボーカルさんは以前一緒にセッションをしたことがあり、その実力はよく知っている。
今回はUFOということで、メンバーのファッションにも気合が入っていた。
まず「ライツアウト」からスタート、キーボード、リズムギターなしのタイトな演奏で決める。
トリオ演奏を補うためか、ギタリストはエフェクトを多用するタイプで、このバンド独自の解釈がみられた。
僕の好きな「オー・マイ」が聴けたのも良かったが、ハイライトとなったのはラストの「ロック・ボトム」で、「UFOライブ」のバージョンを元にギター弾きまくりで盛り上がった。
次のバンドは「浪速のシェンカー・グループ」
こちらは女性キーボードが入った5人編成で、「アームド・アンド・レディ」から始まった。
ここのボーカルは非常に関西的なノリで、お笑い芸人のようなMCが面白い。
内輪ネタも織り交ぜた「ネタ」で会場を笑わせる。
バンド演奏は、野太いギターサウンドが特徴で、芯のあるハードな音色だった。
とくに彼らの演奏するインスト曲「イン・トゥ・ジ・アリーナ」は感動的だった。
3つ目、いよいよ僕が一番楽しみにしていた「しっかりしぇんか~グループ」だ。
しっかりしぇんか~さんとは以前からネット付き合いがあるものの、お会いするのは初めて、演奏を聴くのも初めてだ。
また、ボーカルのニール山口さん、お土産ありがとうございました。信玄棒美味しかったです。
このニール山口さんだが、高音のノビが素晴らしい。
セットはMSG、UFOのみならず、スコーピオンズからも1曲演奏したが、クラウス・マイネのハイトーンを苦もなく歌えるのは流石だ。
スタートはライブアルバム「ロック・ウィル・ネバー・ダイ」と同じ流れで、「キャプテン・ネモ~ロック・マイ・ナイツ・アウェイ」から安心して聴けるクオリティ。
意外な選曲「リップ・スティック・トレーシス」や名曲「ラヴ・トゥ・ラヴ」も良かったが、やはり「ロック・ボトム」だ。
1つ目のバンド「U5O」と違い、こちらはスタジオバージョンを基本にしたアレンジだが、途中でツインギターのハモリを取り入れたのは素晴らしいアイデアだった。
次は「JFO」、ドラマーは元マリノのジュン板倉さんだ。
70年代、80年代の定番曲ばかりでなく、最近の曲からスタートしたので面食らった人も多かったと思う。
バンド名はUFOっぽいが、それにこだわらず、いろいろな時代のシェンカーを演奏する。
それより、なにより、このバンドはとにかく上手い。
ギタリストも完全にプロレベル(本当にプロなのかもしれないが)、ドラマーももちろんプロレベル、もう圧倒的だ。
「ロスト・ホライズン」を演奏したのだが、僕は元々そんなに好きな曲ではなかった。
でも彼らの演奏を聴いて感動した。
そしてこの曲を好きになった。
ラストは「マイクロ・シェンカー・グループ」
武道館ライブ「飛翔伝説」と同じスタート、1曲目は「アームド・アンド・レディ」だ。
ここはノリがよい。
とても楽しそうに、それでいながら一生懸命さが伝わる演奏だ。
マイケル・シェンカーのバンドばかり5つも連続すると、当然ダブる曲も出てくる。
最後に出演するバンドはその点不利になるわけだが、たとえダブってもそれをものともしないライブだった。
この日3回目となる「ロック・ボトム」も、スタジオ版をベースにした熱い演奏で、ギタリストのみならず、他のメンバーもキャラが立っていて良かったと思う。
最後はラストのマイクロ・シェンカー・グループの演奏に、それぞれのバンドのギタリストが参加して「5人のマイケルによるライツアウト」を演奏した。
正確にいうと、5人プラス、マネキンの手作りマイケル人形(等身大)が2体あったので、合計7人のマイケルだ。
こうしてこの日のライブは無事大盛り上がりで終了した。
僕が今回これを見て感じたのは、マイケル・シェンカーという同じギタリストのファンでありながら、皆それぞれのマイケル像があり、目指すところが違ってるということ。
たとえば「ロック・ボトム」という曲一つとっても、スタジオ版が好きだったり、ライブ版が好きだったりする。
そのスタジオ版であっても、好きなフレーズは人それぞれ違っており、また理想とする音色も違うだろう。
そういったそれぞれのマイケルが一同に結集して演奏する、素晴らしい夜だった。
これはマイケル・シェンカーのトリビュートバンドが5つ集まって、大騒ぎするというイベント。
関東では何度も開催されてきたが、関西で開催されるのは今回が2回目、僕が見にいくのは初めてだ。
