闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

ボディの修理

2008-11-24 02:54:25 | RC SX4WRC


ひと寝入りして気持ちを整理。破断面は目に焼き付いてたし指先に無残な段差の感覚も残っていた。ボーっと天井を見つめながら無い頭でどうすべきなのかを考えてました。奮起したのは0時も回った頃。複数のアイテムを組み合わせ、箇所ごとに手法を変える事に。前出の3箇所は破損度が高い上に以前他の方法で修理した箇所が2箇所あるため、私にとっては難易度高です。先ずフロントスカートからライトユニット手前までの亀裂に以前使った靴の修理剤とグラスネットをラジオペンチで慎重に根気よく剥がしました。更に下部にはプラリペアを2度も用いて硬化しているので、ここは精密ナイフですこしずつ斜めに削っります。グチャグチャに割れたり変形(黒いSUZUKI文字が入ったシールのエアインテーク部等)した箇所を破損部の根元から慎重にマスキングテープで表面から仮止めしました。左フェンダーのT字破断も同様にプラリペアの削りまで行い、新たに割れた箇所は塗装ごと裏からナイフで切り込みを入れます。部分プラリペアが残っているのでソコも削り落としました。豪快に破断してしまった右フェンダーはサジを投げたくなるほど酷い状態で破断面がバリバリにケバ立ってしまってます。覚悟を決めて外側からグッと力を込めつつマスキングテープで仮止めを少しずつ行いました。ただ割れ方が酷く段差になるのは避けられそうにありません。次は破断面をV字に近くなるようにカッターで削るのですが、角部という事で強度を落とさないよう最小限に留めました。精密ナイフが入りにくい箇所で作業は難航。一応に主要箇所の下準備が整った所で本格的な補修開始です。劇薬や毒物を使うので場所を寒い玄関に移動。古新聞を敷いて先ずはプラリペア。各亀裂箇所へ適量よりやや多目にドロ玉を作っては落として溝に伸ばしていきます。硬化が早いので手早く全箇所をやらねばなりません。画像後ろがプラリペア処置を終えた段階でのものです。透明系なので判り辛いですが、半液体状なので固まる前なら狭い亀裂の中にまで流れ込み自らがプラスチックになります。これが完全に硬化するまで約20分ほど放置。その間にプラリペアの専用具の清掃と片付け、次の処理に使う靴の修理剤とグラスファイバーネットの準備です。この靴の修理剤も強烈な刺激を伴う毒物が使われてます。防毒マスクは外せません。ほぼプラリペアが固まった頃を見計らい、各部にファイバーネットをハサミで表面に合わせカットしたものを貼り付けていきます。片面に粘着性があるので簡単に張り付きます。表面から極端に浮いてしまうと次の処理で空間を作りかねないので密着するように貼りました。いよいよ靴の修理剤です。付属のヘラは細かい作業には適さないため、いつものように爪楊枝(つまようじ)の先に必要な量だけを取り、ネットの上から塗りこんで行きます。狭い箇所は先端を使って奥へ修理剤を押し込む感じで空間を残さないよう注意です。いっぺんにドバっと塗ると失敗しやすいので適量を取り塗るを繰り返します。面積が広かったので今回はかなりの量を使ってしまいました。さて破断面のリペアはこれで一旦終了。まだ予断は許されないので固定用のマスキングテープは剥がせません。で、次は衝撃でボディの塗料が何箇所か剥げてしまったのでそのリペア作業です。剥げたのは殆どがMr.COLORのプラモデル用の青い部分。ポリカ用を知らず塗った古い塗装部の数箇所です。ここは瓶のPC-4(ポリカ用の青)を綿棒の片側をカットして棒の部分でタッチアップするように塗りました。筆を使うのも手ですが、綿棒なら余ってるし使い終わったら密閉廃棄容器へポイして後日一般ゴミへ混ぜて捨てられます。こんな横着ができるのもポリカという裏の色を透過して見るという塗り方なればこそ、ですね。シンナー臭に耐えつつ一通りできることはやってみました。微妙に通気のある物入れの窓際へボディを置き、ドアを閉めてあとは明朝までの乾燥を待つだけ。マスキングテープを剥がしてなおボロっと割れるようならこのボディは終わりです。結果は朝日と共に…。