Music Mania

No Music No Life

時間と言葉

2014年04月27日 | 日常
昨日の夜、テレビで映画「テルマエロマエ」を見た。
古代ローマ時代の浴場設計士が、現代日本とタイムスリップを繰り返し、カルチャーショックを受けたり、騒動を起こしたりする娯楽映画だ。
B級映画だが、主演の阿部寛のリアクションが面白く、大ヒットしたらしい。
昨日から続編である「テルマエロマエ2」が上映されている。

この手のタイムスリップものというのは、映画やドラマの一ジャンルになっていて、多くの作品がある。

実際問題として、現代人が過去にタイムスリップした場合、何時代まで言葉が通じて会話が成り立つのだろうか?

戦後の昭和なら問題ない。
戦前でもたぶん問題ないだろう。

明治はどうだろう。
この辺から怪しくなってくると思う。
この度世界遺産に登録される富岡製糸場が作られた明治5年だと、東京で7割くらいか。

江戸時代になると、江戸に住む人でも半分くらいしか通じないと言われる。
なので、戦国時代やそれ以前では、普通の会話は不可能だろう。

現代人が数百年前の時代に行く。
歴史上の人物に出会う。
歴史的事件を目の当たりにする。
歴史好きなら是非一度行ってみたいものだが、そのときは通訳が必要になるに違いない。
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あなたはヤンキーですか?

2014年04月26日 | 日常
最近ヤンキー論が盛んのようだ。
ヤンキーについて研究した書籍がいくつも発刊され、ネット上でも話題になっている。
“マイルドヤンキー”や“新保守層”といった新語も生み出され、これからの経済は地方のヤンキー層をいかに取り込むかが鍵になるといわれる。

ここでいうヤンキーとは、いわゆる不良少年のことではなく、どちらかというと、元ヤンキーだけど今はマジメに働いている人たちと、不良経験はないがヤンキー的価値観を持つ人たちだ。

ここで鍵になるのが「ヤンキー的価値観」なのだが、これを具体的に書くとこうなる。

・昔はワルだった、十代の頃は荒れてた、などという過去がカッコイイことだと思っている

・クルマは大きくて厳つい高級車が好き

・サンリオやディズニーのキャラクターが好き

・ドン・キホーテで買い物をするのが好き

・ユニクロより、しまむらやアベイルが好き

・スマホの使い道は、主にLINEとゲームで、SNSには興味がない

・好きな音楽は、EXILE、湘南乃風、氣志團、安室奈美恵、浜崎あゆみ、など

・基本的に英語が苦手

・パチンコ、競馬など、ギャンブル全般が好き

・休日はイオンモールへ行く

・中学、高校時代の人間関係を大事にする

・若いうちに“出来ちゃった婚”をし、子供にはキラキラネームをつける

・地元愛が強く、地元の祭を盛り上げる

まだまだあるが、キリがないのでこの辺にしておこう。

ここではっきりしとかなきゃいけないのは、彼らのほとんどは普段マジメに働き、家庭を大事にし、普通に暮らしている人たちだということ。
仮に、自分の家の隣に彼らが引っ越してきたとしても、愛想よく、笑顔で挨拶してくれるだろう。

今の日本、ヤンキー文化がかつてないほど、浸透しているという。
そうなのかもしれないが、僕は今に始まった事ではない気もする。
実はずっと昔から、それは数百年前からヤンキー文化に通じるものがあったのではないかと思うのだが。


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マクドナルド渋滞

2014年04月20日 | 日常
僕の家から1キロもないくらいのところにマクドナルドがある。
休日の昼頃はマクドナルドのドライブスルー待ちで、近くの道が渋滞する。
駐車場も満車だ。
僕は数年に1回くらいしかマクドナルドを食べないので、その店がいくら混雑しようが関係ないのだが、同じ敷地内にあるローソンに行こうとすると、混雑に巻き込まれるのがうっとおしい。

このマクドナルド渋滞というのは、この店だけのことかと思いきや、そうではないらしい。
けっこう日本中で発生する状態で、なかには1キロ以上もの列を作るところもあるそうだ。
昨年からマクドナルドの売り上げは落ちてるらしいが、この渋滞をみていると、そんな実感はない。

