津波への気圧変化影響
1月15日にトンガ国で火山噴火があった。これに伴う津波の日本への影響は「あっても僅かでしょう」と気象庁から噴火後に発表があった。ところが数時間後津波の大きさは修正された。結果は大きい所で1.2mの津波が観測され、港の漁船の幾艘かに被害がでた。
噴火の状況は巨大なもので、3つの繋がった火山島がその勢いで飛ばされ島影は無くなっている。また気圧を2hPa変化させたという。場所は南半球ニュージーランドの北。さて、私には理解し難いことがあった。その点について少し考えてみたい。
日本へ到達するだろう津波の大きさについて、気象庁が予測値を間違えたこと。海底地震であれば間違えないが、今回の火山噴火により発生する津波は島が飛ばされて、海水がその穴に入り、水面が下がるこのことによる津波A。さらに、気圧が2hPa変化して、この変化がもたらす水面位変化が津波Bとなった。これらの2つの津波が合わさって、大きい所で1.2mになったと。
数10㎝のAと2㎝のBとが合計されて1.2mになることがある、との説明だ。Aは減衰の波、Bは自然現象により増幅されて、合計されて1.2mの波になったことになる。増幅させる自然現象が何なのか、しっかり説明をして理解させて欲しいものだ。
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