Music Mania

No Music No Life

ナポリタン

2023年06月24日 | 食べ物
ナポリタンは和製洋食としてオムライスと並ぶ人気メニューである。
元は戦後米兵が、茹でたパスタにケチャップをかけて食べてるのを見たのをヒントに考案されたという。
最初は横浜のホテルニューグランドでトマト味のスパゲッティ「ナポリタン」として出された。
さらにそれを庶民向けに仕上げたのは洋食店「センターグリル」だという。
ここから手軽に食べられる庶民の味として全国的に広まった。
とくに東海地方では「鉄板ナポリタン」という、焼けた鉄板の上に卵焼きがしかれ、その上にナポリタンが乗ってる(正しくは熱々の鉄板上にナポリタンがあり、そこへとき卵を流しこんだもの)が一般的な「喫茶店メニュー」だ。
三重県、愛知県、岐阜県の昔からある喫茶店や洋食屋なんかで食べられる。

この懐かしさを感じさせる鉄板ナポリタンは、今も人気が高く、少なくとも40代以上の人にファンが多い。
もちろん僕も大好きだ。
普段はあまり食べないけど、ときどき食べたくなる。

JR四日市駅前のライブバーEASTの鉄板ナポリタンは美味しいと評判で、ここへ来たら必ずこれを食べるというバンドマンも多い。
僕も2回くらい食べたことがあるけど、まさに王道の鉄板ナポリタンで、一度食べたらまた食べたくなる味である。
こういうのを家で再現したい。

というわけでいろいろナポリタンのレシピや動画を見て、自分なりに少しアレンジして作ってみた。
決め手のなるのはケチャップベースのソースである。
今のところはこれ。

(2人前)
ケチャップ 大さじ8
とんかつソース 大さじ1
牛乳 大さじ5
砂糖 小さじ2
塩 適量
コショー 適量

僕のなかで牛乳を入れるという発想はなかったのだが、これでマイルドな仕上がりになるのだ。
具材は、タマネギとウインナーは必須で、あとは好みに応じてピーマンやマッシュルームを入れる。
コーンを入れてもいいかもしれない。
ウインナーの代わりにベーコンという人もいるだろうけど、僕の好み的にはウインナーの方がいい。

パスタは太麺の方がそれらしいが、家にあるものなんでもいいと思う。
1.8〜2.0くらいがベストだろう。

家に鉄板ナポリタン用の鉄板があればいいが、うちはないので、あらかじめタマゴを焼いて皿に敷いておく。
パスタを茹でる。
そして具材を炒める。
火が通ったらよく混ぜ合わせた特製ソースを投入。
そこへ茹でたパスタを入れてよく混ぜ合わせる。
最後にバターを一切れ入れて、形がなくなるまでよく混ぜる。
タマゴを敷いた皿に盛って粉チーズを振りかければ完成。

これは美味しいですよ、マジで。
もしかすると四日市EASTのナポリタンを超えたかも。

名古屋城天守建て替え問題

2023年06月18日 | 日常
名古屋城の天守を木造で建て直すという。
僕は名古屋市民ではないし愛知県民でもないので、この件について何も言う資格はないのだが、木造で作ると障害者の方が行けないではないか、とのことなのでちょっと自分の意見を書いてみたい。

名古屋城の天守と御殿は昭和20年まで江戸時代のまま現存していたが、空襲により全焼した。
幸い焼ける前に各部の写真や詳細な図面は確保してあったので、再建しようと思えばいつでも出来る状態ではあった。
とりあえず戦後の復興時、名古屋のシンボルとして外見だけは本物に忠実、中身はエレベーター付きの鉄筋コンクリートで天守が再建された。
それから数十年、平成になって御殿が江戸時代の姿で再建された。
その後、天守の耐震性に問題ありとのことで、それならいっそのこと御殿と同じく江戸時代の工法で再建したらどうかと言う話になる。
もちろん、昔のまま木造で作るとなると、莫大なコストがかかるし、工期も長い。
それらの財源は名古屋および愛知県民の税金だという。
当たり前に反対意見も多い。

木造での完全再現で喜ぶのは、城マニアと木造建築マニアだけで、その他大勢にとっては大して興味深いものではない。
姫路城、彦根城、犬山城、松本城と現存天守に行ったけど、内部の建築状態や当時の工法に興味をもって見学してる人など1パーセントもおらず、大多数の人は最上階からの景色にしか関心がない。
なので、わざわざ木造完全再現なんて意味がないように思う。
しかし、これは未来の人に向けての事業なのだというとまた違ってくる。
300年くらいしたら価値が出てくるのである。
もしかすると、その頃には古い木造建築を再現出来る職人は1人もいないかもしれない。
300年後の人は「令和の時代の人が再建してくれたおかげで今も当時(江戸時代)の工法での立派な天守を見学することが出来る」と感謝してくれるかもしれない。
ただし、天守に入り、急な階段を登り降り出来るのは健常者に限る。

ある人はいう。
足の不自由な人は天守に入れないなんて、それは差別だ。
だったら健常者も入場出来ないようにしろ。
それが平等である、と。

どうなんですかね?
いろいろな意見があると思うけど、だったらどうすればいいのでしょうか?

