Music Mania

No Music No Life

STEFANIE LIVE! 鈴鹿EGG

2018年04月28日 | STEFANIE
22日の日曜日は僕たちSTEFANIE主催イベント「Female Vocal’s Spring Concert」だった。



今回は2回目となると主催ライブだったけど、とくに問題もなくスムーズに進行することが出来てホッとする。
これは、会場のEGGさんはじめ、出演者の皆さんと来てくれたお客様のおかげであることは間違いない。
ありがとうございました。

前回のライブから約5ヶ月、セットリストも一新して挑んだのはいいけど、練習不足の影響がもろに出てしまった。
なんといっても、ライブ当日まで全員集まって練習したのって1回だけ。
しかも、ライブの4日前にセトリを変更して約1年ぶりの曲を入れるとか、とにかく練習不足だった。
それでも、とんでもない大ミスがなかっただけ良かったと思う。
それに対して、会場の盛り上がりはすごかった。
前半はおとなしめだったけど、後半はどんどん勢いがついて、アンコールも異例の2回。
最後は予定していなかったラズベリードリームをやって、その後もまだアンコールの声があったけど時間の都合もあるので終了した。

ギタープレイはどうだったか。
音色については、基本的には昨年秋と同じなんだけど、新しく弱い歪みのトーンを追加した。
これは3月の南蛮家セッションで、レッドウォーリアーズを弾いたときに使ったもので、木暮シャケをイメージした音色だ。
これがけっこうお気に入りで、76thStat他、数曲で使ってみたけど、歯切れよくてよかったと思う。

各曲について。
今回、76th Star、Moon、Monotone Boyの3曲で、昨年の再結成ライブのアレンジを導入してみた。
新曲はGirl School、1986年のライブバージョンでやってみたけど、後半バイテンになってからのステップがナオちゃんとずれてしまった。
ギター弾きながら振り付けまでやるのは難しいのだ。

セットリスト
1.Love Passion
2.Stefanie
3.76th Star
4.Girl School
5.Moon
6.Olive
7.Monotone Boy
アンコール
8.Friends
アンコール
9.Raspberry Dream

 

 

参加してくれた対バンについて。
一番最初に声をかけたのは、古い友人が参加してる、るんぱっぱ(東京スカパラ)だったんだけど、その日は都合が悪いとのことで、昨年秋に対バンさせてもらったM-amour(山口百恵)に参加してもらった。
それなら、全て女性ボーカルで揃えようと思い、AIQ(ファミリー音楽)、Lawless Area(オリジナル、メタルカバー)という、様々なジャンルの対バンとなった。
どれも実力派で、自分たちが練習不足で荒いパフォーマンスしか出来なかったのが恥ずかしいくらいだった。


76th Star(レベッカコピーバンドSTEFANIE 2018年4月22日EGG)
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首をギュッと絞めてみよう

2018年04月22日 | ギター
レベッカのギターを弾くというのは、7割くらいはコードを弾いてる状態だったりする。
それはカッティングだったり、アルペジオだったり、リフっぽい感じだったりもするんだけど、今回は左手のお話。
僕は人差し指をバレーさせる、いわゆるFコード的な押さえ方ではなく、ネックをギュッと握るグリップスタイルで弾くことが多い。
理由は複数ある。

まずはギターの構える位置だ。
僕の感覚からいくと、あまり高く構えるのはカッコ悪い。
もちろん、ジューダスのグレン・ティプトンみたいにスッゴク上手い人なら高くても十分カッコいいし、最近のテクニカル系ギタリストの多くは高い位置で構えている。
もう、高く構えた時点で、「この人は凄まじいテクニックでギターソロを決めるんだろうな」という予感すらする。
でも、僕はそんなテクはないし、僕くらいの伸長だとちょっと低めのほうがカッコいいように思える。
かといって、ジミー・ペイジやポール・スタンレーみたいに低すぎるのもどうか、と思う。
まず、ストラトはあまりに低いのは似合わない。
で、今は右手のピッキング位置が腰をより少し下くらいだ。
(前は右手が股間くらいの位置だったけど、少し上げた)
前置きが長くなったけど、それくらいの低さでは長時間バレーさせて、つまり手首をネックの下に潜り込ませて弾き続けるのはしんどいのである。
これがグリップスタイルなら、手首の負担がかなり少なくてすむ。

もう一つの理由が、僕の身体的特徴かもしれないんだけど、指が長いのだ。
たいていの人に「指、長いですね」といわれる。
なので、グリップスタイルでコードを押さえるとき、鳴らしてはいけない弦をミュートするとき便利なのである。
例えば、2弦と3弦だけ押さえてあとは全部ミュートするとか(親指で6、5、4弦までミュートし、人差し指で1弦をミュートする)そういうことが難なく出来る。
せっかくの利点を利用しない手はないのだ。

