非常階段というバンドをご存知だろうか?
京都発のノイズ系バンドで、その手のマニアの間ではとても人気があるといわれている。
僕が彼らの名前を知ったのは20年以上前のことで、当時インディーズ系に力をいれていた「宝島」誌でハナタラシと共に紹介されていたと思う。
そこで伝説的なパフォーマンスや破壊行為が取り上げられ、いったいノイズ系とはどんな音楽なんだ?と思ったものだ。
21世紀になりユーチューブの時代になると、非常階段もハナタラシも動画を見ることが出来るようになった。
それはノイズミュージックというよりノイズそのものであり、僕の理解をはるかに超えていたため以降関心がなくなる。
それが最近になってにわかに興味を持ってしまった。
今月の19日に非常階段の幻の作品といわれる「極悪の教典」が11枚組みCDプラスDVDで発売されたというニュースを知ったからだ。
ウィキによると、元々は60分のカセットテープ10巻組で発売されていたもので、これが初CD化、デジタルリマスターだという。
もちろん、それなりの売り上げを見込めるから発売されるわけで、それってスゴイことだと思う。
あのノイズ音のCDを、それも11枚組なんて、いったいどういう人が買うのだろう?
どこにそんな魅力があるのだろう?

調べてみると、2009年にもっとスゴイCDが発売されていた。
なんと結成30周年を記念した、30枚組ボックスセット「THE NOISE」だ。
amazonで税込み52500円、500セット限定で発売され完売した。

では非常階段を聴いてみよう。
まずはこれ、1989年の大阪でのライブ(閲覧注意)
轟音でノイズが鳴り響くなかボディコン女が出てきて、常識人では絶対に出来ないパフォーマンスを見せる。
これ、映像があるからいいが、音だけだったらかなりキツイんじゃないだろうか?
僕だったら1分でお手上げだ。
最近のライブも見てみよう、2010年「蔵六乃奇病」
かなり聴きやすくはなったと思う。
こちらは2012年、東日本大震災のチャリティーライブだ。
冒頭でリーダーJOJO広重氏がパンクなMCで盛り上げている。
非常階段 - LIVE @ FREEDOMMUNE 0<ZERO>
リーダーのJOJO広重氏によると、ノイズはロックの衝動だという。
ジミヘンがライブでギターに火をつける、キース・エマーソンがオルガンを引っくり返しナイフを突き刺す、リッチー・ブラックモアがギターを叩き壊す、ジェイミー・ミューアが口から血を流し枯葉の入ったバケツを客席にぶちまける。
こういったノイズと破壊的パフォーマンスは、ライブの見せ場となり盛り上がる部分だ。
そういった部分に強く惹かれたという。
メロディとか歌詞とかそういう音楽部分を極力排除して、ロックのコアな部分だけを抽出したものなのだ。
そう思ってもう一度ライブ動画を見ると、少し違って聴こえる、、、気がする。
だといってCDまでは買わないけど。
京都発のノイズ系バンドで、その手のマニアの間ではとても人気があるといわれている。
僕が彼らの名前を知ったのは20年以上前のことで、当時インディーズ系に力をいれていた「宝島」誌でハナタラシと共に紹介されていたと思う。
そこで伝説的なパフォーマンスや破壊行為が取り上げられ、いったいノイズ系とはどんな音楽なんだ?と思ったものだ。
21世紀になりユーチューブの時代になると、非常階段もハナタラシも動画を見ることが出来るようになった。
それはノイズミュージックというよりノイズそのものであり、僕の理解をはるかに超えていたため以降関心がなくなる。
それが最近になってにわかに興味を持ってしまった。
今月の19日に非常階段の幻の作品といわれる「極悪の教典」が11枚組みCDプラスDVDで発売されたというニュースを知ったからだ。
ウィキによると、元々は60分のカセットテープ10巻組で発売されていたもので、これが初CD化、デジタルリマスターだという。
もちろん、それなりの売り上げを見込めるから発売されるわけで、それってスゴイことだと思う。
あのノイズ音のCDを、それも11枚組なんて、いったいどういう人が買うのだろう?
どこにそんな魅力があるのだろう?

調べてみると、2009年にもっとスゴイCDが発売されていた。
なんと結成30周年を記念した、30枚組ボックスセット「THE NOISE」だ。
amazonで税込み52500円、500セット限定で発売され完売した。

では非常階段を聴いてみよう。
まずはこれ、1989年の大阪でのライブ(閲覧注意)
轟音でノイズが鳴り響くなかボディコン女が出てきて、常識人では絶対に出来ないパフォーマンスを見せる。
これ、映像があるからいいが、音だけだったらかなりキツイんじゃないだろうか?
僕だったら1分でお手上げだ。
最近のライブも見てみよう、2010年「蔵六乃奇病」
かなり聴きやすくはなったと思う。
こちらは2012年、東日本大震災のチャリティーライブだ。
冒頭でリーダーJOJO広重氏がパンクなMCで盛り上げている。
非常階段 - LIVE @ FREEDOMMUNE 0<ZERO>
リーダーのJOJO広重氏によると、ノイズはロックの衝動だという。
ジミヘンがライブでギターに火をつける、キース・エマーソンがオルガンを引っくり返しナイフを突き刺す、リッチー・ブラックモアがギターを叩き壊す、ジェイミー・ミューアが口から血を流し枯葉の入ったバケツを客席にぶちまける。
こういったノイズと破壊的パフォーマンスは、ライブの見せ場となり盛り上がる部分だ。
そういった部分に強く惹かれたという。
メロディとか歌詞とかそういう音楽部分を極力排除して、ロックのコアな部分だけを抽出したものなのだ。
そう思ってもう一度ライブ動画を見ると、少し違って聴こえる、、、気がする。
だといってCDまでは買わないけど。