Music Mania

No Music No Life

一方ロシアは

2017年06月25日 | 日常
なんとなく思ってること。

インスタントのカップ麺の宣伝を見てると、いかにうちの製品は生麺に近いかを競うようにアピールしている。
あるメーカーのそれは、開発に2年を要したらしく、おそらく膨大な予算が使われたに違いない。
その結果、インスタントのカップ麺とは思えないほど、生麺っぽい食感になったらしい。
でも、そんなに生麺っぽさにこだわるんだったら、最初から生麺のラーメンを食べたらいいんじゃないのって思ってしまう。
作るの面倒だったら、どこか町のラーメン屋にいけばいいんじゃない?
最近じゃ、回転寿司でもラーメン食べられるらしいし。

そんなこと考えてると、有名なジョークである「一方ロシアは鉛筆をつかった」を思い出してしまった。
知らない人もいるだろうから、コピペを貼ります。

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アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態ではボールペンが書けないことを発見した。

これではボールペンを持って行っても役に立たない。

NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月と120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。

その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水の中でも氷点下でも摂氏300度でも、どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した!!


一方ロシアは鉛筆を使った。


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もちろん、これは事実ではない。
でもなんとなく、両国の考え方の違いみたいなのが凝縮されてるように感じる。
僕はこういうシンプルな考え方って好きだなあ。


ホタル

2017年06月24日 | 日常
先週、鈴鹿の「ホタルの里」というところへ行ってきた。
ここは今もたくさんのホタルが生息していて、かなり久しぶりにまとまった数のホタルを見ることが出来た。
もっとも見ごろだといわれる時期より1週間ほど遅かったのだが、それでもよく見れたと思う。

少し前まで、そう4年くらい前だと思うけど、うちの近所の田んぼにもホタルはいた。
一つの田んぼに3匹から6匹くらいだったと思うけど、間違いなくいた。
でも、今はいない。
昨年もいなかった。

ホタルというのは、ある程度、ホタルを見ようという目がないと見えない。
もちろん、目の前をすーっと飛んでいればそれは見えるんだけど、田んぼなんかにいるホタルは、その気で探さないと素通りだと気づかずに終わる。
子供の頃、昭和40年代とか50年代の頃は、それこそたくさんホタルがいたはずだけど、ぼーっとしてたら気づかないのだ。

中学生くらいの頃(1980年か1981年ころ)、塾帰りに友人たちと近くの田んぼへいったとき、ホタルを見つけた。
最初は1匹か2匹だったけど、目が慣れてくると、そこには数千匹、いや数万匹のホタルの大群がいた。
大げさではなく、ホントにそれくらいいたと思う。
僕らはホタルを手のひらの上に並べたり、あるいは地面にホタルをたくさん並べて「ホタル文字」を書いたりした。
映画「火垂るの墓」の少年のように、両手いっぱいにホタルを乗せることも出来た。
今思い出してもあれはすごかったなと思う。

最近はホタルの生息にも関心が集まり、保護されたりしているようだ。
夜、ホタルの淡い光をぼーっと見てるのもいいものですよ。

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コケコッコー共和国

2017年06月18日 | 食べ物
松阪にマームというイオン系ショッピングモールがある。
ここの1階にちょっと気になる飲食店があって、それはコケコッコー共和国というタマゴ料理の店なのだ。
気になるとはいっても、別にこの店に行ってみたいとか、タマゴ料理を食べてみたい、というわけではない。
ここのかんばんメニューと思われる、「たまごかけご飯 390円」について、どういう人がこれを食べるのだろう、と思うだけなんだけどね。



「たまごかけご飯 390円」の写真が店の入り口に堂々と掲げられてるところを見ると、やはりこれが店一番のウリなのかもしれない。
そりゃなんといってもコケコッコー共和国だからね、新鮮なタマゴをしっかり味わうには、出来るだけシンプルな料理のほうがいい、というのはわかる。
でも、390円って高くない?
牛丼チェーンだったら、並盛りをもうちょっと安い値段で食べられるんだけど。
こちらは、いくらお味噌汁がつくとはいっても、あとはタマゴとご飯と、「たまごかけご飯専用醤油」だけ。
ちょっと弱いよね。

しかし、よく見ると「ごはん、タマゴ食べ放題」と書いてあるではないか。
そうか、食べ放題なのか、それなら仕方ない。
生粋のたまごかけご飯大好き人間(そんな人がいるのかどうか知りませんが)なら、小躍りするほど喜びそうな店だ。
新鮮なタマゴさえあればご飯3杯いけるって人もいるだろう。
もう3杯とはいわず、5杯でも6杯でも食べてください。
なかには、ご飯にかけるのではなく、生卵をドリンクのように飲み干す人もいるかもしれないしね。

でもさ、それって家でも食べられるよね、という話。
とくに調理の必要もない、ご飯に生卵をかけるだけなんだから。

僕だったら、この店で注文するのは親子丼かオムライスだな。
めっちゃ美味しそうだよ。



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NMEが選ぶビートルズ究極の名曲ベスト50

2017年06月17日 | ビートルズ
イギリスの音楽情報サイトNMEが選ぶビートルズの名曲50選が、なかなか味のある選曲になっている。
では早速どんな曲が選ばれているのか、見てみよう。

50位 With a Little Help from My Friends
49位 You’ve Got to Hide Your Love Away
48位 Julia
47位 She’s Leaving Home
46位 Long, Long, Long
45位 Nowhere Man
44位 I Want You (She’s So Heavy)
43位 Can’t Buy Me Love
42位 Two Of Us
41位 Help!

