Music Mania

No Music No Life

居酒屋で飲み物なし食事だけの人

2015年09月26日 | 食べ物
最近ネットで見かけた話だけど、居酒屋で飲み物を注文せず食事だけするのはありか?という質問があった。
答えは賛否両論で、金を払うんだから食事だけでもいいに決まってるという意見から、
居酒屋はアルコールを飲むところだから食事だけしたいのならそういう店にいけ、という意見まであった。

うちは夫婦ともにアルコールを口にしないので、最初に「お飲み物は何になさいますか?」と聞かれる店にはいかない。
もちろん、飲み会とかアルコール好きの友人と出かけるときは、その手の店に行くこともある。
そういうときはたいていウーロン茶とかのソフトドリンクを注文する。
自分は飲まないから水でいい、といったことはない。

食事目的で居酒屋に入って飲み物を注文しない、あるいはしたくない、という気持ちはわかる。
クルマで来ているとか、医者に止められてるとか、そもそも飲めないとか、いろいろな理由でアルコールは飲めないけど、
居酒屋メニューが好き、という人もいるのだ。
じゃ、ソフトドリンクは?といっても、500円も出してペットボトルのウーロン茶をグラスに注いだだけのものは飲みたくないのだ。

たまに、居酒屋は飲み物で儲けてるからドリンクを注文してあげないといけない、という人がいる。
それはちょっと違うと思う。
なぜ客が店の利益のことを気にしなければいけないのだろう?
もし、食事だけの客が多くて収益が上がらないというのであれば、逆に食事のほうに力を入れて、
そっちで儲けが出るようにすればいいと思うんだけど。

とはいっても、やはり居酒屋で飲み物を注文せずに食事だけっていうのは、なんとなく空気を読んでないような、
場違いのような気分になる。
そういうのを気にしない人はいいんだろうけど、僕は気にしてしまう。
それに居酒屋でしかないようなメニューって、どういうのがあるのかな?
焼き鳥、串カツ、手羽先、ホルモンとかかな?
スーパーの総菜コーナーにいけばありそうだけど。
焼き魚、唐揚げ、魚のフライとかかな?
あっ、そうか、独身男性でお酒の飲めない人は、居酒屋で食事するしかこういうのが食べられないのかも。

というわけで、居酒屋で飲み物なし食事だけ、はアリですね。
僕はやらないけど。
コメント (2)

33歳過ぎたら、人は新しい音楽を聴かなくなる

2015年09月19日 | 音楽
最近のネットニュースで「人は33歳になると新しい音楽を聞かなくなる」傾向があるというのがあった。

(以下引用)

音楽ストリーミング配信サービスのSpotifyが、アメリカ人のユーザーを対象におこなったこの調査。
それによると、10代の若者の音楽の好みはポップミュージックが大半を占めているが、
20代後半になると徐々にその割合が小さくなり、30代前半で新しい音楽を聴くのをやめてしまう傾向があったとか。
年をとるにつれてポップミュージックを聴かなくなる理由としては、20代に入ると音楽の趣味が成熟し、
テレビやラジオで流れてくるようないわゆるヒット曲よりもマイナーなアーティストの曲を発見したり、
10代の頃に聴いていた懐かしの曲を再び聴き始めたりするためだと考えられるそう。


(引用終わり)

なんとも違和感のある文章。
これって、30代前半になると新しい音楽を聴かなくなる、というより、ヒットチャートに関心がなくなる、ということだろう。
マイナーだけど新しい音楽をやってる人だっているし、ヒットチャートにもベテランの渋いアーティストだっている。

自分の例を考えて見ると、10代前半の頃はテレビ番組の「ザ・ベストテン」とか「歌のトップテン」みたいな番組が大好きで、
毎週欠かさず見ていた。
もちろん上位10位に入ってる曲は全部好きってわけではないし、正直いって演歌だったりするとガッカリしたけど、
それでも毎週熱心に見ていた。
高校生くらいになると、洋楽のヒットチャートにも興味を持ち始めて、雑誌「ミュージックライフ」は僕らのバイブルだった。
でも、20代になると、そういうのに興味が薄れてきたのも事実。
結婚してからは比較的家にいることが多くなり、歌番組なんかも見ていたが、以前ほど熱心には見ていなかったと思う。
土曜日の午後にクルマを運転すると、よくFMでカウントダウン30みたいな番組が流れてるけど、いちおう軽く聴いてたりはする。
最近のお気に入りは家入レオで、歌もうまいし、曲もいい。
バンド系だとゲスの極み乙女かな。
テクニカルなプログレ風ロックで、僕の好みだ。

ヒットチャートではなく、新規開拓という点でいえば、30歳を過ぎてからも次々と聴いたことがないアーティストを掘り出している。
洋楽の場合、輸入盤がかなり安く買えるのと、youtubeでたくさん聴けるので、いくらでも開拓できるのだ。
でも、こういうのって、「33歳すぎても新しい音楽を聴いてる」とは言わないんだろうな。
また、ポップスではなく、クラシックやジャズにのめりこむのも、たとえそれが初めて聴く音楽で、自分として新しい発見であっても、
「新しい音楽を聴いてる」とはいわないだろう。