そういえば、先日中国の友人からメールがあり、マクドナルドへ行ってきたとのこと。
ご丁寧に、店内で得意気にポーズを決める写真まで添付されていたが、向こうでは高級店扱いだそうだ。
普通のハンバーガーが、日本の貨幣価値に換算して、だいたい1500円くらい。
高すぎる。
そちらで気軽に買える油条(ヨータオ 中国風揚げパン)くらいの値段で食べられなきゃダメだろう。

日本で、ちょっとハンバーガーでも食べようか、と思ったとき、最も安く買えるのはマクドナルドだ。
僕もたまに、“今日の昼食はマックでいいか”と思うときもある。
しかし、あの混雑を見ると、とても並んでまで食べたいとは思わないのだった。
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メカに強い男

2014年04月19日 | 日常
アクセラのタイヤ交換をしてきた。
新車で買って9万6千キロ、初めての交換である。
ここまで新車装着時のタイヤがもつなんて、自分もディーラーも驚いている。
整備の人によると、この距離を走って、まだ溝が残っていて車検も通るレベルというのは、初めてだそうだ。
理由として考えられるのは、極力ブレーキを踏まない運転を心がけているからかもしれない。

話は変わるが、最近、タイヤがパンクしたとき、スペアタイヤに交換することが出来ない若者が増えているという。
多少腕力は必要だが、男性ならこれくらいは出来るようにすべきだろう。

僕がクルマの免許をとった頃はまだ、「男はメカに強くあるべき」という風潮があり、タイヤ交換や冬のチェーン装着なんかをサクサクできるのがカッコイイ時代だった。
当時はエンジンオイル交換、プラグ交換、バッテリー交換も自分でやる人が多く、メカに強い男は憧れだったのだ。

時代が変わったな、と思ったのは自称クルマ好きという若者が、ボンネットの開け方を知らないという事実に遭遇したときだ。
そいつは明けても暮れてもクルマの話をするほどクルマ好きなのに、自分のクルマ(ステップワゴン)のボンネットを開けたことがないどころか、開け方すら知らなかったのだ。
ついでに言うと、そいつは自分のステップワゴンの排気量が何ccなのかも知らなかった。

確かに今はもう自分でボンネットを開けることもないだろう。
でも当時、定期的にフォルクスワーゲンのオイル量やLLCの量をチェックしていた僕にはカルチャーショックだった。

今はもう、メカに強いというのは、どこか汗臭く、スマートではないのだろう。
今はクルマも家電製品と同じ感覚なのかもしれない。
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ビートルズ通の人たち

2014年04月13日 | ビートルズ
昨晩テレビで、女子アナの水ト麻美と嵐の松本潤が、ビートルズのイントロクイズ対決をしていた。
この二人は共にビートルズ好きとのこと。
なかでも水トアナは、ビートルズの知識では絶対に負けない!という。

これはどんなものか、お手並み拝見だ。

流れた曲は以下の通り

1. ア・ハード・デイズ・ナイト
2. ラブ・ミー・ドゥ
3. レット・イット・ビー
4. カム・トゥゲザー
5. ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
6. イエロー・サブマリン
7. チケット・トゥ・ライド
8. ゲット・バック
9. マザー・ネイチャーズ・サン
10. イエスタディ

早押しで答えるのだが、どの曲も1秒も流れない。
本当に一瞬、一音しか流れないうちに、どちらかがボタンを押す。
これはかなりレベルが高い。
この二人のビートルズ好きは、本物であり、マニアのレベルだ。
とくに「マザー・ネイチャーズ・サン」のイントロのアコギ1音でわかるなんて、相当なものだ。

僕はなんとかこのレベルについていけた。
全問正解だ。
かなり本気出さなきゃいけなかったが。

水トアナの一番好きな曲は「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」で、松潤は「レボリューション」だという。
さすがだ。わかっている。
僕なら「ドント・レット・ミー・ダウン」と答えるかな。
「好きな曲ありすぎて答えられません」とは言いたくないから。
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