Music Mania

No Music No Life

碧志摩メグの憂鬱

2015年08月30日 | 日常
来年の先進国首脳会議は三重県で開催され、伊勢志摩サミットといわれる。
ところが、開催地となる志摩市では、市のキャラクターをめぐって論争がおきている。



現在、市の公認キャラクターは「碧志摩メグ」という、まるで萌えアニメから出てきたような少女だ。
プロフィールを見てみよう。
碧志摩メグ17歳、身長158cm、体重46キロ、O型、好きな食べ物は手こね寿司(カツオのづけが乗った寿司)とお菓子、
現在彼氏募集中で、夢は日本一の海女だそうだ。

で、このオタク受けが良さそうで、ちょっぴりセクシーなキャラが、マジメな市民から猛反発をうけている。

・胸や太ももを強調しすぎ
・海で生きてきた海女の伝統と文化をバカにしている
・乳首までうっすら認識できる巨乳、性器方向へはだけた裾、どんなやらしいことも受け入れそうな恥ずかしそうな表情
・ロリコンすぎる

そして、市の公認を却下するよう呼び掛ける署名が7000名集まったようだが、市としては撤回する意思はないとのこと。

僕はキャラの方向性として、こういう萌えキャラはアリだと思う。
もう単なるゆるキャラでは、なんのアピール力もない。
たしかにね、胸が大きすぎるし、足を露出しすぎだとは思う。
胸をもう少し小さくして、肌の露出を押さえるという妥協案はないのだろうか?

碧志摩メグの前にも、「しま子さん」という公認キャラがいたそうだ。
でもこれって、あまりにも昭和臭いでしょう。



ちなみに、同じ三重県の伊賀市にも萌えキャラがいて、こちらは伊賀嵐マイ(いがらしまい)という。
こちらでは反対の意見はきかれない。
たぶん、あっちは現役の海女さんがたくさんいるのに対し、こっちじゃ現役の忍者はいないからだろう。
それに、女忍者というか”くノ一”って以前から、「美人でかっこよくてセクシー」みたいなイメージが定着してたからか。
それが正しいかどうかは別として。



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宿題やったか?

2015年08月29日 | 日常
先週、妻が姪っ子の夏休みの宿題を手伝っていた。
僕の妻は絵が上手だ。
話によると、昔は美術の成績が常に最高ランクだったらしい。
何をしたかというと、姪っ子の書いた下書きの絵に、絵具で色をつけたんだという。
元の下書きのデッサンがおかしいとか、遠近感が違ってるとか、いろいろ文句をいいながらも、なんとか完成したらしい。
はたして、子供の宿題を大人がそこまで手伝うのはどうかと思うが、最近は宿題代行業というのもあるらしい。
お金を払って、プロの業者に宿題をやってもらう。
本当にそれでいいのか?
やれやれ、時代も変わったものだ。

ちなみに宿題代行料金の相場はこんな感じ。

(小学生の場合)
・ドリル(漢字、計算など)・・・7,000円~
・読書感想文・・・2,500円/枚~
・自由研究・・・13,000円~
・絵・・・18,000円~
・工作(材料費別)・・・7,000円~

これが中学生になると、もう少し料金があがるが、夏休みになるとこの手の業者は大人気で大忙しらしい。
理由は、「お受験用の勉強に忙しいから、宿題なんてムダなことに時間はかけてられない」からだという。
効率的に勉強していい学校入って、エリートな人生ですか、まあ、いいんじゃないですか?本当にそれがいいなら。

一つ思うんだけど、代行にやってもらった絵や読書感想文が、コンクールなんかで入賞したり、優秀作品に選ばれたりしたら、
やはりその生徒は、「ボクの手柄だ」と言わんばかりの顔で受賞するのかな?

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中年体型との戦い

2015年08月23日 | 日常
先週、健康診断の結果が郵送で送られてきた。
前に書いたけど、僕はコレステロール値が高いので薬を服用してるのだけど、それ以外は全て基準内に収まっており、
まずまず一安心だ。
意外だったのは、昨年より体重が少し落ちていたこと、ウエストも少し細くなってたこと。
通りでベルトが緩いはずだ。
とくにダイエットとか運動とかしてないんだけど、激やせしたんじゃないからいいだろう。

音楽仲間のなこさんは低糖質ダイエットで10キロやせたという。
立派なダイエット成功者だ。
なかなかそれだけの体重を落とすことは出来ない。

ちなみに僕も過去にダイエットをやっていて、全て成功している。
といっても、僕の場合太る前に落としてるので、せいぜい3キロから5キロくらいの減量だけどね。
最近では2012年に5キロ落としている。
そのときのレポはこちら


