アロエのつぼみ
今年も年賀状を準備する時期がやって来た。交換をしている人の多さに比べこの一年に出会った人の少ないことに改めて気付く。
年賀状の始まりなどについて調べてみることにした。郵便事業は明治五年に始められる。ハガキ発行は次の年。逓信省は十八年。「年賀状」は年中行事の一つとして二十年に。数量が多くなり消印を一月一日にまとめて配達、三十二年。ハガキの表に「年賀」としてポスト利用が可能となった四十年。七億通を超してピークに昭和十年。その後戦争の影響で減少。
戦後お年玉付きとなり再度二十四年から増え始める。消印省略三十六年。最多は平成九年、約三十六億通。その後パソコンなどの影響で減少ぎみ。これは「年賀状博物館 年賀状の歴史」による。
日本人の「新年への祝賀のおもい」が年賀状の数量に現れているのだろうとされている。
この次に、いつ会うか分からない人と「年賀状付合い」をすることの意味は何だろう。日本人の性格、ひとり抜けていることを避ける「皆がするから私もする」の類だろうか。
とは言え今年も新年に向け準備をしている。どちらかの他界が縁の切れ目でも良いと思いながら。
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