Music Mania

No Music No Life

嫁に内緒でギターを買う男

2017年02月26日 | ギター
高価なギター買ったんだけど、これ嫁には内緒なんだよね、という話をよくきく。
もちろんこれは嫁に限った話ではなく、身近にも夫に内緒で高価なシンセを買った人がいるので、家族に内緒で、としたほうがいいかもしれない。
そしてこれは日本だけの話ではなく、世界各国のアマチュアミュージシャンの「あるある」らしい。

僕は今のところ家族に内緒で楽器を買ったことはない。
僕が買うのはそんなに高価なものではなく、だいたい高くても5万くらいで収まってるから、というのもあるけど。

実は僕はもう一つストラトが欲しいと思っている。
今2台のストラトをほぼ毎日弾いてるけど、このストラト2台体制というのが実にいい。
いつでも手にとれるようにリビングに1台と、きちんと練習するとき用にギター部屋にもう1台置いてあるのだ。
しかし、赤のトーカイストラトもどきは劣化が激しく、きちんとレストアしたい。
でも、それならフェンダージャパンの中古を買ったほうが安くて、いろいろな面倒もない。
僕は思い出の品だからとか、そういう感傷はぜんぜん感じないタイプだし。

5万円くらいのギターなら、それを嫁に買うといっても反対はされない。
ただ、なんか言うのが面倒ってのはある。
それなら、同じキャンディーレッドのストラトを買って、トーカイのほうは売ってしまおうか、とも思う。
それなら、たぶん気づかれないだろう。
でも、どうせ買うのなら、違う色が欲しいとも思う。
ただし、すぐにバレる(笑)

ちなみにイシバシ楽器だと、全国から最寄りの店舗にお目当てのギターを無料で取り寄せることが出来て、試奏してから買うことが出来る。





世の中には給料数ヵ月分もするギターを嫁に内緒で買う人もいる。
無謀だなあと思う。
我慢出来なかったんだろうな、どうしても欲しかったんだろうな、とその気持ちはわかるけど。
でも、嫁にばれて会社に行ってる間に売られてしまったって話もあるから、気をつけようね。
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ししゃも

2017年02月25日 | 邦楽
少し前テレビのCMでよく流れてた「ししゃも」というガールズバンドをご存じだろうか?
まだ二十歳そこそこといった若い女性3人組で、ロックバンドとして最小限の編成でポップロックをやっている。
これがなかなかいい感じなのだ。

僕はたまたまではあるけど、2年ほど前からこのバンドを知っていた。
FMで、何かのイベントでライブをやっていて、そのライブ音源が流れてたのだった。
なかなかいいとは思ったけど、これだったら同系列のチャットモンチーのほうがいいんじゃないか、とも思った。

実は彼女たちの顔を知ったのはつい最近のことで、youtubeで少しライブパフォーマンスを見ることが出来る。
ライブも3人だけで演奏するという、正しいスリーピースバンドだ。
それと、ベースの子ってちょっとカインさんに似てるよね。
ちょっと気になったのは、ギターの子は歌ってる間はコードを弾いてることが多いんだけど、ほとんど人差し指をセーハして弾いている。
ギターの位置はわりと低いのに、よくそんな状態でずっとコードを押さえられるものだ。
さらに、ギターソロ時も親指がネック裏のままで弾いてるので、そういうスタイルで弾くのがクセになってるのだろう。
ほとんどのコードをウエスタンスタイルで弾く僕とは対照的だ。

このししゃも(SHISHAMOと表記するらしい)というバンド、なんとインディーズだという。
インディーズ=アマチュアではないんだけど、大手のメジャーレーベルと契約していないので、ろくなプロモーションもなかったのだろう。
それでいながら、武道館や大阪城ホールで単独ライブをやってるので、まさに実力派だといえる。
ついでに、大変失礼ながら、ボーカルの子は美人でも可愛いわけでもないのに、これだけ人気あるというのは、やはり実力派であることを裏付けてると思う。

