Music Mania

No Music No Life

2012年の3つ

2012年12月30日 | 日常
今年はまったものを3つあげてみよう。

・スマートホン
・ユーチューブのフルアルバム
・平清盛

【スマートホン】

6月に通常の携帯電話から、いわゆるスマートホンに買い換えた。
僕はとくに新し物好きというわけではない。
ただ、家のPCの調子が悪く、すこぶる使い勝手が悪いので、スマートホンはその代役になるのではないか、と思ったのだ。
そして実際、PCの代役になった。
今や、ブログの更新とスマートホンへの音楽取り込みくらいしかPCを使っていない。
特に重宝しているのが、ユーチューブだ。
僕のPCでは、重すぎてまともにユーチューブが見れないのである。
来年の夏くらいには新しいPCが欲しいとは思っているが、それまではスマートホンをメインで使っていくつもりだ。
ユーチューブ以外では、amazonなどの通販、ナビゲーション、カメラ、2ちゃんねる、フェイスブック、ツイッター、ミクシィ、ブログ閲覧、yahoo知恵袋や読売小町、ウィキペディアなど、果ては天気予報からストップウォッチまで、無くてはならないものになっている。


【ユーチューブのフルアルバム】

昨年あたりから、ユーチューブに古いロックのアルバムをフルでアップしているのをよく見かける。
著作権などは正直微妙なところだと思うが、使えるうちは存分に楽しみたいと思う。
今現在、70年代~90年代の洋楽を中心に、無数のアルバムがいつでもどこでも聞けるのだ。
十代の頃、ミュージックライフのアルバムレビューを読んでは、これらのレコードを全部聴けたらいいな、と思ったものだが、今その夢がかなっているといっていい。
夏くらいまではデペッシュモードやその他ニューウェイブ系にはまり、それからグランジやオルタナにはまり、最近は古いプログレなんかも聴く。
ちなみに昨日掃除をしながら聴いたのは、ピンク・フロイド「アニマルズ」、マジースター「アモング・マイ・スワン」、ポール・バンクス「バンクス」だった。


【平清盛】

僕は大河ドラマファンなので、毎年見ている。
今年の「平清盛」は、大河史上ワースト1位という視聴率の低さだった。
だが、決して内容が悪かったわけではない。
2010年の「龍馬伝」の放映中、すでに2012年は「平清盛」だということがわかっていた。
僕はその頃から楽しみにしていたのだった。
なぜ楽しみだったのか?
それは知らないからである。
平安時代を題材にしたドラマや映画は少ない。
せいぜい源氏物語の実写版か、源平合戦くらいだろう。
知らないから、好奇心が芽生える、いったいどんな時代だったのだろうか、平清盛とはどういう人物だったのだろうか、と。
僕はこれを見るに当たって、ある程度の予習をし、見てからも復習をすることがあった。
登場人物は平家側だけで30人以上、源氏、貴族、僧侶を含めると150人くらいの登場人物になり、ドラマとしては多すぎる人数だろう。
なので、ボーっと見てたのではついていけないのだ。
軽く見れる番組が多い中、一つくらいこういうドラマがあってもいいと思う。


マイケル・シェンカーが選ぶ必聴なギター・アルバム10枚

2012年12月29日 | 音楽
海外の音楽と楽器のサイトMusicRadar企画で、マイケル・シェンカーが選ぶ必聴なギター・アルバム10枚が発表された。
これがなかなか、彼らしさと意外な一面が垣間見れて面白い。

マイケルが選んだアルバムは以下の10枚だ。

The Jeff Beck Group - Truth (1968)
Jeff Beck - Blow By Blow (1975)
Black Sabbath - Paranoid (1970)
Cream - Wheels Of Fire (1968)
Deep Purple - In Rock (1970)
Led Zeppelin - Led Zeppelin III (1970)
Mountain - Climbing! (1970)
Taste - On The Boards (1970)
Van Halen - Van Halen (1978)
Johnny Winter - Johnny Winter And (1970)

