ヴァン・ヘイレンの昨年出たニューアルバム「ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース」を聴いた。
前評判がかなり良かったので期待して聴いてみると、なるほど確かにこれは傑作といっていい内容だった。
とくに70年代から80年代のオリジナル・メンバーのアルバムをずっと聴いていた僕にとって、どこから聴いてもヴァン・ヘイレン・サウンドだった。
曲の雰囲気などは昔のままだが、エディのギターの音色がマイルドになり、以前のようなエッジのたった突き刺さるような感じはない。
デイヴのボーカルは、元気の良さは昔のままだが歌メロがあまりハイトーンを使わないものになっているのは年のせいかもしれない。
今回これを聴いて気になったことがある。
まるで1984年の「1984」の次、1985年くらいに発売されたような感覚のあるアルバムだが、それって2012年に発売されたアルバムとしてどうなのだろうか?
たとえば、1984年に発売された「1984」とマドンナ「ライク・ア・ヴァージン」を比較してみると、どちらも1984年当時の「時代の音」であり、その頃としては最先端のポップ・ミュージックだったと思う。
そして2012年に発売された「ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース」と「MDNA」を比べると、マドンナのほうは2012年に相応しい現代的ポップスなのに対して、ヴァン・ヘイレンのほうは80年代から変っていない。
これでは若いリスナーがついてくるはずがないだろう。
70年代、80年代の頃のヴァン・ヘイレンは常に時代をリードするロックバンドだったが、今のヴァン・ヘイレンは完全に保守的であり過去回帰だ。
実は変わったのはマドンナではなくヴァン・ヘイレンのほうなのだ。
では新作から「シーズ・ザ・ウーマン」
こちらは1stアルバム収録の「叶わぬ賭け」。
ヴァン・ヘイレンをコピーしたのは初めてだが、リフが個性的で弾くのが楽しい曲だ。
CD音源をバックに弾くとやはり著作権にひっかかり、携帯やスマホでは見れないかもしれない。
Ain't Talkin About Love Van Halen cover
前評判がかなり良かったので期待して聴いてみると、なるほど確かにこれは傑作といっていい内容だった。
とくに70年代から80年代のオリジナル・メンバーのアルバムをずっと聴いていた僕にとって、どこから聴いてもヴァン・ヘイレン・サウンドだった。
曲の雰囲気などは昔のままだが、エディのギターの音色がマイルドになり、以前のようなエッジのたった突き刺さるような感じはない。
デイヴのボーカルは、元気の良さは昔のままだが歌メロがあまりハイトーンを使わないものになっているのは年のせいかもしれない。
今回これを聴いて気になったことがある。
まるで1984年の「1984」の次、1985年くらいに発売されたような感覚のあるアルバムだが、それって2012年に発売されたアルバムとしてどうなのだろうか?
たとえば、1984年に発売された「1984」とマドンナ「ライク・ア・ヴァージン」を比較してみると、どちらも1984年当時の「時代の音」であり、その頃としては最先端のポップ・ミュージックだったと思う。
そして2012年に発売された「ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース」と「MDNA」を比べると、マドンナのほうは2012年に相応しい現代的ポップスなのに対して、ヴァン・ヘイレンのほうは80年代から変っていない。
これでは若いリスナーがついてくるはずがないだろう。
70年代、80年代の頃のヴァン・ヘイレンは常に時代をリードするロックバンドだったが、今のヴァン・ヘイレンは完全に保守的であり過去回帰だ。
実は変わったのはマドンナではなくヴァン・ヘイレンのほうなのだ。
では新作から「シーズ・ザ・ウーマン」
こちらは1stアルバム収録の「叶わぬ賭け」。
ヴァン・ヘイレンをコピーしたのは初めてだが、リフが個性的で弾くのが楽しい曲だ。
CD音源をバックに弾くとやはり著作権にひっかかり、携帯やスマホでは見れないかもしれない。
Ain't Talkin About Love Van Halen cover