僕はこの1週間、彼女たちの2枚目と3枚目のアルバムをずっと聴いてた。
歌詞はうまくはないけど、その分ストレートに同世代の女子なら共感できるような内容だと思う。
リズム隊はかなり強力で、ギターボーカルをしっかり支えている。
つい最近4枚目のニューアルバムが発売されたので、それも聴いてみたいと思う。






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スキーに行きたいけど、正直もうしんどい

2017年02月18日 | 日常
前にスキーに行ったのはいつだっただろう。
8年前、そうだ8年前だ。
ちょうどリーマンショックの影響で会社が暇になって、この機会だからと有給をとって平日スキーに出かけたのだった。
あの日はとても天気がよくて、思う存分滑りまくることが出来てよかった。

今でも行きたいとは思う。
真っ白な雪と抜けるような青空。
踏みしめればきゅっとなるようなパウダースノーの上をシュラリシュラリと滑り降りたい。
でも、もうしんどいので行こうとは思わない。

たいてい、金曜日の夜に出発して0時か1時くらいにスキー場に到着する。
そのまま車中泊するのだが、ワゴンタイプではないのでシートがフラットにならず寝心地は悪い。
質の低い眠りのまま朝を迎えて、着替えをして、窮屈なブーツを履いて、スキーをかついでゲレンデに向かう。
40過ぎると、もうこの時点でしんどいなって思うのだけど、リフトから降りて滑りだすとしんどさは忘れる。
基本的に一人で行くので、完全に自分のペースで滑りたいだけ滑り、疲れたら休憩する。


お昼ご飯を食べて、だいたい15時くらいで引き上げる。
窮屈なブーツから足を開放し、服を着替える。
そして、ここからが危険の始まりだ。
なんといっても、睡魔と戦いながらの帰り道なのだ。
ドリンク剤を飲み、ミントの強いガムを噛み、それでもダメなら仮眠する。
たいてい、帰り道では事故がある。
ほとんど居眠り運転だろう。
今まで事故をしなかったのは、たぶん運が良かっただけなのだ。

というわけで、リスクを考えて、この先はもうスキーに行くことはないと思うのだった。

写真は8年前、最後のスキーに行ったときのもの





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メトロノームでピッポッポッ

2017年02月11日 | ギター
メトロノームを買った。
コルグの安いやつで1100円だった。
それまでは、スマホのメトロノームアプリを使っていた。
その前はニコンの振り子式で、ゼンマイを巻くタイプのものを使っていた。



僕がギターの練習にメトロノームを使うようになったのは復活後のことで、若い頃は使っていなかった。
当然、正確なリズムで練習してないので、うまくなるはずがない。
初めてのライブ演奏を録音したのを聴くと、リズムがヨレヨレでとても恥ずかしかった。
これはリズムを鍛えなければならない、と奮起して自己流でリズムトレーニングを開始した。
それは、ノリのいいレコードをかけて、それに合わせてひたすらリズムを刻むというやり方だ。
大抵、ローリングストーンズ「スティル・ライフ」、ブルース・スプリングスティーン「ボーン・イン・ザ・USA」あたりが、アルバムを通してノリのいいリズムが多かったのでトレーニングに利用したと思う。
今思うと、その訓練はあまり意味がなかったような気がするけど、半年くらい続けてたと思う。

それはさておき、なぜまたメトロノームを買ったのか、というと、メーカーによってテンポの数値にバラツキがあるからである。
100bpmに設定しても、メーカーによって誤差があり、それは95~105くらいのバラツキがあるように感じられる。
なので僕が「この曲は130bpmで」と指定しても、バンドメンバーそれぞれのメトロノームが異なると、感覚が違ってくるのだ。