もう一つ、僕の身体的特徴なんだけど、親指の第一関節が弱い。
なんでかわからないけど、親指の第一関節が逆に90度くらい曲がるのだ。
そのせいで、長時間バレーコードを押さえるのは、普通の人以上に疲れるのである。

グリップスタイルの利点は、コードを必要最低限しか鳴らさないので、カッティングの切れがいいのだ。
欠点は、鳴る弦の数が少ないので、コード感が寂しいこと。
なので、バンドでのアンサンブルの場合、ベースやキーボードが寂しさを補完してくれるので、グリップスタイルで通しているのだった、
(もちろん、曲によって、バレースタイルでコードを弾くこともあるけどね)



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グレン・ティプトン

2018年04月21日 | 音楽
ジューダス・プリーストのニューアルバムが好評である。
僕も聴いたけど、たしかにこれはなかなかいい。
全曲いいわけではないけど、最初の3曲がいいとイメージ的にいいアルバム感が出てくる。

Judas Priest - Firepower "FULL ALBUM" HQ || HD


僕は最近知ったばかりなんだけど、ギターのグレン・ティプトンがパーキンソン病を患っていて、ツアーには参加しないという。
実はパーキンソン病を発症したのは、もう10年も前らしいけど、今までそんなことを微塵も感じさせないプレイを聴かせてくれてただけに、ショックを受けたファンも多いだろう。
長年の相棒であったKK・ダウニングはすでに脱退してるので、これでグレンまで離脱するとなると、ジューダス・プリーストとしてはかなりの痛手でもある。

グレンのジューダスへの参加はデビュー直前だったとも言われてるけど、元々はブルースを基調とした70年代型のギタリストだった。
それが80年代、90年代の新しいテクニックを身に着け、常に努力をし続けたのだろう。
おかげで彼の年代としては、非常に新しい感覚と年齢に似合わないスーパーテクを併せ持っていた。
ただ、もう一つカリスマ性に欠けてる気がするのは、真面目すぎるところがあるからではないだろうか。

僕は2回、ジューダスのライブを見に行っている。
どちらも素晴らしいステージだった。
ボーカルのロブ・ハルフォードは別として、バンドの上手さは昔と変わってないどころか、確実にグレードアップしていて、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれた。
その後も何度か来日していて、そのたびに行きたい、と思ってるんだけど、行けずにいる。
こんなころなら、前回の来日時、無理してでも行っとけばよかった。

ちなみに、グレンは脱退するわけではないらしい。
ライブツアーでは、アンディ・スニープという人がグレンの代わりにギターを弾くらしいけど、スタジオレコーディング、あるいは作曲面においては、これからも活躍すると思われる。
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グレタ・ヴァン・フリート

2018年04月13日 | 音楽
グレタ・ヴァン・フリートというバンドをご存知だろうか?

新人バンドの宣伝文句に「ツェッペリンの再来か!」とか、「あのツェッペリンを彷彿させる~」とか、よくあるよね。
聴いてみると、ほとんどの場合、「これのどこがツェッペリンだよ」って感じなんだけど。

しかし、こいつらはちょっと違う。
70年代初期を思わせるブルースロックサウンド、なかなかセンスあるギターリフ。
そして驚くのはこのボーカルだ。
まさに若い時のロバート・プラントである。
いや、本物のプラントよりも音程は安定してるようにも思う。

Greta Van Fleet: "Highway Tune" - Last Call with Carson Daly (Musical Performance)


この動画を見てると、声がロバート・プラントなのに、ボーカリストがあまりに童顔ですごく違和感がある。
ドラマーもシンプルなセットでパワフルなプレイは、やはりジョン・ボーナムを彷彿とさせる。
これはなかなか期待できる新人の登場だ。
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多様性

2018年04月08日 | 日常
選択的夫婦別姓というのがある。
まだ法案は通ってないけど、仮に夫婦別苗が可能となったところで、何も変わらないだろう。
おそらく、大半の人はこれまで通り夫婦同苗を選ぶだろうし、それで日本の家庭が崩壊するなどありえない。
選択肢が一つ増えるだけなのだ。
夫婦が同じ苗字でも離婚する人は離婚するし、別だったとしても離婚しない人はしない。
ただ、市井の庶民ではなく、伝統ある名家の息子が結婚するとき、相手側が「絶対に苗字は変えたくない」といった場合だけ、ちょっとした揉め事になる可能性があるけど。
しかし、どんな場合においても、どこかに揉め事はつきものだろう。
苗字だけの問題でもあるまい。

日本にカジノが出来るという。
ああ、そうですか、と思うだけだ。
出来ても行くことはないだろうし、それで大儲けする人や、大損する人がいても、かなりどうでもいい。
よく、ギャンブル依存症になる人が増えるからどうのこうのという人がいるけど、カジノがなくてもパチンコや競馬で依存症になってる人は多い。
今更、カジノが出来たからといって、たいして変わらないと思う。