一つは計画通り木造で江戸時代のまま再建して、誰も入場出来ないようにすること。
天守最上階からの眺めは高性能VRゴーグルなんかで擬似体験すればいい。
あるいは、現在のドルフィンズアリーナあたりに天守と同じ高さのタワーを建てて、エレベーターでそこまで登って景色を見ればいい。

もう一つは、最新の耐震技術を盛り込んだ鉄筋コンクリート作りにして、最上階までエレベーターで登れるようにすること。
内部は現在と同じように博物館にすればいい。
江戸時代の木造天守が見たい人は、現存天守を見に行ってください、というスタンス。

僕個人としては、鉄筋コンクリートでいいんじゃないかな、と思う。

ミラー・トゥ・ザ・スカイ

2023年06月11日 | 音楽
イエスの新作が出た。
ジョンが抜け、クリスとアランが亡くなった今、ほとんどスティーブ・ハウ・バンドな状態なのだが、今回の新作、まごうことなきイエスサウンドになっている。
これを聴くと結局イエスというのは、イコールハウなのか?と思うほどイエスらしさに溢れているのだが、それは他のメンバーがかつてのメンバーに対するリスペクトがあるからだろう。
ジョン・ディビソンのボーカルはどこまでもアンダーソン的だし、ビリー・シャーウッドにはクリスが乗り移っているかのようだ。
そして、2023年に出す新作アルバムとしてあまりにも時代錯誤なプログレッシブロックが繰り広げられる。
往年のイエスサウンドや昔のプログレが聴きたい人にだけアピール出来たらいい、若いファンの習得は諦めた、という潔さすら感じられるのだ。

最近では、ギターソロ不要とか、イントロすら飛ばしてしまうという人がいるなか、そんなことどこ吹く風とばかり、曲は長く、そして複雑である。
じっくり腰を据えて聴きたいアルバムといえよう。
ロックに芸術性を持たせたり、クラシック的な手法を積極的に取り入れていた70年代初期のようだ。

今回の新作は、どことなく海洋地形学の物語を彷彿させる。
とくに表題曲は14分くらいある長い曲だが、すこしオリエンタルな雰囲気やアコギのフレーズなどに「古代文明」っぽさを感じる。
こういうのは、いわゆる「ながら聴き」ではなく、しっなり集中して聴いた方がいい。
イントロだけで3分、ハウのギターがかっこいい。
この人、見た目はとっくに枯れ果ててるのに、音楽の才能は枯れるどころか、まだまだ溢れ出てくるようだ。

Mirror to the Sky

令和の乱〜百花繚乱夏の陣〜

2023年06月03日 | 花魁ROCKER
2020年3月29日に開催予定だった花魁ROCKER主催イベント「令和の乱〜百花繚乱夏の陣〜」がついに3年ぶりに開催の運びとなった。

日時 7月2日(日)18時開演
場所 鈴鹿エッグホワイト
出演 ましゅまろん
   Kai☆Six
   ファンク☆ザ☆ドーナッツ
   花魁ROCKER
料金 無料

今回僕は花魁とKaiの2バンド出演だ。
Kai☆Sixはいつものお気楽で笑いを交えた楽しいショーになります。
花魁はいつも以上にハードなライブをやりますので、お近くの方はぜひお越しください。


通院終了

2023年06月03日 | 入院生活とその後
昨年の左足骨折から1年、ようやく通院も終了した。
膝から足首にかけて注入された随内釘や固定ボルトは抜かなくていいとのことなので、そうすることにした。
現在、日常生活は全て問題なくおくれている。
ただし、全く問題はないのか、右足と完全に同じなのかというと、ちょっと違う。
長時間立った状態のあとしゃがむとか、長い階段を昇るとか、シチュエーションによっては意識したり少し痛んだりするのだ。
痛むのはいつも膝で、折れた臑のところが痛むことはほとんどない。
これは骨折の影響というより、随内釘を入れる手術をしたのが原因だと思われる。
おそらくこれも時が解決してくれる気がする。

先月対バンしたラマンズのボーカルさんは今年の2月頃に右足を骨折して、症状は軽かったので手術はせず包帯で固定するだけだったという。
僕よりだいぶマシなように思えるが、右足というのがミソで、長い間クルマの運転が出来なかったらしい。
アクセルはともかく、ブレーキを力強くかけることが出来ないので、とても危険なのだ。
僕のように重傷であっても左足だったら、退院した次の日でもクルマの運転が出来たのに。

さらに、3月頃だったか、Kai☆Sixのベースさんも指を骨折した。
ベーシストが指を骨折すると、完治するまで演奏出来ない。
ミュージシャンとして非常にまずい状況なのだ。
7月2日のライブには間に合う予定だが、セットリストは弾ける曲に限られるためかなり制限される。

このように我々の世代になってくると、少しの不注意で大けがをしたり骨折したりするので、要注意なのだ。