Music Mania

No Music No Life

中年の○○離れ

2015年05月24日 | 日常
何かというと「若者の○○離れ」という。

若者のビール離れ
若者の野球離れ
若者のパチンコ離れ
若者のテレビ離れ
若者の恋愛離れ
若者のゲーセン離れ
若者の車離れ

もっといろいろあると思うけど、今日目にしたのは「若者のメール離れ」だった。

こういうのって、基本的に中年世代が自分たちの価値観という定規で若者を測るからそう感じるのであって、
若者からすれば、自分たちがなにを好んで、なにを捨てようかは勝手であり、上の世代からあれこれ言われたくないはずだ。

逆に若者から見た「中年の○○離れ」というのはどうだろう?

僕は若者ではないので想像するだけだけど。

中年のチャレンジ精神離れ
中年の、配偶者との会話離れ
中年の子との会話離れ
中年の恥じらい離れ
中年の謙虚さ離れ
中年の初心離れ

中年にもなると、新しいことにチャレンジすることが億劫になり、家族の会話がなくなり、旅の恥はかき捨てといい、
若い人に対して横暴になり、初心を忘れる。
若いときからそうだったのではなく、中年になってからそうなるのだ。

と、自分への自戒の意味も含めて書いてたのでした。

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メタル禁止令

2015年05月23日 | 音楽
ちょっと気になったニュース。

livedoorニュースより

青学で「ヘヴィ」な炎上騒ぎ 「学園祭からメタル系追放」に大反発

毎年10月、青山学院大学相模原キャンパスで行われる大学祭「相模原祭」が早くも話題を集めている。
きっかけは、青山学院大学相模原祭実行委員会(以下、実行委)の打ち出した「ヘヴィメタル禁止令」だ。
メタル以外のジャンルであれば、演奏して構わない。
そんな姿勢にメタルファンや学内のメタルサークルは激怒。
実行委は謝罪の意を表明した。
しかし、そのまま禁止するのか、一転許可するのか、実行委は2015年5月21日夕現在、明確な方針を打ち出していない。



いまどき珍しいくらい排他的な方針に驚いた。
このニュースに対するネット住民の反応は、ほとんどメタル援護の意見だった。
よくヘビメタはオワコンとか言われるけど、ジャンルとしてしっかり認められていて、好き嫌いは別として、
排除するのは違う、と感じる人が多いようだ。

前にここに書いたことがあったが(ヘビメタで町おこし)、川崎市のように、町をあげてメタルを応援しようとするところもある。
たとえば、アメリカだとブルースの町とかジャズの町とかありそうだけど、場所によってはヘビメタだったり、
フュージョンだったり、演歌だったりしてもいいと思う。
ヘビメタはうるさいからダメとか、あるいは治安が悪くなるとか、多くに人に受け入れられないとか、
先入観だけで決めてはいけない。

たぶん、運営者側に、個人的にヘビメタ嫌いとか、あるいは嫌いな人がヘビメタ好きだったとか、
そういうしょうもない理由なんだろう。
それが通ってしまうのもこわいけど。

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スタンド・バイ・ミー

2015年05月17日 | 音楽
先月末、ベン・E・キングさんが亡くなった。

ベン・E・キングといえば、「スタンド・バイ・ミー」



最近はほとんどこの手の古いリズム・アンド・ブルースを聴くことがないが、若いときはよく聴いていた。
というのも、僕の友人が古いブラック・ミュージックが大好きで、よく中古レコード屋へ行っては、
アトランティック・レーベル(アメリカの黒人音楽に強いレーベル)のレコードを買いあさっており、
そのほとんどが僕のところにも回ってきていたからだ。
そのなかには、ベン・E・キングや、彼が在籍していたコーラスグループ「ドリフターズ」のレコードもあった。

ベンがいた頃のドリフターズで、非常に有名なヒット曲がある。
ラストダンスは私に」という曲で、日本でもヒットした。




ドリフターズの曲で、もう1曲僕の好きな曲、「ディス・マジック・モーメント」。
あまり有名な曲ではないけど、いい曲です。



ベン・E・キングのソロから、スタンド・バイ・ミー以外で有名曲なら、やっぱりこれでしょう。
ヤング・ボーイ・ブルース



米議会図書館は3月「スタンド・バイ・ミー」の録音を文化的、歴史的に重要な価値があるとして
保存すると発表したそうだ。

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軍艦島と世界遺産

2015年05月10日 | 日常
長崎県の沖合にある軍艦島が人気だ。
最近、国際記念物遺跡会議(イコモス)から、「これは貴重だから世界遺産にしてもらったほうがいいですよ」と
登録勧告されたことで、さらに注目を浴びている。



軍艦島について、ちょっとだけおさらいしてみよう。

正式名称は「端島(はしま)という。
島の外周がたった1.2キロメートルという小さな島で、明治時代ここで良質の石炭が採れることがわかり、
炭鉱労働者の島となる。
労働者の家族が住む鉄筋コンクリートの高層アパートが作られ、学校、病院、警察、郵便局のほか、
映画館やパチンコなどの娯楽施設が作られ、この小さな島に最大5000人以上が住んでいたという。
やがて、世界のエネルギー事情は、石炭から石油に変わり、炭鉱の島は建物はそのままに無人島となる。
そのまま誰も訪れることなく、昭和30年代くらいで時が止まったまま現在に至るのだった。

