Music Mania

No Music No Life

オルトレキシアに注意

2024年09月17日 | 食べ物
皆さんはこんな言葉を聞いたことはないだろうか?

・健康オタクほど不健康
・健康オタクは早死

幸い僕の周りには早死にするほどの健康オタクはいないし、見るからに不健康な健康オタクもいないけれど、ネット上ではよく聞く話だ。
健康のために菜食主義をしてたら風邪をひきやすくなり肌もボロボロになったとか、ヴィーガン辞めたら驚くほど身体の調子が良くなったとか。

こういう、健康を意識しすぎて不健康になることをオルトレキシアというらしい。

先日「白米は身体に毒」という意見があることを紹介したけれど、ネット上、とくにYouTube上には人々の不安を煽る健康的情報が溢れている。
「絶対に食べてはいけないナントカ」とか「早死にする食事10選」とか「ほとんどの医者が食べない危険すぎる食材」とか「今すぐやめろ、ガンになるリスク爆上がり食材」といったものが再生回数をどんどん上げている。
こういうのを毎日見続けて、一口でも「絶対食うな」食を食べたら罪悪感に苛まれる。
そして「積極的に食うべし」食しか食べられなくなり、一種の摂食障害になり、健康のためにどんどん不健康になっていくという。

何事もこだわり過ぎ、やり過ぎはよくない。
ほどほどにバランスよく、ストレスなく、ときには好きなもの、食べたいものを思い切り食べていいと思う。
アレはダメ、これもダメ、死亡リスクガー、ガンリスクガー、そういう動画ばかり見るのはやめよう。

というわけで

[絶対見るな]オルトレキシアになるリスク爆上がりの超危険動画![早死にするぞ!]

・本要約○ャンネル
・人は食べた○のでできている
・健○読書
・からわか○ボ
その他、危険を煽り人を不安にさせる動画

酒は百薬の長

2024年09月07日 | 食べ物
「酒は百薬の長」という言葉がある。
適量の酒はどんな良薬よりも効果がある、という意味だが、もっといろいろな、大きな力があるのではなかろうか?と考えている。

例えば、やたらと人々の不安を煽り、こんなのを食べてると早死にするぞ、ガンになるぞと言ってるワイドショーの医療関係者も、アルコールは身体に悪いとは絶対に言わない。
雛壇に座ってるタレントも、もちろんアルコールを悪くは言わない。
もし、「お酒は身体に悪いのでいっさい飲まないんですよ」なんてホントのことを言っちゃったら、もうその人は明日から干されて、テレビで見かけることは無くなってしまうだろう。
これはまさに「百薬の長」の成せる技である。

飲酒運転で人が跳ねられても、子供が亡くなっても、お酒は悪くありません。
悪いのは人間で、お酒に罪はない。
これが違法薬物だったら、人間より薬物が徹底的に悪いことになるけど、アルコールのみ人間だけが悪くなる。
さすがは「百薬の長」だ。

日頃、健康に気を使ってることで有名な人でも、アルコールは毎日飲むという人は多い。すごく多い。
ストイックなまでに健康管理しているGACKTだって、アルコールは浴びるように飲むし、塩分や糖分をすごく気にして、健康面に気をつけて自炊しているひろゆきだって、配信時は必ずビールを飲む。
同じく、徹底的に健康にこだわり、食事管理と運動を欠かさない村上春樹も大のアルコール好きで有名だ。
おそらく彼らの健康の秘訣の中に「アルコールは飲めば飲むほど身体にいい」という項目があるのだろう。
「百薬の長」恐るべし!