最後に「10代の頃に聴いていた懐かしの曲を再び聴き始めたりする」というのも僕はピッタリあてはまる。
先週書いた「懐かし邦楽シリーズ」なんかそれの典型だ。
さすがに後ろ向きすぎる、と自分でも思ってるので、年に1回しか書かないんだけど、いいものは年月がたってもいいものなのだ。
まれにカラオケにいっても、歌うのは古いのばっかりだし、。

と、まあここまで書いてみたんだけど、世の中には、あれほど音楽好きだったのに今はトンと聴かなくなってる、という人も多い。
そういう人たちに比べたら、ここの読者さんたちは、まだまだ音楽好きを継続している人が多いと思う。
別にいいんじゃないかな。
新しい音楽を聴かなくってもさ。
30年前の音楽でも、まだまだ新しい発見もあるしね。

コメント (10)

懐かし邦楽第4段

2015年09月12日 | 邦楽
今年は早くも秋の気配を感じることができる。
夏の終わりが近づくと書かねばならない、懐かし邦楽シリーズ。
早いもので、今年で4回目だ。

第1段はこちら
第2段はこちら
第3段はこちら

では、元気よくいってみよう!

レベッカ「レベッカIV~メイビー・トゥモロウ~」



前にも書いたけど、僕はレベッカのアルバムは全て聴いていたが、4枚目のこのアルバムだけCDを持っていなかった。
なぜ後回しになっていたかだが、たぶん85年から86年頃、聴きすぎたからかもしれない。
どの曲もポップで、はじけるようなNOKKOのボーカルがかっこいい。
このアルバムからの代表曲はフレンズだけど、前に貼ったので、今回はこちら。

REBECCA(レベッカ) 76th Star LIVE



レベッカ「LIVE85」



先ほどの「レベッカIV」が発売された直後のライブ音源。
まだレベッカがロックバンドだったころのライブで、無修正のオフィシャルブートレグといえるもの。
このあとのレベッカは「NOKKOとバックバンド」になり、最終的に「NOKKOとその他大勢のユニット」になる。
余談だが、僕はロックバンドのライブに、ダンサーとかコーラスとかサポートミュージシャンが入るのが嫌いだ。
バンドたるもの、そのメンバーだけでライブをやってこそロックだと思う。
「じゃ、ストーンズは?イーグルスは?ピンクフロイドはダメなの?」と言われそうだけど、これは好みの問題だ。
完成度の高い音楽ショーが見たいのか、それとも荒削りでもロックのダイナミズムを感じたいのかの違いだと思う。
話はレベッカに戻る。
このライブ、僕は昔にFMで聴いたことがあるような気がする。
もちろんフルではないと思うけど、NOKKOのMCに聞き覚えがあるのだ。
まだブレイクする前で、ほとんど馴染みのない新曲中心のセットリストのなかにポツンと「フレンズ」が入ってる。
かといって、客席からどよめきが聞こえるとか歓声が大きいということはなく、単なる新曲として演奏されてるのが面白い。
それにしても、ギターの古賀さん、ミス多いぞ!

REBECCA(レベッカ)  Live  PRIVATE HEROINE



高中正義「セイシェルズ」



80年代の頃の高中正義の人気はすごかった。
いわゆるフュージョンとかギターインストのジャンルで、ここまで成功したミュージシャンも少ない。
元はサディスティック・ミカ・バンドのギタリストだったのだが、ソロでも大成功し、武道館とかスタジアムでライブを行うほどになる。
この「セイシェルズ」はソロになっての1枚目で、名曲「トロピック・バーズ」が収録されている。

TAKANAKA SUPER LIVE TROPIC BIRDS



高中正義「ジョリィ・ジャイブ」



何枚目のソロになるのか数えてないのでわからないんだけど、名曲「ブルー・ラグーン」が収録されている。
高中のギターだけど、彼のすごさはテクニックではなく作曲センスだ。
よくこれだけ親しみやすい珠玉のようなメロディを量産できるものだと思う。
で、この人はソロプレイが見せ場となるわけだが、意外にもライブでの演奏は荒い。
それに対して、彼のバッキングワークはさすがの上手さだと思う。
16分のカッティングなんて、リズム感といい、音の粒立ちといい、歯切れの良さといい、一流の腕をもつ。

高中正義 BLUE LAGOON



高中正義「T-WAVE」



僕の周りには高中好きが多くて、よくレコードをもって家に遊びにきた。
最初はあまり興味がなかったのだが、自分の分もカセットに録音しているうちに好きになった。
リアルタイムで最初に聴いたのがこの「T-WAVE」で、以降自分では一枚もレコードを買ってないけど、新しいのが出るたびに
誰かがレコードを買って持ってきたので、全て聴いていた。
ここからは「マイ・シークレット・ビーチ」。
僕は高中の歌モノってけっこう好きだ。
邪道なんだろうけど、「トーキョーレギー」とか「タジマハール」とかも大好き。