まずヤードバーズの3大ギタリスト(エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ)のアルバムがそれぞれ選ばれていること。
中でもジェフ・ベックが2枚選ばれていること。
ツェッペリンは定番の2や4でなく、3が選ばれていること。
HR/HMの定番ギタリストであるトニー・アイオミとリッチー・ブラックモアのアルバムが選ばれていること。
彼が影響を受けたといわれるレズリー・ウエストのアルバムが選ばれていること。
この辺のセレクトは彼らしい気がする。
これらのアルバムはどれも名盤なので、ギタリストでなくてもロックファンなら聴いておこう。

意外な気がするのは、ヴァン・ヘイレンとジョニー・ウィンターだ。
ヴァン・ヘイレンがデビューしたとき、彼はUFOで大成功していたはずだが、そんな彼にも衝撃を与えた一枚なのだろう。
ジョニー・ウィンターは、このような泥臭いブルースロックは彼の趣味と少し違う気がするのだが、セレクトしているところを見ると認めているようだ・
テイストについては僕は聴いたことがないのでわからないが、ギタリストはロリー・ギャラガーなので聴き所は多いだろう。

もう一つ付け加えるとすれば、マイケルは自分のアルバムをセレクトしていないことだ。
言うまでもなく、UFOの各アルバムやMSGのアルバムはどれもギタリストなら必聴レベルだが、ここは謙虚な姿勢が見られる。
これがイングヴェイ・マルムスティーンなら、10枚全て自分のアルバムになりそうだが(笑)

参考だが、「ギブソンが発表、ロックギターを変えた10枚」を見てみよう。

Blow By Blow (Jeff Beck, 1975)     ★
Are Your Experienced (Jimi Hendrix, 1967)
Van Halen (Van Halen, 1978)     ★
Paranoid (Black Sabbath, 1970)    ★
Led Zeppelin (Led Zeppelin, 1969)    ☆
King of the Delta Blues Singers (Robert Johnson, 1961)
After School Session (Chuck Berry, 1957)
Surfing with the Alien (Joe Satriani, 1989)
At Fillmore East (The Allman Brothers Band 1971)
Boston (Boston, 1976)

10枚中3枚(★マーク)が重なっており、一枚同じギタリスト(☆マーク)が選ばれている。
マイケルの選ぶ10枚は、世間と比べて常識的な選択といえよう。

それではお聴きいただこう。
マイケル及びギブソンが選ぶギターアルバムから、ジェフ・ベック「スキャッター・ブレイン」

Jeff Beck - Scatterbrain

音楽のチカラ

2012年12月23日 | 音楽
少し前だが、名古屋は今池の「ナイトカフェ弾き語り」へ行ってきた。

今池2番出口から徒歩5分、この辺りは昔友人が住んでいたのでよく知っている。
当時は週末ともなるとそいつのアパートに転がり込み、時には朝まで語り合った。
そいつは生涯独身と思われたが、今月初めに結婚した。

さて、久しぶりに店内に入ると、おなじみのマスターや顔見知りの常連さんもいて、相変わらずアットホームな雰囲気で盛り上がっていた。
話題は「ブルース、ロカビリー、ロックンロールについて」だ。
70年代フォークの話題だと全くついていけないのだが、ロックなら、ということで遠慮なく輪にはいる。

僕と同世代で今も音楽ファンをやっている人間は、初対面であってもすぐにうちとける。
音楽の力はスゴイのだ。

今回の僕の演奏曲は5曲。

・雨、見えない心
・終わったこと
・年上の彼女
・Love
・Warking class hero

前半3曲はオリジナル、後半2曲はジョン・レノンのカバーで、沢田祭りの沢田さんがサポートでリードギターを弾いてくれた。

そしてもう1曲、マスターのラウム木村さんのオリジナル曲を本人が歌ったのだが、僕はパーカッションで参加させてもらった。

今回動画を撮ってYouTubeにUPするつもりだったのだが、出来が悪く(演奏、ボーカル、動画のアングルなど)皆様にお見せ出来るレベルではなかったのが残念なところ。

家で1曲だけ撮り直したので興味のある方はクリックしてみてください。

終わったこと(オリジナル曲)