「ヘルプ!」が41位、「ひとりぼっちのあいつ」が45位というのは意外な低さだけど、それより目につくのは、46位「ロング・ロング・ロング」と44位「アイ・ウォント・ユー」だ。
けっこうマニア向けな曲だけど、上位50曲内に入っている。

40位 Rain
39位 Lucy In The Sky With Diamonds
38位 Here, There and Everywhere
37位 Dear Prudence
36位 Taxman
35位 All My Loving
34位 She Loves You
33位 Michelle
32位 Get Back
31位 I Saw Her Standing There

いかにもマニアが喜びそうな40位、38位、37位と、代表曲が入り混じっているのが面白い。
有名曲だけどちょっと通向けな35位「オール・マイ・ラヴィング」、31位「アイ・ソー・ハー~」がこのポジションか、もうちょっと上でもいいと思うけど。

30位 And Your Bird Can Sing
29位 Penny Lane
28位 Got To Get You Into My Life
27位 Eleanor Rigby
26位 Norwegian Wood
25位 We Can Work It Out
24位 All You Need Is Love
23位 Twist and Shout
22位 Yesterday
21位 Revolution

30位は意外だなあ。
27位は個人的に過大評価だと思ってるんだけど、まあまあこの辺かな。
28位、21位は僕の大好きな曲。
23位はカバー曲だけど、デビュー前からビートルズの大事なレパートリーだ。

20位 Come Together
19位 A Hard Day’s Night
18位 For No One
17位 Paperback Writer
16位 Ticket To Ride
15位 Abbey Road Medley
14位 Something
13位 Let It Be
12位 In My Life
11位 Hey Bulldog

20位、18位、17位はいかにもビートルズを聴きこんできた人が選びそうな曲だと思う。
定番の19位、14位、13位がこの順位というのは、NMEらしい。
15位はメドレー曲。
そう、これは曲単体ではなく、メドレーになってこそだと思う。
ポールのライブのラストでこのメドレーをやられると泣きそうになるよ。
メチャクチャ意外なのは11位。
なんかスゴイな。

10位 Hey Jude

僕ならベスト3に入る曲だと思うけど、なにせマニアックなNME、10位にランクインだ。

9位 I Am The Walrus

うむ、ジョンのサイケな味が全面に出た名曲だな。

8位 While My Guitar Gently Weeps

ジョージの名曲だ。
通は「サムシング」よりこっちを選ぶ(個人的はサムシングだけど)。
クラプトンのギターソロも決まってるしね。

7位 Across the Universe

おお、ジョンの隠れた名曲だ。
これが7位って、本当にマニアックな順位だと思う。

6位 Tomorrow Never Knows

いや、マニアックというより変態か!?
本当に、ビートルズを全曲聴きこんできた人たちが選んでるんだな、と感心します。

5位 Blackbird

スゲー!この、隠れた名曲中の隠れた名曲がきちんと評価されてることがスゲー!

4位 Here Comes The Sun

トップ10に2曲目のジョージ曲きました!
これはちょっと意外だなー。
さわやか系の名曲だ。

3位 I Want To Hold Your Hand

えっ、とちょっとズッこける。
先ほどまでマニア、変態系が続いたので、この普通に大ヒット曲がここですか。

2位 A Day In The Life

まあ、こんなところだろうね。
一般的な認知度は低いけど、ビートルズ中級以上の人なら納得の名曲。

1位 Strawberry Fields Forever

たぶん、そうだろうと思ったら、やっぱりそうだった。
ビートルズマニアが選ぶ名曲の中では、常に高得点を維持している曲だ。
じっくり聴くと、やっぱいい曲だな、としみじみ思う。
でも、そろそろコレ以外の曲が1位になってもいいのに、と思う。
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サウンドボード音源とオーディエンス音源

2017年06月11日 | STEFANIE
もう一ヵ月くらい前だけど、STEFANIEのライブDVDが出来た。
ライブハウスで作られたもので、サウンドボード音源である。
サウンドボードってなに?という人も多いと思うけど、いわゆるラインから直接録音されたもので、当日のライブでPAスピーカーから流れた音である。
なので、余計な雑音がなく、レコーディングしたみたいにリアルな音像だ。
難点なのは、客席の音がほとんど入ってないので、ライブ特有の臨場感がゼロなところか。
それと、PA出力の場合、客席のどの場所でも同じ音が聴こえなくてはならないため、モノラル音源になっている。



ここで前に僕がアップした、客席から撮ったいわゆるステレオオーディエンス録音と比べてみよう。
「会場で流した音」と「会場で聴こえた音」が違うのがわかると思う。



とくに顕著なのが僕のギターの音量で、ラインだと1曲目の出だしの音がとても小さいのに、オーディエンスだとしっかり聴こえてるところだ。
なぜこんなことになるのかというと、僕のギターアンプからの出音が大きすぎるのが原因なのである。
つまり、客席で聴こえてた音というのは、PAからの音よりもアンプからの音のほうが大きかったのだ。
これは一番やっちゃいけないダメな例なのだ。

PAからの出音よりアンプからの出音が大きいと、ミキサーでのコントロールが出来ない。
客席にバランスよく聴こえるように調整しようとして、ギターアンプのマイク入力を小さくしても、アンプから鳴ってる音がデカすぎるため調整不可能になるのだ。
もちろん本番前にサウンドチェックしてるんだけど、そのときよりもボリューム設定が大きくなってしまったようだ。
わざとじゃないんだけどね。

教訓として、アンプ側のボリュームは小さめに設定して、あとはPAに任せた方がいい。
小さければミキサーで上げることが出来る。
音のバランスでいくと、ライン音源のほうがいい。
せっかくいいバランスで出してくれてるのに、実際にはアンプからの出力が大きすぎてバランスを崩してしまっていたのだった。

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