Music Mania

No Music No Life

EGG忘年会ライブ

2015年12月28日 | 音楽
12月26日、地元でライブイベントがあったので行ってきた。
10数組ものバンドがそれぞれ持ち時間30分で次々に演奏していくのだが、たっぷり5時間音のシャワーを浴びてきた。
10代、20代といった若いバンドは出ておらず、だいたい40代から50代のバンドが多かったように思う。
中でも印象的だったのは、70歳近い人たちのバンドで、音楽って何歳になっても楽しめることがよくわかった。
また、ライブハウスのオーナー夫婦のバンドも楽しさが伝わってくるステージで、この人たちを見てると理想的なライフスタイル
をやってるように感じた。
実際には外で見るより苦労もあるんだろうけど、夫婦でライブハウス経営して、夫婦でバンドやってライブするって、
なかなかそんな人はいない(本職はタマゴ屋さん)。

さて、僕がこのイベントに出かけた最大の理由は、僕の新バンド(これについては後日お話します)のボーカル、ドラムが
それぞれのバンドで出演するからだ。
今回客席でじっくり聴いたけど、立派なパフォーマンスでとても良かったです!
本人曰く、70点の出来だったり、練習時の実力がぜんぜん発揮出来なかったとのこと。
いやいや、ドラマーのバンドはトップバッターで、いきなりの「Smoke on the Water」はインパクト絶大だったし、
客席の年齢層が高いこともあって、ツボな選曲にパワフルな演奏は客受けも良かった。
ボーカルのバンドは、スタート前からハプニングがあったり、時間切れで強制終了になったりもしたけど、
客席では他のどのバンドより盛り上がっていたと思う。

ライブ後は三日月の皆さんと打ち上げに参加。
部外者なのに、まるで同じメンバーかのように接していただきありがとうございました。
いろいろ赤裸々な話で盛り上がり、まるで19、20歳に戻ったような気分でした。
音楽のチカラはすごい!



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落ち葉が風に舞う頃、僕は

2015年12月26日 | 日常
今年は12月に入っても寒さが緩いせいか、あまり師走という感じがしない。
気がつけばクリスマス、あと一週間もしないうちに今年も終了すると思われる。
最近知った言葉だけど、クリスマスを一人で過ごすことをクリボッチというそうだ。
クリボッチって、なんか可愛い感じがするんだけど。
若い女性が「あたし、今年はクリボッチなんだ」というと、一人でシャンパン飲んだりケーキを食べたりして楽しんでそう。
クリボッチがいいんだったら、一人カラオケはカラボッチとか、一人旅はタビボッチとか、一人焼き肉はニクボッチとかもOKか。

年末といえば年賀状。
実はここ数年、年賀状を一枚も書いていない。
書かないだけでなく、来た年賀状も見ていない。
なので、誰から年賀状が来ているのか、何枚来ているのかわからない。
僕自身は前からずっと年賀状をやめたい、と思っていた。
今はメールもあるし、LINEとかSNSとか、年末年始の挨拶はそれでいいと思ってる。
また、自分の親や親戚とは正月に顔を会わせるので、そのとき喋ればいいのだ。
で、メールもLINEもSNSの交流もなく、会社関係者でも親戚でもない人、もう何年も顔を見ていない人、
そういう人とまで繋がってる必要はないと思う。
それで、僕自身は年賀状を書くのをやめたんだけど、それでも毎年正月になるとそれなりの枚数が配達されてくる。
どうも、妻が僕の名前で年賀状を書いているようだ。
書かなくていいって言ってるんだけどね。

そういえば、今スターウォーズの最新作が上映されているようだ。
僕はスターウォーズシリーズを見ていないので、今の新作も見に行くつもりはないのだけど、昔からのファンはきっと嬉しい
だろうな、と思う。
でも世の中には、自分の興味のないものが持ち上げられてるのを腹が立って仕方ない人もいて、
やれ過大評価だの、マスコミにのせられてるだの、disりまくってる。
別にいいじゃない、好きな人が好きな映画を見に行き、たまたまそんな人がすごく多いだけなんだから。

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クリームの味

2015年12月20日 | 日常
僕の祖母が生きていたころ、アイスクリームもソフトクリームも生クリームもバタークリームも、すべて「クリーム」と言っていた。
夏の暑い日中、「冷蔵庫にクリーム入ってるよ」とよく言ってたものだ。
そういえば、バタークリームって見かけなくなったよね。
あのマーガリンみたいな、ヌルっとした食感は独特で、僕が小さい頃のケーキといえばバタークリームが主流だった。
噂によると、昔のバタークリームは、本当はバターではなくマーガリンを使ってたらしく、それであの濃厚でちょっとクドイ味わい
だったと言われる。
きちんとバターで作られたバタークリームは、今もマニア人気があるらしく、なかなか悪くないらしい。

ここで無理やりロックな話題に振ってみる。

クリームというロックバンドがあって、しばし「ハードロックの元祖」みたいに言われる。
僕は最近クリームの「ライブ・クリーム・VOL2」というアルバムを買った。
1曲目からガンガンとハードなロックが展開される。
ギターはエリック・クラプトン、今の彼からは想像できないくらい音が歪んでいて弾きまくっているのだが、
ベースのジャック・ブルース、ドラムのジンジャー・ベイカーも全力全開で、とにかく激しい演奏を繰り広げている。

