山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

真鍋島 畑をめぐる小途

2010-12-27 | 
真鍋島には畑をめぐる細道が縦横無尽に通っています。
中にはくずれかけたものや、ほとんど人が通った気配のないものもありましたが
大方は歩くことができます。
人ひとり通れるだけのかわいらしい道です。

軽トラなんかもちろん通れませんから
こんなところで収穫したかんきつやらじゃがいもやら大根やらを運ぶのは大変だろうと思います。
でも散歩するには最適。
3月中下旬なら最高の気分だと思います。

じゃがいもはこんな時期なのにまだ成長途中でした。
大根もたくさんありました。
あちこちの島に行くと、どこでもたいてい、お漬物には大根(たくあん)が出ます(たくあんしか出ないことがよくあります)。
島という土壌や風土に大根はよく合うのでしょうか。
というか、大根しか合わないのでしょうか。

正直、わたしあまりたくあん好きでないので、うれしくないんだけど。
あの歯ごたえがなんとも挑戦的ではないですか。
余談でした。

かつては盛大にさつまいもを育てていたそうです。
港の資料館に行ったら、手回しの芋切り機がありました。
さつまいもをスライスして乾燥させて保存していたのでしょう。
(要するに切干芋ですが)

九州の小値賀島で見た、電動の「文明式芋切機」は、
手回しの芋切機から発想されたのだと分かりました。

小値賀島 かんころ(さつまいも)