
2007年レッド・ツェッペリンが再結成ライブを行った。
定員2万人くらいのところに、20万もの応募があったという。
このまま再結成をして、ワールドツアーを行うとの噂もあったが、ボーカル、ロバート・プラントの反対により、一夜限りの夢に終わった。
もし、ワールドツアーを行い、来日していれば、ちょっとしたお祭り騒ぎになったのではないだろうか?
僕はこの噂を聞いたとき、絶対に行きたいと思ったものだ。
さて、そんな彼らの一夜の夢がライブ作品として発表された。
ライブCDを中心として、いろいろな組み合わせが選べる。
1.ライブCD(2枚組)+ブルーレイ+初回限定のリハーサルDVDの4枚組
2.ライブCD(2枚組)+DVD+初回限定のリハーサルDVDの4枚組
3.ライブCD(2枚組)+ブルーレイの3枚組
4.ライブCD(2枚組)+DVDの3枚組
5.ライブCDのみの2枚組
それぞれに国内版と輸入版がある。
僕が買ったのは、3番のライブCD(2枚組)+ブルーレイのタイプだ。
ライブCDとブルーレイは同じ内容で、家で見るならブルーレイ、車で聴くならCD、というわけで、いつどこでもツェッペリンが楽しめる。
はっきり言って、70年代初期の頃のようなジミー・ペイジの神がかったプレイは見られないし、プラントも高音が出ていない。
それでも、ガッカリするほど酷いわけでもなく、皆が予想していた以上に素晴らしいプレイをしている。
もちろん、ジョン・ポール・ジョーンズのベース、キーボードプレイは、未だに衰えは感じないし、何より故ジョン・ボーナムの息子、ジェイソンのドラムは完全に父親譲りのヘヴィさだ。
セットリストはオールタイムベストな選曲で、まずまず納得のいく内容といえる。
僕としては「アキレス最後の戦い」をやってほしかったが。
珍しいのは「幻惑されて」が11分と短いこと、「胸いっぱいの愛を」が中間のロックンロールメドレーがないショートバージョンだということ。
でもご安心あれ、しっかりとペイジのヴァイオリン奏法もあるし、テルミンも使っている。
詳しい感想は、もう少し聞き込んでからということで。
今日はここまで。