ラクして効果を得たい

最近SNSで、お腹に貼るだけで腹筋が鍛えられるというシックスパットを使ってみようという人が多い。

僕は昨年買ったアルインコが自分に合うようで、今も使ってるし、効果もあるので、シックスパットを買おうとは思わないけど、きちんと使えば効果はあると思う。
実際、50万個くらい売れてるらしい。

アルインコやシックスパットを買う人って、要するにラクしたい人間である。
本来、地道な積み重ねや努力が必要なのに、そういう忍耐がない。
でも効果はほしい。
だから、ラクして高い効果が期待出来るこの手の品物が売れるのである。

こういうラクして効果が得られることを謳う商品は昔からあった。
そして、それらの商品のうち、詐欺に近いものも多いけれど、きちんと使って続ければ本当に効果が得られるものも多いと思う。

例えば、僕が子供の頃、少年雑誌なんかに掲載されてた、寝てる間に暗記が出来る「睡眠学習キット」なんかもそうだろう。
睡眠学習をするには、寝る前にカセットに暗記したい事柄をテープに吹き込まねばならず、英語の綴りや文法、歴史の年表なんかを繰り返し録音してる時点でだいたい暗記してしまうという。
それを毎晩やってれば成績もあがるだろう。

そのほか、手の平をマシンに乗せて学習効果を上げる「ドクターキャツポー」とか、筋トレ器具のブルワーカーなんかも、きちんと使って毎日続ければ効果はあったと思う。

僕は思うんだけど、ラクして高い効果を得ようとする人は、結局はそのラクなことも面倒になって三日坊主に終わる可能性が高いと思う。
シックスパットも、貼るだけでしんどいトレーニングをしなくて済むんだけど、あれを毎日20分とか30分貼ってトレーニング状態にするっていうのは、かなり面倒くさいと思う。
でも、それを毎日、できれば半年とか1年とか続ければ効果はあると思う。

ギブソン社が危ない

老舗ギターメーカーのギブソンが倒産の危機にあるという。
昨年10月に5億2千万ドルの負債を抱え、メンフィス工場を手放したものの、売却額は1700万ドルにしかならず、危機的状況であるらしい。
現在の売上額は不明なものの、2012年ごろで2億９千万ドルくらいだったらしいので、かなり厳しい状況だ。

これは世界的にギターの売り上げが落ちていることに原因があるという。
中でも高価なギブソン社のギターは、もろにその影響を受けたと思われる。

ここに日本国内でのギターの出荷台数のグラフがある。
これを見ると、2007年に32万台だったのが、2015年で半数以下になってるのがわかる。
一時期、アニメやＡＫＢバンドの影響もあって、エレキギターの売り上げが盛り上がっていたようだけど、そこで売れていたのは数万円で買えるギターで、高価なギブソンは売れてなかったと思われる。



僕にとってギブソンといえば、ギターヒーローのギターである。
僕はストラト使いでありながら、少年時代に憧れたギタリストたちはギブソン使いが多いのだ。
ジミー・ペイジ、エース・フレイリー、トニー・アイオミ、アンガス・ヤング、それにマイケル・シェンカーなど。
形は違えど、ギブソンのギターを愛し、数々の名曲、名リフ、名ギターソロを奏でてきた人たちだ。
しかし、80年代以降のギターヒーローたちは、あまりギブソンを使ってないように思う、
なぜなら、80年代からのテクニック志向のギターソロを弾きこなすには、ギブソンのギターは弾きやすいとはいえないからだ。
とくにギブソンの代名詞的なレスポールモデルなんかは、極限状態の高速速弾きをするには向かないだろう。

それにしても、ギブソン社がなくなるなんてことは、ロック界の大きな損失となる。
なんとか持ち直してほしいものだ。

酷道を走りたがる人たち

クルマをドライブするとき、普通は出来るだけ広くてカーブの少ない道を走りたいと思うだろう。
誰だって快適にクルマを走らせたい。
しかし世の中には、あえて細くて路面状態が悪くて曲がりくねった道を走りたいという人もいる。
いわゆる「酷道マニア」と呼ばれる人たちだ。
どこかにクルマで走るのが困難なほど酷い道があると聞きつけると、遠方からその道を走るためにやってくるのである。
まさにモノ好きというか、変人一歩手前な微笑ましい人たちなのだ。

三重県にもいくつもの「酷道」がある。
とくにマニアに人気なのが、いなべ市から滋賀県に抜ける国道421号線の旧道である。
僕は新しく出来たほうの道しか走ったことがないんだけど、ネット上にはいくつもマニアによるレポートがあり、ユーチューブには動画もあがっている。
その後、旧道のほうは通行止めになったともいわれる。
おそらくこのまま復旧することなく廃道になると思われる。

