今週のアメリカン・ヒットチャートはまたしてもダベイビーのロックスターが1位である。
黒人のロックスターを見たことがあるか?と歌う曲だけど、ダベイビーは間違いなくスターである。
曲のスタイルとしてはロックではないけれど、精神性でいえばロックだと思う。
さて、今週の2位には初登場ジュースワールド&マシュメロの「Come &Go」が入った。
ヒップホップでありながらすごくロックな響きをもつ曲で、ロックファンにもアピールしている。
PVはジュースワールドと女性パートナーがアニメ化して、ゾンビみたいな化け物と戦うというもの。
そのゾンビの親玉がマッチョな白人というのは、今の時世を表しているようだ。
Juice WRLD & Marshmello - Come & Go (Official Music Video)
ブラックミュージックをアレコレ聴いていると、どうしても外せない人が何人も出てくる。
オーティス・レディングもその一人だ。
僕は『ドッグ・オブ・ザ・ベイ」しか知らないので、ベストCDと「Otis Blue」の他、いくつか聴いてみた。
日本のシンガーにも大きな影響を与え、中でも忌野清志郎と矢沢永吉はいろいろな曲でそれが現れている。
この辺は世代の問題だと思うけど、僕の世代だとオーティスを知らない人が多い。
若くして亡くなってることもあり、せいぜい「ドッグ・オブ・ザ・ベイ」しか知られていない気がする。
それも、矢沢永吉の「チャイナタウン」の歌詞『流れてる 俺たちの好きだった ドッグ・オブ・ザ・ベイ」で知ったのが最初だったりする。
オーティスを聴く。
まず曲がいい。
どれを聴いても捨て曲がなく、心地よいグループがとてもいい。
オリジナル曲だけでなく、ベン・E・キングやB Bキングに、ローリングストーンズのカバーもある。
どれも元曲の良さを損なわず、それでいてオーティスの色で聴くことが出来る。
オーティスのボーカルは、メロディーを歌うというよりリズムに歌詞を乗せるような感じで、実にグルーヴィーである。
いつまでも聴いていたくなる。
オーティスはラップの原型の一つだと思う。
例えばビートルズの「デイ・トリッパー」もオーティスが歌うとすごくファンキーで、ボーカルスタイルは今のラップにつながる。
そう考えるとものすごい影響力ということになるのだった。
Otis Redding - Day Tripper (HQ)
黒人のロックスターを見たことがあるか?と歌う曲だけど、ダベイビーは間違いなくスターである。
曲のスタイルとしてはロックではないけれど、精神性でいえばロックだと思う。
さて、今週の2位には初登場ジュースワールド&マシュメロの「Come &Go」が入った。
ヒップホップでありながらすごくロックな響きをもつ曲で、ロックファンにもアピールしている。
PVはジュースワールドと女性パートナーがアニメ化して、ゾンビみたいな化け物と戦うというもの。
そのゾンビの親玉がマッチョな白人というのは、今の時世を表しているようだ。
Juice WRLD & Marshmello - Come & Go (Official Music Video)
ブラックミュージックをアレコレ聴いていると、どうしても外せない人が何人も出てくる。
オーティス・レディングもその一人だ。
僕は『ドッグ・オブ・ザ・ベイ」しか知らないので、ベストCDと「Otis Blue」の他、いくつか聴いてみた。
日本のシンガーにも大きな影響を与え、中でも忌野清志郎と矢沢永吉はいろいろな曲でそれが現れている。
この辺は世代の問題だと思うけど、僕の世代だとオーティスを知らない人が多い。
若くして亡くなってることもあり、せいぜい「ドッグ・オブ・ザ・ベイ」しか知られていない気がする。
それも、矢沢永吉の「チャイナタウン」の歌詞『流れてる 俺たちの好きだった ドッグ・オブ・ザ・ベイ」で知ったのが最初だったりする。
オーティスを聴く。
まず曲がいい。
どれを聴いても捨て曲がなく、心地よいグループがとてもいい。
オリジナル曲だけでなく、ベン・E・キングやB Bキングに、ローリングストーンズのカバーもある。
どれも元曲の良さを損なわず、それでいてオーティスの色で聴くことが出来る。
オーティスのボーカルは、メロディーを歌うというよりリズムに歌詞を乗せるような感じで、実にグルーヴィーである。
いつまでも聴いていたくなる。
オーティスはラップの原型の一つだと思う。
例えばビートルズの「デイ・トリッパー」もオーティスが歌うとすごくファンキーで、ボーカルスタイルは今のラップにつながる。
そう考えるとものすごい影響力ということになるのだった。
Otis Redding - Day Tripper (HQ)