Music Mania

No Music No Life

オッス~、ポール・マッカートニーです

2013年08月31日 | ビートルズ
今年の秋のライブはキッスを見に行くつもりだったが、後から名古屋公演の発表があるかもしれない、とチケットを買わずに待っていたらポール・マッカートニーの来日が決まった。
キッスは3回見に行ってるが、ポールは見たことがないのでそちらへ行こうと思う。

今まで何度もポールは来日していて、行こうと思えば行けたはずだが、ドーム公演であること、チケット代金が高いこと、また来日するだろうとかで見送ってきた。
しかし、いくらなんでも今回あたり最後の来日と思われる。
生きる伝説を見る機会があるのに見なかったら後で後悔しそうなので、行きたくなったのだった。

ポールはこの秋、何作目になるのかわからないがニューアルバムを出すという。
僕はポールのソロアルバムはほとんど聴いたことがない。
あっ、「マッカートニー2」だけ聴いたことがあったかな。
しかしウイングス時代の曲ならある程度は知ってる。
ビートルズの曲なら全曲知ってる。

行くなら大阪公演だが、なぜかまだ会場が決まっていない。
京セラドームだとは思うが、早く正式発表してもらいたいものだ。

2013年のライブより「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」
ビートルズがデビュー前から演奏している曲で、当時まだ19か20くらいのポールが「あの娘は17歳、彼女を見たら他の娘と踊る気にはなれない」と歌った。
それから50年以上の月日が経ち、まさかまだこの曲を歌ってるとは想像もつかなかっただろう。


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バスギターとギターアンサンブル

2013年08月25日 | 日常
今日はバスギターの話をしようと思う。

ベースギターではなく、バスギターだ。
英語で書けばどちらも「BassGuitar」だが、日本語ではベースギターとバスギターは違うものである。

会社の人で、以前ギター合奏団のメンバーだったという人がいる。
これはクラシックギターのみのアンサンブルで、ヴァイオリンにヴィオラやチェロがあるように、ギターにもソプラノからバスまであるのだという。
僕は長年ギターをやってるくせに、ギターにそんな種類があることを全く知らなかった。

これを高い音色を奏でるものから順に並べると

ソプラノギター
アルトギター
プライムギター (一般的なクラシックギター)
バスギター
コントラバスギター
ギタロン

これらとは別に、チェンバロのパートを演奏するアルトチェンバロギターとプライムチェンバロギターというものも存在し、これらは指やピックではなく、針で弦をはじくらしい。

ギターアンサンブル自体あまりポピュラーなオーケストラではなく、プライム以外のギターを弾く人は非常に少ないのだろう。
逆にいえば、プライム以外のギターを弾く人は、演奏人口が少ないため少々技術的に難があってもオーケストラに入れてもらえるのかもしれない。

実際に音色を聴いてみると、アルトやソプラノ、あるいはチェンバロギターだと音が細すぎて他のジャンルでは使いにくそうだ。
この動画ではアルトチェンバロとプライムチェンバロの二重奏が聴ける、非常に珍しいアンサンブル。

グリーンスリーブス変奏曲



しかし、バスギターあたりだとプライムギターより音量があり、深みのある音色は他のジャンルにも生かせるように思う。
ヴァイオリンでいえばチェロに相当するパートなので、独奏楽器としてもっと普及してもいいような気がするのだが。

僕の会社の人が担当していたのは一般的なプライムギターで、これは希望者が多く、合格するには相当な練習を積まなければならなかったらしい。
そしてそれだけ練習を重ねて苦労したのに、ピックでギターを弾くようなポピュラー音楽に応用が利かず、結局今は弾いてないという。
クラシック曲を華麗に弾く姿に憧れる僕からすればもったいない話だが、お互いないものねだりなのかもしれない。

ブランデンブルク協奏曲


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伊勢亀山城の面影を見る

2013年08月24日 | 日常
今日はローカルな話題。

僕の住む三重県亀山市には、伊勢亀山城跡という史跡がある。
江戸時代までは藩主の住む城郭として機能していたが、明治6年の「全国城郭存廃ノ処分兵営等選定方」によって廃城となった。

これは日本全国の城下町に配布された命令で、一部文化財として残すもの(彦根城など)を除き、ほとんどの城に適用された。
ただ、その破壊の程度は城によってまちまちで、わりと当時の姿を保っているところもあれば、ほとんど面影がないものもある。
伊勢亀山城は後者で、現在は主郭のあった部分の石垣の一部と多聞櫓、一部の水掘と土塁を残すのみである。

ちなみに城イコール天守閣ではない。
現在確認されているだけで、日本各地に5万以上の城跡があるとされるが、このうち天守閣が存在したとされているのは100分の1もない。

では、明治初期に撮影された古写真を元に現在の姿を追ってみよう。

まずは城の玄関ともいえる大手門。

 

横断歩道を渡って左側の商店あたりが門の入り口だと思うが、全く面影がない。
現役時代は門の手前は堀だったが、今は道路になっている。


続いて、殿様が住んでいた二の丸御殿。

 

こちらは現在小学校になっている。
本丸にも御殿があったが、こちらは江戸から徳川家の将軍が来たときの宿泊所になっていたと言われる。
古写真の中央右よりの三角屋根の建物のみ、現在は近くの寺に移築されている。




次は京口門。
こちらは浮世絵で有名な東海道五十三次の絵に描かれていることで知られる。



 