ロックな体型

2012年12月22日 | 音楽
ロックなファッション、髪型ときたら、次はスタイルだ。
ロックな体型といえば、なんとなく痩せ型なような気がする。
とくにギタリストは、長身、痩せ型のイメージが強い。
この「ギタリスト=長身、痩せ型」のモデルは、おそらくジミー・ペイジ(180cm)かブライアン・メイ(183cm)あたりだろう。

 

ちなみに主なギタリストの身長を調べてみた。

アルバート・キング(195cm)
ジョン・メイヤー(190cm)
エース・フレイリー(185cm)
デイブ・ギルモア(183cm)
ジ・エッジ(182cm)
マイケル・シェンカー(180cm?)
ジョン・レノン(178cm)
ジミ・ヘンドリックス(178cm?)
エリック・クラプトン(177cm)
カート・コバーン(177cm)
キース・リチャーズ(175cm)
ロン・ウッド(171cm)
ポール・サイモン(160cm)
アンガス・ヤング(158cm?)
プリンス(156cm?)

その一方で、「デブはドラム」というイメージも存在する。
これは何か根拠や、元となったモデルが存在するのだろうか?
言いたいことはわかる。
なんとなく体重が重そうな人のほうが、ヘヴィなドラムを叩きそうだからだ。
しかし、実際のドラマーを見ると、太った人が多いわけではない。
いや、痩せ型の人のほうが多い気がする。
もし、モデルがいたとすれば、ジョン・ボーナムだろうか。



ちなみに野球でも「デブはキャッチャー」というイメージがあり、モデルはたぶん漫画「ドカベン」の山田太郎だ。



話がそれるが、「デブは黄色」というイメージは、「科学戦隊ゴレンジャー」の黄レンジャーから来ていると思う。
もちろん、大好物はカレーでなければならない(笑)



ロックな体型として、真っ先に長身、痩せ型とくるのは、「ロック=カッコイイ」というイメージが先にあり、「カッコイイ=モデルのような体型」なのだろう。
ただし、いくらモデルのような、といっても筋骨隆々ではダメだ。
(マノウォーみたいに、ボディ・ビルダーみたいなバンドもあるが)
ロックは、「セックス、ドラッグ、ロックンロール」というくらい、不健康なイメージも付きまとうのである。

というわけで、身長175cm以上ある人は、体重は60キロくらいに留め、髪の毛を伸ばし、派手な色に染め、ブラックレザーを着て街を歩こう。
「あの人、バンドやってるのかな?」と思われるに違いない。
逆に太っている人は、音楽好きならドラマー、スポーツ好きならキャッチャーを目指そう。
どちらも苦手だという人は、黄色い服を着てカレーを食べに行こう(笑)


美味しくない=あじない

2012年12月16日 | 日常
少し前くらいから、FMや有線でよく流れる曲で、気になっているのがあった。
関西弁風の歌詞で、フォーク調の曲だ。
調べてみたらティーナカリーナの「あんた」という曲だった。

関西弁の曲というのは今に始まったことではなく、ずっと前からある。
僕が気になったのは、サビの一節の歌詞だ。

「あんたがおれへんから何食べてもあじないし」

これを標準語に訳すと

「あなたがいないから何を食べても美味しくないし」

だと思う。

僕が子供の頃、美味しくないことを「あじない」という人がいた。
この言葉を使っていたのは、年配の方が多く、自分の親世代で使ってる人はいなかったと思う。
たまにおじいちゃんやおばあちゃんの影響の強い子だと、子供でも「あじない」を使ってたようだが。

大人になってからは、ほとんど「あじない」を聞くことはなくなり、今のところに引っ越してからは全くなくなった。

今回ティーナカリーナの曲で、かなり久しぶりに「あじない」を聞いたのだが、関西では今も一般的に使われているのだろうか?

ちなみに「あかんたれで一人じゃ上手に歩かれへんし」という一節もあるが、「あかんたれ」って何?
なんとなくダメな人っていう意味なんだろうとは思うが。


ティーナ・カリーナ 『あんた』