1974年に無人島になって以来、40年以上放置された近代市街、というのは世界でも稀なサンプルだろう。
以前から廃墟マニアの間では話題になっており、地元の漁師に頼んで、内緒で見学に訪れる人もいたという。

たしかに貴重な遺構だと思う。
しかし、世界遺産に登録するほどでもないように思える。

他にも、ドラマ「花燃ゆ」の舞台でもある松下村塾とか、静岡の韮山反射炉とか、
合計23ヶ所もの施設、設備、遺構などが世界遺産勧告の対象になっている。

うーん、どうなんでしょう?
法隆寺や姫路城が世界遺産登録された頃は、さすが世界に誇れる文化遺産だな、と思ったものだけど、
ちょっと多すぎやしないか?
とくに軍艦島って、この先どうやって保護するんだろう。

長崎市が検討している軍艦島の保存パターン。

(1)延命可能とされたすべての居住施設を対象に外観を維持し、失われた居住施設の復元整備 約144億円 
  多額の経費が必要なうえ、劣化状況の研究は制限 

(2)延命可能とされたすべての居住施設を対象に外観維持。約137億円 同

(3)代表的な居住施設を対象にした外観維持。約16億円 経費が少なく一部の外観は保全

(4)現状からの自然劣化を許容する。約11億円 経費は少ないが外観は失われる

いくらなんでも、軍艦島に100億以上投資するのは多すぎると思うだが。

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パンケーキを食べよう

2015年05月09日 | 食べ物
数年前パンケーキブームというのがあった。
ホットケーキではなく、パンケーキ。
その違いは正直微妙だけど、その丸いケーキに生クリームやアイスクリームの他、
果物やチョコレートなどをトッピングした豪華版になっており、オシャレに敏感な女子に受けて、
都内の人気では数時間待ちの行列が出来ていたらしい。

僕のような初老世代だと、ホットケーキといえば、分厚いパンケーキが二段重ねになっており、
上に四角いバターが乗って、その上からシロップがかけられているのが子供の頃の記憶として残っている。
いや、僕の家では、母が料理下手なので、そんなにホットケーキは美味しいものではなかったが、
僕が自分で作るものはまぁまぁ美味しかった。



基本的に甘党で、しかも流行に乗りたい僕としては、是非パンケーキの有名店で食べてみたいと思っていたのだが、
たかがホットケーキごときに1時間も2時間も待つ気にはなれない。
どうせそのうちブームも終わるだろうから、そうなればウソのようにすんなり食べられるに違いない。
というわけで、ゴールデンウィークに大阪の人気店に行ってきた。



行ったのはかつて行列必至と言われた「BUTTER」という店だ。
今、その店はゴールデンウィークだというのに、待ち時間ゼロで入ることが出来た。
昼食の時間ということで、僕が注文したのはパスタのランチセット。
え?パンケーキの店に来たのにパスタのランチ?
大丈夫、しっかりパンケーキもついてます。
エビとタラコのレモンソースのスパゲティ、サラダ、コーンスープ、パンケーキとコーヒーがついたお得なセットだ。





まず、パンケーキ以前に、スパゲティがメチャウマだ。
もっちりしたスパゲティは、おそらく生麺だろう。
タラコの塩っ気とレモンの酸味がモチモチ麺によく絡んで、かなり美味しい。
想定外の美味さに舌づつみをうちながら、意外に量もしっかりあり、がっつり食べる。
そしてついに登場、パンケーキのお出ましだ。

セットのケーキなので、単品のものの半分くらいのサイズ。
さっそく食べよう。
付属のメイプルシロップを少量かける。
そして生クリームを絡めて口に入れる。
生クリームが非常にさっぱりしていて、後口がよい。
イチゴやキウイ、ミカンなどの果物と一緒に食べると、酸味とクリーミーさとケーキのフワフワ感が一体となり、
これは並んででも食べたい、と思うのもムリはないと思った。
口の中に甘さが残らないのもいい。
ただ、パンケーキそのものの味はよくわからない。
家で食べる、ホットケーキミックスを使ったものと、そんなに大差あるようにも思えない。

妻が食べたのはマンゴーのパンケーキ。
これもかなり美味しかったらしく、次また大阪に来たら、是非食べたいとのこと。



かつてブームで長蛇の列が出来ていた店も、斜陽のときを迎え、並ばずに入れるのはいいことだ。
と、思っていたら、実はまだブームは終わっていないという。
僕らが行ったのは、5月1日平日の開店直後の午前11時だったということで、
たまたま空いていただけだったのかもしれない。
この連休中も、ブームの火付け役といわれる超人気店エッグスシングスなどでは相変わらず長蛇の列が出来ていたらしい。

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