よく言われるのが、ダイエットに成功する人には共通項があるということ。
ここに成功する人の特徴が書かれている。

成功者に聞いたダイエット成功の理由ベスト5

第1位:食事調整
第2位:運動
第3位:毎日体重計にのる
第4位:正しい生活習慣
第5位:記録する

僕の場合、食事調整以外は全て当てはまっていた。
毎日運動して、毎日体重計にのって、毎日記録し、グラフにして”見える化”を行う。
酒、タバコはやらず、わりと規則正しい生活を心がける。

僕は決して、いくら食べても太らない体質ではない。
実際、体重そのものは標準であっても、お腹周りにはどうしても脂肪がたまってくる。
さすがに40代も後半になってくると、なかなかスラッとした体形は維持できないのだ。

やはり筋肉をつけるトレーニングもしたほうがいいのかもしれない。
続けば、の話だけど。
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ブルーもしくはブルー

2015年08月22日 | 読書
山本文緒の「ブルーもしくはブルー」を読んだ。



あまり女性作家を好まない僕だけど、山本文緒はいい。
なにかわからないけど、フィーリングが合うというか、登場人物のダメっぷりが僕と似てるんだろう。
同じダメ人間でも、たとえば桐野夏生の作品に出てくるダメ女は、読んでいてイライラしてくる。

人の人生に分岐点は付きものだ。
それは、就職の際、A社にするかB社にするか、あるいは今の会社をやめようか、続けようか、
というような、その後の人生に大きな影響を与えるものから、今日のランチはラーメンとカレーライス、どっち?というような
どうでもいい選択までさまざまである。

僕の場合、結婚して新婚旅行から帰ってきて、初めて出社した日に、単身赴任の出世コースの打診があったことを思い出す。
僕は出世コースを蹴って家庭をとった。
当時、いろいろな人に「なんでそんないい話を断るんだ」と言われたが、今も自分の選択は間違ってなかったと思ってる。
でも、ときどき、とくに今の仕事でイヤなことがあったりすると、あのときあっちを選んでいれば今頃どんな人生を歩んでいただろう
と思うことはある。

そんなもしもの世界、もう一つの人生を歩んでいた自分に出会うことが出来たら?
「ブルーもしくはブルー」は、二人の好きな男のうちの一人と結婚した女が、ある日、もう一方と結婚した自分に出会ったしまう、
というファンタジー小説。
もう一つの人生を歩んでいる、もう一人の自分。
自分はあっちの自分が幸せに見えて仕方がない。
しかし、それはあっちの自分もそう思ってるのだった。
隣の芝生は青く見え、他人の生活を羨む。
いっそのこと、期間限定で二人入れ変わっちゃおうか?

で、そんな話が上手くいくはずがなく、いろいろな騒動が巻き起こり、お互いを憎しみあうようになってしまう。

この「ブルーもしくはブルー」が刊行されたのは1992年で、もう20年以上前なのだけど、面白く読めた。
誰もが考えることだと思うけど、結局は今の人生を歩んでいくしかないわけで、出来るだけ後悔のないようにしたいものだね。

ドラマ化もされてたようだけど、見たことありません。


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千手観音は千里観音

2015年08月15日 | 邦楽
前に、10代半ばにして恐ろしくテクニカルなギターを弾く少女を紹介したが、そんなスゴイ人は日本にもいた。
それも地元に。

まずはこちらの動画をご覧いただこう。



たしかにスゴイ人だ。
動画では7歳でディープ・パープルの「ハイウェイ・スター」を演奏している姿も映っている。
ドラマーで千手観音といえば、僕の世代だとコージー・パウエルのこのジャケットを思い出す。



川口千里さんのやってる音楽は、基本的にはフュージョンのようで、やはりこれだけのテクを生かすとなると、
どうしてもそっち系になるのだろう。
こちらの東京でのインストアライブで、いくつかの曲を聴くことが出来る。



この人、自分でも言ってるけど、かなりのパワーヒッターらしい。
見た感じ、そんなに力強くタイコを叩くようには見えないけど、それだけムダがないのだろう。
それと、やたらとトーク慣れしてるというか、幼い頃からメディアに登場してるからか、芸能人向けにみえる。

前に紹介したテイナSさんもそうだけど、こういう人たちって、練習量がハンパないと思う。
そして、その練習を苦と思わず、楽しくて仕方がないんだと思う。
あと、ライブ中の集中力の高さもスゴイけど、練習でも同じくらいの集中力でやってるんだろう。

今後の活躍が期待できる人だ。
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