世界の首脳とかが集まる政治的なパーティーにおいてもアルコールは欠かせない。
もし、「国の重要な立場である皆様の健康を考えてアルコールはいっさいお出ししません」とかやっちゃったら、たちまちブーイングの嵐だろう。
「百薬の長」をなめてはいけないのだ。

もちろんロックスターなんてのは飲兵衛ばかりだ。
アルコールをたらふく飲んで、素晴らしい曲を書き、ステージでクレイジーなパフォーマンスを披露する。
著名なロックスターで、酒なんか絶対飲むなと正しいことを堂々と公言してるのってジーン・シモンズだけじゃなかろうか。
「百薬の長」は強いのだ。

僕は今年で断酒15年。
不健康路線真っしぐらだ。
百薬の長に逆らってるので、たぶんあと数年で死ぬんだろう。
そのときは皆さん、笑ってくださいな。

「白米は身体に悪い」は常識である。知らんけど。

2024年09月07日 | 食べ物
最近、ネットの自称情報強者に大人気なのが、「白米は身体に悪い」という話だ。
「白米は絶対食べません」とか「もう白米はやめました」なんて話が飛び交っている。
白米、小麦粉、砂糖は「白い三悪魔」と言われて、数ある食べ物の中で「控えましょう」とか「食べ過ぎないように」というレベルではなく「食べてはいけない」という種目に入ってたりする。
なかには、白米を食べるというのは砂糖を食べてるのと一緒、と言ってる人もいる。


これを言い出したのはカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)准教授の津川友介という人で、「最先端の医学では白米は身体に悪い、は常識だ」という。
白米は血糖値を上げ、脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化による病気が起こるリスクを高める可能性があるから食べるな、というのだ。
たとえ小量であっても糖尿病のリスクを高めるので、量の問題ではないらしい。

多くの日本人は日常的に白米を食べている。
少しの量でも糖尿病のリスクを高め、脳卒中、心筋梗塞になる白米を食べているわけだ。
ということは、日本人は世界から見たら、平均寿命はものすごく低いのだろうか?
そんなことはない。
むしろ平均寿命の高さは世界トップレベルだ。
そして100歳を超える長寿の人も、普通に毎日白米を食べている。


2年前1ヶ月入院したとき、毎日、朝、昼、晩と毎食必ず大きめの茶碗1杯の白米が出た。
僕は毎日それを残すことなく、全部食べていた。
この病院は患者をわざと病気にさせる恐ろしいところだったのか?
そんなはずはない。
栄養士の人が監修したバランスのいい食事だったはずだ。

健康の常識というのは、それこそ「今日の常識は明日の非常識」みたいなことが多い。
とはいえ、白米をいっさい食べない、なんてのは日本人にとってかなり厳しいことだ。
なので、「もう白米は食べません」とか言ってる人で5年後も食べてない人はどれだけ残ってるか疑問だ。
おそらくほとんどいないだろう。
その点、GACKTは20年も白米食べてないというのはスゴイと思う。

令和のコメ不足と言われる昨今、白米食べない族は勝ち組となっている。
これを機会に白米は毒であるとマスコミがアピールしたら、コメ不足も解消されるんじゃないだろうか。

カツ丼をがっつり食べる話

2024年05月26日 | 食べ物
今日の昼ご飯はカツ丼が食べたい。
というか、前日から明日の昼はカツ丼を食べにいこうと考えていたので、素直にそれを実行する。
幸いなことに僕の家の近所にはカツ丼が美味しい店がいくつかある。
一番近いところだと喜久家というお寿司屋さんがあって、そこのカツ丼が名物となっている。
とくにランチの時間帯に行くと、お客さんの大半がカツ丼を食べているという、寿司屋らしからぬ風景の店だ。
なぜそんなにカツ丼が人気なのかというと、ご飯もトンカツも量が多くて、それでいて値段もみそ汁がついて1000円くらいと安いのだ。
おそらく1合はあると思われるご飯に、丼から大きくはみ出すトンカツが乗っているので、がっつり食べたい労働者や大食いの若者なんかに人気なのだ。

家から2キロくらい離れたところに2軒の大衆食堂があって、どちらもカツ丼は売りの一つになっている。
JR東海道線の線路を超えたところにある千元という店は小さいお店だけど僕のお気に入りの店で、基本的に何を食べても美味しい。
とくにエビフライ定食や唐揚げ定食が好みなのだが、もちろんカツ丼もうまい。
量は普通だけど、だしの効いた卵とじがいいのだ。