で、ふと気付いたこと。
クリームのやっているロックは、曲そのものはあくまでも普通のロックで、ハードロックとはちょっと違うということだ。
実際、クリームのスタジオアルバムはそんなにハードではなく、普通のロックかブルースばかりだ。
ライブになると、ギター、ベース、ドラムの激しいバトルが始まり、血沸き肉踊るパフォーマンスが繰り広げられるんだけど、
それでも元になってる曲はハードロックではなく、普通のロックやブルースだ。
なので、クリームはハードロックではなく、ハードなロックなんだと思う。

僕の感覚からすると、ジミヘンもハードロックというより、ハードなロックだと思う。
レッド・ツェッペリンになってくると、1枚目のアルバムから「Good Times Bad Times」や「Communication Breakdown」があり、
これらは曲そのものがハードロックだと思う。

というわけで、クリームはハードロックのきっかけを作ったバンドなんだと思う。

Cream - Live Cream II - 1 - Deserted Cities of the Heart


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真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!

2015年12月19日 | 日常
タモリが言ったらしい名言

「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」

なかなかコクのある深い言葉だと思う。

人生とは何か、人はなぜ生きるのか、人にとって仕事とは、仕事と遊びどっちが大事なのか。
仕事じゃないからこそ、真剣にやれ、という。
何を?
それは子育てかもしれないし、家族の食事かもしれないし、友人たちとのバーベキューかもしれない。
人によっては、好きなアイドルとの握手会だったり、アマチュアバンドのライブだったりすることは、
真剣に取り組むに値することだろう。

じゃあ仕事は適当でいいのか、ということだけど、たぶん職種にもよると思う。
医者と工場のラインでネジを締めている人では、仕事観が違ってるかもしれない。
もちろん、医者のほうが偉い仕事をしている、とはいわないよ。
ラインでネジを締めてる人は、そのおかげで多くの人がなんらかの恩威を受けてると思うし、
それに誇りを持ってる人だってたくさんいるはずだ。
でも「仕事つまんないし、早く帰って子供の顔が見たいよ」、と思ってもいいんじゃないのかな。

他の国のことは知らないけど日本では、仕事は生き甲斐でなければならず、仕事のためなら少々家庭を犠牲にするのは仕方が
ない、という価値観に支配されてると思う。
そんななか、タモリの「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」という言葉は、ハっとさせられるものがある。
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キング・クリムゾン来日中

2015年12月12日 | 音楽
英国プログレッシブ・ロックの大御所、キング・クリムゾンが来日中である。
今回の来日公演はいつもと違う。
たぶん、クリムゾン史上初である、過去の名曲集といった内容なのだ。

今までのクリムゾンは、大御所バンドには珍しく、ニューアルバムを発表したら、そこから全曲演奏し、
一つ前のアルバムから半分くらいを演奏する。
古い曲はほとんどなし、というのが常だった。
僕は過去2回ライブを見に行ってるが、多くの人が聴きたいであろう、「21世紀のスキゾイドマン」とか「エピタフ」とか
「太陽と戦慄パート2」とかはやらなかった。

今回の来日情報を知ったとき、来日前にニューアルバムを発表して、そこから全曲、それから前作「パワー・トゥ・ビリーブ」から
と、その前の「コンストラクション・オブ・ライト」からが大半だろうと予想した。
しかし、その予想は見事に外れたようだ。
東京公演のセットリストを見てほしい。

1.Larks’ Tongues in Aspic, Part One
2.Pictures of a City
3.Epitaph
4.Radical Action
5.Meltdown
6.Level Five
7.Peace- An End
8.Hell Hounds of Krim
9.The ConstruKction of Light
10.The Letters
11.Banshee Legs Bell Hassle
12.The Talking Drum
13.Larks’ Tongues in Aspic, Part Two
14.Starless
(Encore)
15.Devil Dogs of Tessellation Row
16.The Court of the Crimson King
17.21st Century Schizoid Man

1曲目から「太陽と戦慄パート1」という度肝を抜くスタートだ。
で、2曲目、3曲目、これだけで昔からのクリムゾンファンは、オシッコちびりそうな展開になっている。
後半は「トーキング・ドラム」から「太陽と戦慄パート2」そして「スターレス」という、ちょっと前までのクリムゾンでは絶対に
ありえない曲が並んでいる。
もちろんアンコールもすごい。
「宮殿」そして「21世紀のスキゾイドマン」だ。

さて、クリムゾン来日公演だが、実はまだ間に合う。
名古屋公演が21日で、チケットはまだ発売中。
ああ、どうしようか、これ。

これがね、年末のこの時期、とても会社が休めそうにないのである。
仕方がないので、「行かない理由」だけ並べておく。

「だって、ベース、ボーカルがグレッグ・レイクじゃないし」
「だって、ベース、ボーカルがジョン・ウェットンじゃないし」
「せめてボーカルはエイドリアン・ブリューじゃなきゃ」
「ヴァイオリン、キーボードは、やっぱデビッド・クロス以外考えられないし」
「宮殿はイアン・マクドナルドのフルートで聴きたいし」
「ドラム3人も並べるより、ビル・ブラッフォード1人のほうがいいし」

あの、行かれる方、思う存分楽しんできてください。
レポ楽しみにしてます。

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