というわけで、ドラマーが少し前に買ったコルグの1100円のやつを僕も買ったのだった。
前のスマホのアプリは、無料アプリだったこともあって、ちょっとテンポが遅かったけど、これでピッタリあうはずだ。
あとは、シンセに内臓されてるメトロノームとテンポが一致するか確認しなきゃいけない。
でないと、シーケンサーの打ち込みをしたときズレてしまうからね。

それと、自分のギター練習を録画するとき、アプリのメトロノームでは鳴らしながら録画が出来ない。
かといって、ニコンの振り子式はそれこそ数値はアテにならない。
メトロノーム単体を持ってたら問題ない。

一つだけ慣れを要するのは、今までは「カッカッカッカッ」とメトロノームらしい音色だったのが、「ピッポッポッポッ」と電子音になってしまったことだ。
まあ、慣れだけの問題だけど。
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リズムの概念

2017年02月05日 | ギター
最近見た動画だけど、このギターの先生みたいな人がリズム感について説明している。
これがなかなか面白い。
ギターを弾かない人も、音楽好きなら一度見てみることをお勧めします。



はい、そうなのです。
一般的な人間(この人もいってるけど、最近はこの辺の表現がとても難しい)なら誰でもリズム感はあるのだ。
正確かどうかは別として、誰でもリズム感というのはあって、リズム感がないと真っすぐ歩けないというのは本当だ。
1から10まで数をかぞえると、だいたい一定の感覚でかぞえられると思うけど、それもリズム感だ。

で、ここで一定のリズムを刻むための筋肉という言葉が出てくるけど、それはちょっと置いといて、リズムの概念について考えてみよう。

この人はだいたい30人に1人くらい、リズムの概念がない人がいるっていうけど、たぶん今の若い人でリズムの概念がない人はもっともっと少なくて、たぶん100人に1人くらいだと思う。
でも年配の人ではリズムの概念がない人っていうのは、その割合が高いと思う。
これ、日本人の場合ね。
おそらく欧米の人だと、リズムの概念がない人の割合はもっと低くて、もしかするとアフリカ系の人だともっと少ないのかもしれない。
で、これが中国人の場合、どういうわけかリズムの概念がない人がとても多くて、何人に1人ってレベルではなく、ある人のほうが少ない気がする。

僕は以前、若い中国人に日本の歌を教えて、一緒に歌うレッスンをしたことがあるのだけど、リズムがぜんぜん取れなくて、とても苦労した。
まずリズムに乗って歌う、ということが出来ない。
普段は流行りのポップスやダンスミュージックなんかを聴いてるのに、不思議なことに手拍子が出来ないのである。
バックにギターで伴奏してるのに、それを完全に無視して自分の歌いたいように歌う。
同じことを日本人の若い子にさせると、難なくできる。
なのに、中国の若い子たちには出来ないのが、とても不思議だった。
1人2人ではなく、数十人レベルでそうなのだ。

おそらく中国では、音楽というとメロディや詩のほうが大事で、リズムは重視されなかったんだと思う。
そして、その観念は昔の日本もそうだったんだと思う。
昭和の頃、カラオケで完全にずれて歌ってる爺さんとかいませんでしたか?
それに対して、アフリカ系の人たちは音楽というと、とにかくその辺にあるものを叩いてリズムを刻み、メロディは二の次なのだろう。

このリズムの概念というのは、仮にある人が白、ない人が黒とすると、真っ二つに別れるのではなく、白から黒へとグレーゾーンが広がっている。
幸い、現時点で黒に近いグレーだったとしても、トレーニングをすることで白に近い状態にすることが出来る。
先の中国の若い子たちも、ほとんどの人がリズムを身につけることが出来るようになったのだ。
ちなみに、同じ中国人でも、ダンスパフォーマンスが趣味というグループの子たちはすごくリズム感がよかった。

僕の場合、ギターを弾いていなかった10数年間(20代半ば~30代後半)と比べて、今のほうがはるかにリズムが取れるようになった。
たぶん、楽器をやってない人でも、頻繁にカラオケに行く人だとリズムの概念は強いと思う。
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