もう一つは七色食堂というところで、こちらはしっかりお腹いっぱいになるお店らしい。
らしい、というのは、実は僕はここには行ったことがないのだった。
というのも、自分の生活圏のなかで、とても微妙な位置に店があって、基本的にこの店の前を通ることがないのだった。
地元グルメ系ユーチューバーの人たちの動画を見るととても美味しそうなので、今回はここへ行くのだ。

店内はわりと広い。
僕は一人だったのでカウンターで良かったのだけど、あいにくカウンター席は埋まっていたので、4人がけテーブルに案内される。
メニューを見ると各種定食のほか、丼ものやカレーもある。
しかし僕はメニューを見る前からカツ丼と決めてたので、迷わずそれを注文した。
ご飯の量はどうされますか?と聞かれたので、普通で、と答える。
ユーチューブでは、ここのお店は量が多いので女性や小食の人はご飯少なめにした方がいいと言ってたけど、僕は量が多いことで有名な喜久家のカツ丼をペロリと平らげるので、まあ大丈夫だろう。

待っていると、僕のテーブルに男性二人組がやってきて相席いいですか?と訪ねるので、もちろん大丈夫だと答える。
年齢はあきらかに僕より年上と思われる二人で、そのうちの一人もカツ丼を注文した。
そしてご飯の量は普通ではなく「多めで」と答えていた。
実をいうと、もしご飯普通でと頼んだはいいけど、想像以上に多すぎたら困ったことになるとちょっとだけ不安だったけど、この自分より年上と思われる男性がさらに多い量を注文してるんだから安心した。

やがてカツ丼が運ばれてきた。
噂通り、かなり量が多い。
丼からはみ出さんばかりにトンカツが乗っかり、2個は使ってると思われる卵が絡んでいる。
まずはトンカツから食べてみる。
しっかり肉厚だけど、とても柔らかく、豚肉のうまみもある。
そして、ここが重要なんだけど、すこし薄味だ。
いや、薄味というより、濃くはなく、これからこの量のカツ丼と対決するにあたり、これくらいの味付けがちょうどいいのだ。
ご飯はしっかり1合、いや1合を少し超えるかな。
とにかくワシワシと食べ続ける。
ときどきみそ汁と漬け物も食べながら、ひたすら食べ続ける。
そして完食した。
美味しかった、満腹です。

同じテーブルのご飯多めのカツ丼は、あきらかに多めというより、大盛りだった。
そのオジサンはご飯1合半くらいあるだろうそれを完食していた。
この年齢(推定年齢65歳)でこんなに食べるなんて、とても胃腸が丈夫な方なんだろう。
僕も65歳になってもここのカツ丼(普通盛りでいい)が食べられるくらい健康的でありたい。


炊飯器

2023年07月01日 | 食べ物
炊飯器を買った。
今まで使ってた炊飯器は頻繁にエラーが出るようになったので買い替えたのだ。
我が家としてはこれが3台目となる。
1台目はわずか5年ほどで壊れた。
2台目は24年くらい使った。
今度の3台目も20年以上使いたい。

新しい炊飯器を買うにあたり、完全に無知だったので、少しだけ下調べをおこなった。
まず、うちは基本的に2合弱で炊いていて、カレーや丼ものや炊き込みご飯のときのみ2合半くらい炊いている。
それで夕飯用と翌日の弁当用なのだ。
今までは5合用か炊きを使ってたけど、3合炊きで充分だろうし、たぶんその方が美味しい。
炊き方はマイコンタイプとIHタイプというのがあり、IHの方が美味しく炊けるらしい。
その代わり値段も倍以上する。
とは言っても長く使うつもりだし、2〜3万円くらいなのでIHタイプを買うことにした。

買ったのは「タイガー魔法瓶 IHジャー炊飯器 炊きたて JPF-G055 KL」というもの。
と書いて、「あー、それね、それオレも欲しかったヤツだよ!」などという炊飯器マニアの人も少ないだろうけど。