MY SECRET BEACH



レッド・ウォーリアーズ「レッスン1」



レベッカを追い出されたシャケとコンマが、「絶対に見返したる」という強い決意で結成されたバンド。
そして、ポップロックとか歌謡ロックではない、純粋なロックバンドとして異例の大成功を収める。
このアルバムは彼らのファーストで、まだところどころレベッカっぽさが残っているものの、
ハードでファンキーなレッズらしさも見え始めている。

Red Warriors OUTSIDER



レッド・ウォーリアーズ「カジノ・ドライブ」



セカンドアルバムで、僕はLPでもっていた。
おそらく彼らの最高傑作で、非常に完成度が高い。
彼らの歌詞、とくにシャケの書く歌詞は基本的に男尊女卑で、思いっきり肉食なのがすごい。
今だとかなりバッシングされそうな歌だけど、それこそが彼らの持ち味だと思う。

RED WARRIORS MONKEY DANCIN'



谷山浩子「スーパーベスト」



10代の頃、谷山浩子のオールナイトニッポンというラジオ番組をよく聞いていた。
たしか水曜日だったか木曜日だったかの、午前3時からスタートという「誰が聞くんだ?」というような時間帯だったと思う。
3時に目覚ましをつけて聞き始めるのだが、けっこう聞きながら寝てしまうことも多かった。
僕はこの人の声が好きだったのだ。
そしておしゃべりの合間に流れる彼女の曲も良かった。
とくに番組のオープニングで流れる「てんぷらさんらいず」という曲が好きで、レコードも買った。
曲はいいけど歌詞は意味不明。

てんぷら★さんらいず

コメント (8)

目指せ20万キロ

2015年09月06日 | クルマ
毎日の生活に欠かせない道具として使ってるうちのクルマ、新車で買ってもう6年になる。
距離はすでに12万8千キロを超え、年内には13万キロに到達するだろう。
年数の割に過走行なのは、通勤距離が長いからで、毎日2時間はクルマの中にいる。
なので、この2時間が快適なのか苦痛なのかは僕の生活のなかで大きな意味をもち、クルマ選びの条件となる。

とはいっても、現在新車で買える国産車の大半は、十分な完成度であり、どれを選んでも決定的にダメなことなんてないんだけど。
もちろん、それは昨日12ヶ月点検を終えた僕のマツダ・アクセラにもいえることだ。

それにしても、今の国産車の技術力や品質はたいしたもので、これだけの距離を走ってもビクともしない。
今回の12ヶ月点検でも、エンジンオイルとエレメント、それとエアコンのフィルターを交換しただけで、あとは異常なしだった。
ひと昔前だと10万キロを目安に、そろそろ寿命が近いような印象があったが、今は単なる通過点であり、
20万キロまでは平気だと言われる。

前のクルマは輸入車だったこともあり、ディーラーでの点検は正直お金がかかりすぎてしんどかったが、
今のクルマはきちんと半年ごとにディーラーで点検してもらっているので安心だ。

よし、今回は10年20万キロを目指してみよう。

ちょっと幕末にタイムスリップしてきた。
慶応3年9月亀山宿にて(笑)



こっちは現代(笑)

コメント (8)

潔い決断

2015年09月05日 | 日常
皆さんもご存じのように、2020年東京オリンピックのエンブレムに盗作疑惑があり、白紙撤回されることになった。
この件について、僕はよくやったな、すごいな、と思う。

こういう大きなプロジェクトが動き出すと、なかなか止めることが出来ない。
関係者は薄々「これはダメかも」と気が付いていても、プロジェクト自体が一人歩きしてしまい、
誰もストップがかけられなくなるのだ。
とてつもない大損害を被るような事例というのは、先の大戦もそうだと思うけど、たいていそうなのではないだろうか。

今回の五輪エンブレムの白紙撤回について、億単位の損失が出るという。
これは、かなりマシな状態ではないのかな?
このまま誰も止めることが出来ず、ズルズルと月日が経っていった場合、取り返しのつかない事態となり、
その損害はこの程度では済まないはずだ。
それどころか、オリンピックの開催自体が白紙撤回されたら、天文学的な損失になるに違いない。

だから、もうそろそろバッシングしまくるのはやめたらどうだろうか。
ネット時代の世論はいつもそうだが、叩いていいと見なされた人は、完膚なきまでに叩きのめす。

佐野氏のデザインがパクリなのかどうかは、デザイン素人の僕にはわからない。
叩けばホコリが出るという言葉通りに、次々と疑惑が出てくるので、クロにちかいグレーなのかな、とは思うけど。
でも、去年の誰かさんみたいに「もう200回以上ナントカは成功してます」とかいって開きなおるより、ずっといい。
大きな損失を覚悟して白紙撤回を選んだのはエライ、と思う。

コメント (4)