空が青く、雲が白く、恵那山は深緑、田んぼは鮮やかな緑、
ひまわりは黄色く、ノウゼンカズラはオレンジ色。
すれ違う軽トラは真っ白です。
遠くの高峰山に、雲が黒々とした影を落としています。
夏休みです。
大人になったら夏休みじゃないけど、7月21日はやっぱり、夏休みの始まる輝かしい日です。
今日は陽射しは強いけれど風があって、いい夏の日でした。
早朝にはいまだホトトギスが啼いています。
ヒグラシは遠くに聞こえます。
写真、鳥取県智頭町那岐・栃本。
山から下れ落ちる川の横に通りがあって家が立ち並んでいます。
川は用水でもあり、かつては人々が生活用水や飲料水として利用していたものです。
川へ降りていく階段があります。
川べりの流し台。川の水を使わず水道になった今も、この位置に流し台があって、昔からここが洗い場であったことをうかがわせます。
そして反対側の家の壁に、お風呂のボイラー。
この家の人に確かめたわけではないですが、
昔は川の水をお風呂に使っていたので、水の得やすい場所にお風呂場があります。
お湯が熱くなり過ぎたときも、窓から水を入れるのに便利なのです。
石垣は何段にも複雑に重ねられています。
写真の向こう岸の石垣の下の方に、用水が走っています。
用水の水は半分が下の川に落ち、半分はまっすぐに石垣の中を通って向こう側に抜けています。
ここからちょっと下ったところの家に泊まりました。
そこでは今は2軒が共同で山の奥から水を引いて使っているそうです。
とてもおいしくて、大雨のときも濁ることがないということです。