もう一つマニアに人気なのが、名阪ではない国道25号線だ。
非名阪と呼ばれる国道25号は、僕に言わせれば一部を除いて普通の道に感じるけど。
その一部というのが、亀山市から伊賀市に通じる峠道で、この区間だけ細くて狭くて険しい感じになるけど、びっくりするほど酷くはない。
よく雪や事故で名阪が通行止めになったり、渋滞がひどいとここを走ったものだ。

僕が走ってウンザリした道は、奈良県の十津川から尾鷲に抜ける道で、ここは本当に道が狭くヘアピンカーブが連続してとても疲れた。
道自体は荒れてるとか狭すぎるということはなかったけど、山道がとても長かったのだ。

日本にはまだまだ国道なのに、狭くて荒れていて危険な道がいくつもあるらしい。
もちろん、林道なんかだと本当に狭くて曲がりくねった道はいくつもあるだろうけど、いちおう国が定めた道なのに酷い、というのが重要なのだろう。

今回酷道マニアというのを紹介してみたけど、こういう道を走ってみたいという気持ちは少しは理解できる。
でも、僕ならどっちかというと廃道のほうが興味あるかな。
廃村につながる廃道なんて、なかなか面白そうだ。


国道421号 石榑峠（通行止め区間）

第9回フォリナーセッション

昨日は大阪で行われたフォリナーセッションに参加してきた。
場所はライブ＆バーPAGE ONE。



今回はセッション前にアコースティックライブが3組行われ、それぞれ特色が違ってて面白かった。

まずは二部イスパ。
こちらはいつもお世話になってるセッション主催の忍者さん率いるスペインロックだ。
忍者さんも行ってたけど、言語がスペイン語というだけで、イギリスやアメリカのロック、ポップスと変わらない。
僕は一時期台湾ポップスをよく聞いてたけど、英語、日本語以外にもいい曲はたくさんあるのだ。

次はＳ．Ｉ．Ｎ．Ｇ
こちらはFOREGINGERのボーカルさんのアコースティックハードロック。
KISSのアンプラグドみたいな感じで、ハードロックの名曲をアコースティックでやるバンド。
なかなかカッコよかった。

そしてKeith＆Brenda
こちらはキーボード、アコギ、プログラミングの男性と女性ボーカルで、すごく素敵だ。
けっこうライブを重ねてるようで、さすがに手慣れた感じだ。

後半はセッションタイム。
演奏曲は以下の通り(赤文字は参加曲）

1.Feels like The First Time
2.Cold As Ice
3.Head Knocker
4.The Damege Is Done
5.Long long Way From Home
6.Double Vision
7.Girl like You
8.Woman Oh Woman
9.At War With The World
10.I Need You
11.Girl Like You
12.Night Life
13.Juke Box Hero
14.Hot Blooded
15.Head Games
16.Blue Morning Blue Day





今回の初仕込みは「I Need You」
それと、エレキパートは初めてとなる「The Damege Is Done」。
とくには「I Need You」はギターソロが長く、僕の見せ場となる曲だったけど、まあまあ出来たと思う。
エンディングはフェイドアウトするんだけど、打ち合わせもなくうまく締めれた。

後半「Juke Box Hero」と「Hot Blooded」ではギターソロの掛け合いをやったんだけど、相手がものすごくテクニカルな凄腕で、全くかなわなかった。
でもこういうギターバトルって久しぶりだったので楽しかった。


Need You 2018 2 10

STEFANIE 春のライブのお知らせ

STEFANIE、春のライブのお知らせ

春になったらSTEFANIE主催でライブ2本やります。

4月22日（日）　鈴鹿ライブハウスEGG
「Female Vocal's Spring Concert」
女性ボーカルばかりのイベントで、ロックあり、ポップスあり、アコースティックありです。
（出演）
・ＡＩＱ　（アコースティック・ポップス）
・M-amour　（山口百恵アコースティック）
・Lawless　Area　（ロックカバー、オリジナルロック）
・STEFANIE　（レベッカカバー）

17時30分開場
18時00分開演
入場無料、ドリンク、食べ物持ち込み可



5月12日（土）　大阪市西本町マザーポップコーン
「関西レベッカ祭り」
レベッカバンドばかり４バンド出演する、レベッカ好きのためのイベントです。
（出演）
・Rebekah
・NOBECCA
・REMY MARTIN
・STEFANIE

17時00分開場
17時30分開演
入場　1500円（ドリンク代別）