トニー・アイオミの自伝「アイアン・マン」、ようやく読了した。
彼の少年時代から、有名な指切断事故、ブラック・サバス結成からデビュー、そして相次ぐメンバーチェンジの末のリユニオンから、現在に至るまでがまるで昨日のことのように細かく書かれている。
サバスのメンバーはもちろん、当時のロックミュージシャンも多数登場し、なかなか興味深い内容だった。
何より、ユーモアたっぷりで、かなり分厚い本だけど、とても楽しく読めた。
70年代はとにかくドラッグとアルコールに振り回され、とくにオジー・オズボーンとビル・ワードが酷かったこと。
80年代に入ってからはマネージメントと安定しないメンバーに翻弄される。
ロックバンドだからといって、単にギターを弾いてステージに立つだけでことは済まない。
ブラック・サバスという世界的に有名なバンドのリーダーとして、並大抵ではない苦労を経験してきたのだ。
意外にも、サバスはトントン拍子といっていいくらい順調に成功した。
70年代半ば頃には、全米でもトップバンドとして認められる地位を得て、金銭的にも物欲的にも欲しいものは全て手に入る。
毎晩パーティー三昧、ドラッグもアルコールも好き放題、金は腐るほどあり、いくらでも女も抱ける。
そうなると崩壊するのも早い。
そんな中、新しいリフを考案し続け、新しいアイデアをアルバムに投入し、人間失格寸前のオジーやビルをスタジオに連れてきてプレイさせる。
いよいよダメになったら、ロニー・J・ディオやイアン・ギランなど、実力派メンバーを加入させて、サバス ブランドを守り続けてきたのだった。
後半、ロックの殿堂入りを果たしたり、イギリス王室の前でプレイし、チャールズ皇太子やブレア首相と会話したことなどが書かれている。
波乱万丈な人生のなか、ついに来るところまで来た、という感じで感慨深いものがあった。
この自伝が書かれたのは少し前のことで、その後ニューアルバムを発表し、昨年解散した。
お疲れ様としかいいようがない。
彼の少年時代から、有名な指切断事故、ブラック・サバス結成からデビュー、そして相次ぐメンバーチェンジの末のリユニオンから、現在に至るまでがまるで昨日のことのように細かく書かれている。
サバスのメンバーはもちろん、当時のロックミュージシャンも多数登場し、なかなか興味深い内容だった。
何より、ユーモアたっぷりで、かなり分厚い本だけど、とても楽しく読めた。
70年代はとにかくドラッグとアルコールに振り回され、とくにオジー・オズボーンとビル・ワードが酷かったこと。
80年代に入ってからはマネージメントと安定しないメンバーに翻弄される。
ロックバンドだからといって、単にギターを弾いてステージに立つだけでことは済まない。
ブラック・サバスという世界的に有名なバンドのリーダーとして、並大抵ではない苦労を経験してきたのだ。
意外にも、サバスはトントン拍子といっていいくらい順調に成功した。
70年代半ば頃には、全米でもトップバンドとして認められる地位を得て、金銭的にも物欲的にも欲しいものは全て手に入る。
毎晩パーティー三昧、ドラッグもアルコールも好き放題、金は腐るほどあり、いくらでも女も抱ける。
そうなると崩壊するのも早い。
そんな中、新しいリフを考案し続け、新しいアイデアをアルバムに投入し、人間失格寸前のオジーやビルをスタジオに連れてきてプレイさせる。
いよいよダメになったら、ロニー・J・ディオやイアン・ギランなど、実力派メンバーを加入させて、サバス ブランドを守り続けてきたのだった。
後半、ロックの殿堂入りを果たしたり、イギリス王室の前でプレイし、チャールズ皇太子やブレア首相と会話したことなどが書かれている。
波乱万丈な人生のなか、ついに来るところまで来た、という感じで感慨深いものがあった。
この自伝が書かれたのは少し前のことで、その後ニューアルバムを発表し、昨年解散した。
お疲れ様としかいいようがない。