いろいろ予定が狂って、間に合うかどうかも怪しかったが、なんとか開演までに会場に到着。
知ってる人、知り合った人、名前は知ってたが会うのは初めての人、久しぶりの人、いろいろな出会いは楽しい。
会場は超満員だ。
まず1発目は「U5O」
ここのボーカルさんは以前一緒にセッションをしたことがあり、その実力はよく知っている。
今回はUFOということで、メンバーのファッションにも気合が入っていた。
まず「ライツアウト」からスタート、キーボード、リズムギターなしのタイトな演奏で決める。
トリオ演奏を補うためか、ギタリストはエフェクトを多用するタイプで、このバンド独自の解釈がみられた。
僕の好きな「オー・マイ」が聴けたのも良かったが、ハイライトとなったのはラストの「ロック・ボトム」で、「UFOライブ」のバージョンを元にギター弾きまくりで盛り上がった。
次のバンドは「浪速のシェンカー・グループ」
こちらは女性キーボードが入った5人編成で、「アームド・アンド・レディ」から始まった。
ここのボーカルは非常に関西的なノリで、お笑い芸人のようなMCが面白い。
内輪ネタも織り交ぜた「ネタ」で会場を笑わせる。
バンド演奏は、野太いギターサウンドが特徴で、芯のあるハードな音色だった。
とくに彼らの演奏するインスト曲「イン・トゥ・ジ・アリーナ」は感動的だった。
3つ目、いよいよ僕が一番楽しみにしていた「しっかりしぇんか~グループ」だ。
しっかりしぇんか~さんとは以前からネット付き合いがあるものの、お会いするのは初めて、演奏を聴くのも初めてだ。
また、ボーカルのニール山口さん、お土産ありがとうございました。信玄棒美味しかったです。
このニール山口さんだが、高音のノビが素晴らしい。
セットはMSG、UFOのみならず、スコーピオンズからも1曲演奏したが、クラウス・マイネのハイトーンを苦もなく歌えるのは流石だ。
スタートはライブアルバム「ロック・ウィル・ネバー・ダイ」と同じ流れで、「キャプテン・ネモ~ロック・マイ・ナイツ・アウェイ」から安心して聴けるクオリティ。
意外な選曲「リップ・スティック・トレーシス」や名曲「ラヴ・トゥ・ラヴ」も良かったが、やはり「ロック・ボトム」だ。
1つ目のバンド「U5O」と違い、こちらはスタジオバージョンを基本にしたアレンジだが、途中でツインギターのハモリを取り入れたのは素晴らしいアイデアだった。
次は「JFO」、ドラマーは元マリノのジュン板倉さんだ。
70年代、80年代の定番曲ばかりでなく、最近の曲からスタートしたので面食らった人も多かったと思う。
バンド名はUFOっぽいが、それにこだわらず、いろいろな時代のシェンカーを演奏する。
それより、なにより、このバンドはとにかく上手い。
ギタリストも完全にプロレベル(本当にプロなのかもしれないが)、ドラマーももちろんプロレベル、もう圧倒的だ。
「ロスト・ホライズン」を演奏したのだが、僕は元々そんなに好きな曲ではなかった。
でも彼らの演奏を聴いて感動した。
そしてこの曲を好きになった。
ラストは「マイクロ・シェンカー・グループ」
武道館ライブ「飛翔伝説」と同じスタート、1曲目は「アームド・アンド・レディ」だ。
ここはノリがよい。
とても楽しそうに、それでいながら一生懸命さが伝わる演奏だ。
マイケル・シェンカーのバンドばかり5つも連続すると、当然ダブる曲も出てくる。
最後に出演するバンドはその点不利になるわけだが、たとえダブってもそれをものともしないライブだった。
この日3回目となる「ロック・ボトム」も、スタジオ版をベースにした熱い演奏で、ギタリストのみならず、他のメンバーもキャラが立っていて良かったと思う。
最後はラストのマイクロ・シェンカー・グループの演奏に、それぞれのバンドのギタリストが参加して「5人のマイケルによるライツアウト」を演奏した。
正確にいうと、5人プラス、マネキンの手作りマイケル人形(等身大)が2体あったので、合計7人のマイケルだ。
こうしてこの日のライブは無事大盛り上がりで終了した。
僕が今回これを見て感じたのは、マイケル・シェンカーという同じギタリストのファンでありながら、皆それぞれのマイケル像があり、目指すところが違ってるということ。
たとえば「ロック・ボトム」という曲一つとっても、スタジオ版が好きだったり、ライブ版が好きだったりする。
そのスタジオ版であっても、好きなフレーズは人それぞれ違っており、また理想とする音色も違うだろう。
そういったそれぞれのマイケルが一同に結集して演奏する、素晴らしい夜だった。