山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

平野のむら

2015-07-06 | 山里

もう2週間も前ですが、山形県の山間部から新潟県にかけて、短い旅。
東海地方では連日雨が続いていたけど、まだ山形県では梅雨入りしていなかった。
電車の駅でドアが開くと、田んぼをわたる風が流れ込んできて
空はどんよりしていても、さわやかな季節。

ずっと、傾斜地の、空が狭いところが好きだと言ってきた。
平らなところっていうのは、名古屋とか、大阪とか、東京とか、大都市のイメージがあるためだろう。

けれど、平らなところにもとっても美しいむらがあることを、発見した。
考えてみれば、奄美や八重山の島々のむらや、インドネシアの田舎で
平らな土地にあるちゃんときれいな集落を、いくつも見ていることに気づく。

最近の私のこだわりは、道。
道は狭くて曲がっているほうがいい。
そんな道と三つ辻と、手入れされた庭のある家と、小さな畑がちりばめられたむらを歩くのは
本当に心地よい。、
きっと名古屋や大阪や東京も、昔はうつくしい村が連続してある場所だったのだろう。



写真上/新潟県 京ヶ瀬駅  写真下/新潟県関川村(2015年6月下旬)

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