しばらく日本の村風景を。
徳島県の山間地。たぶん剣町あたり。
山間に3、4軒ぐらいがかたまって、ぽつり、ぽつりとあるようなところ。
本当に急傾斜地で、道から家に上がっていく道も、車で行くのは怖いぐらい。
近くには店も全く見られない。
そのあたりのあちこちが、消滅間もないだろうと思われた。
若ければ山奥暮らしもいいけれど、ちょっと年をとれば不安。
けれど昔はみんなそれを普通のこととして暮らしていたのだ。
日々家のまわりを手入れしなければ、あっというまに家屋敷も山に戻ってしまうだろう。
そういう山奥の、自然とともにある静かな暮らしには憧れるけど、残念ながら私には無理だと思う。
また、12軒ぐらいで協力し合っていられればいいけど、1軒減り、2軒減り、ということになれば、残る人たちの生活も立ちいかなくなっていくだろう。いくら通信や電気や車があっても。
こんな厳しいことを書こうと思っていたわけではなかった。
ただ、山間地でこうして美しく暮らしている人たちがいるということ。
写真/徳島県(2014年) View in a village in Tokushima-Pre.,Japan
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