谷から城へ上がる急坂だが、現在は橋がかけられ、やはり当時の面影は全くない。

明治以降、文明開化の波にのり旧体制の象徴である城が破壊されたのは、新しい時代の到来を実感させるものだったと思うが、現代人から見るとちょっと惜しい気がするのだった。






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都市伝説あれこれ

2013年08月18日 | 日常
僕の古くからの友人が三重大の医大生だったころ、こんなことを言っていた。

「死体解剖の実習で、実習生の一人が死体から耳を切り取ってそれを壁に張り付け『壁に耳あり』というギャグをしたところ、退学処分になった」

僕はこの話を聞いて、その死体にだって家族もいるだろうし、冗談ではすまないだろうと思ったものだ。

僕はこの話は、てっきり三重大医学部の中で本当にあった話だと思っていたのだが、どうもそうではないのかもしれない。
これは都市伝説の類のもので、同様の話が日本中の医大生の間であるらしい。

先日こんなサイトを発見した。

「うわごとのとなり」


ここにはジャンル別にいろいろな都市伝説が紹介されていて、なかなか面白い。
このなかに例の「壁に耳あり」の話があったのだ。→「ブラックジョーク」

他にも定番中の定番「口裂け女」や、某ハンバーガーチェーンのミミズの肉ピアスで失明死体洗いのバイトなど、知ってたものから、まるで知らない話まで紹介されているので、読んでみて下さい。


話を医大生に戻そう。
そういえばこの男は、小学生のころ「オレのネーチャンが口裂け女を見たんだって!ウソじゃないから!」と言ってたのを思い出した。
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懐かしの邦楽第2弾

2013年08月17日 | 邦楽
昨年の夏、思い立ったように80年代から90年代初め頃の邦楽CDをいくつか買ったことをブログに書いた。(こちら)
どれも若い頃よく聴いたアルバムで、今までCDで所有していなかったものばかりだ。
記事の最後に次に買いたいCDとして、こう書いている。

>次回はブルーハーツの初期3枚、レッド・ウォーリアーズの初期3枚、あとはモッズ、ARB、アナーキー、聖飢魔Ⅱあたりを狙ってみたい。

あれから1年経って、ようやく行動に移した。
僕はこれらのCDを中古で安く買いたかったので、ブックオフを中心に中古屋を巡るわけだが、目当てのアルバムはなかなか見つからず、結局予定とはずいぶん違うものを買った。


ブルーハーツ「ザ・ブルーハーツ」
ブルーハーツ「ヤング・アンド・プリティ」
ブルーハーツ「トレイン・トレイン」
憂歌団「ブルース」
渡辺美里「アイズ」
渡辺美里「リボン」
ZARD「グッバイ・マイ・ロンリネス」
ZARD「もう探さない」
あみん「PS.あなたへ…」

まずブルーハーツだが、今回買ったなかで唯一最初の予定していたものだ。
この3枚のうち、とくに1stアルバムは素晴らしい。
親しみやすいメロディに、メッセージ性の強い歌詞、過激なギターサウンドなど、正しいパンクだ。
2枚目以降はこういった純粋性が失われてしまうが、それでもいい曲は多い。
おそらく4枚目以降もいい曲が多いと思われるが、まだ未聴なので聴いてみたいとは思っている。

終わらない歌/THE BLUE HEARTS


次は憂歌団だ。
僕の友人で大阪ブルースの好きな男がいたが、そいつの薦めで聴いたのが最初だった。
初期のアコースティックなブルースと違い、この頃はエレクトリックで洒落たポップスを聴かせてくれる。
通天閣界隈の商店街から、梅田の百貨店に変わったような洗練ぶりだが、木村の歌とカンタロウのギターの熱さは変わらない。

かぞえきれない雨


次、渡辺美里の1枚目と4枚目。
彼女がブレイクするのは2枚目「ラヴィン・ユー」からで、ここから「マイ・レボリューション」が大ヒットした。
1枚目はまだ売れていない頃だが、なかなか味のある曲が多い。
ブレイクした「ラヴィン・ユー」は2枚組で、いい曲も多かったが、捨て曲も多かったので今回はスルー。
個人的に思い入れの強い4枚目を買った。

恋したっていいじゃない/渡辺美里


何を隠そう、僕はZARDのファンだ。
ここにZARDについて書くことはほとんどなく、坂井泉水さんが亡くなったとき少し書いただけだが、今回初期の2枚を買ったことによりアルバムはコンプリートした。
邦楽でアルバムをコンプしたのはZARDだけである。
今回買ったのは1stと2ndだが、まだブレイクする前で、内容はほとんどハードロックだ。
全体に漂うB級っぽさがまたいい。
この頃から歌は上手い。

恋女の憂鬱


最後にあみん。
今回唯一、聴いたことがないアルバムだ。
僕は90年代中ごろくらいまでの岡村孝子(元あみん)が好きで、とくに初期の4枚はいい。
しかしあみんは「待つわ」くらいしか知らないので、買ってみた。
内容は相方の加藤春子さんのメイン2曲以外は、そのまんま岡村のソロみたいなものだった。
つまり僕にとっては目論み通りで、お気に入りになりそうだ。

あみん 琥珀色の想い出


第3弾はまた来年か?
レッド・ウォーリアーズやARBは廃盤が多く、今から気長に探すしかないかもしれない。
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