今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です。
今回も前回に続いて治し方の話です。
さて、ストレスは色々な病気の原因になるという事は常識ですよね。
しかし、ストレスに関しては、あまり考えた事はないと思います。
ストレス性の病気になって、ストレスを減らすようと言われてもどうして良いのかよく分かりませんよね。
私の所には医師もよく来ます。
(当然ですが、医師も同じ人間です。悩むのですから。)
或るクライアントとして来られた医師が自分の心のトラブルはストレスが原因だと言い続けて、私の言う事を聞き入れて頂けないので、このような会話をしました。
「ストレスが原因だという事はよく分かりました。」
「ところで、私は先生と違って文科系の出身ですから、理科準備室のような薬品を一杯置いている所に出入りしたのは本当に高校生の時以来ないかも知れないので、教えて欲しいのですが、ストレスとはどんな色をしているのでしょうか? また、どんな形の結晶なのでしょうか?」
と言うと、クライアント(医師)さんは、笑いながら、
「先生(私の事です)、ストレスは物質ではありませんから色も形もありませんよ。」
と言うのです。
「そうですよね。ストレスは物質じゃないですよね。という事で、この話を聞いて下さい。」
と言って、新入社員のA君B君の話をしました。
(この話は数話前に書いています。内容は、新入社員のA君B君が一緒に失敗をして一緒に怒られたのに、A君はストレス性の胃痛を感じているのにB君は全く平気だと言う話です。)
「先生、私は心理学の方ですから、医学に関しては素人ですが、確かにストレスから病気になるという事は知っています。しかし、この話を聞かれてどうでしょうか? 原因は確かにストレスでしょうが、ストレスは物質ではないのですから、感じ方が問題だと思われませんか?」
「先生が言う気分転換よりも、B君のようなストレスを感じにくい考え方を必要なだけ受け取った方が良いと思いませんか?」
「ここ(ハッピーライフ)は、ストレスを減らす所ではなく、ストレスを感じる心を減らす所なのです。」
「先生、同じようなもので、精神的な疲れ、も本当はほとんどないのですよ。」
「体の疲れは確かに有ります。しかし、先生が大好きな事をしている時、心の疲れは有りますか? ほとんどないでしょう。」
「私の過去を例にすると、私が20代の頃、数人の友人とドラゴンクエストというゲームにはまりまして、会社から帰って来たらずっとしていた頃がありました。気が付いたら午前3時4時なのですが、体は疲れていても心はまだまだドラゴンクエストをやり続けたいのです。体は疲れても心はほとんど疲れていないという、経験が有ると思います。」
「ストレスも心の疲れも本当はほとんど無いのです。しかし、確かにストレスも心の疲れも有りますよね。これは、恐いとか嫌だとかの感情が 摩擦熱 のように作り出しているのです。」
「だから、嫌だなあ、と思えば思うほどストレスや精神的な疲れを感じますよね。」
「ストレスが原因ですが、ストレスを感じる心に焦点を当てないと解決しません。先生の言うように、気分転換をいくらしてもストレスを感じる心は変わりませんから。」
どうですか?
ストレスを減らすのではなくストレスを感じる心を減らさないといけないのです。
方法は、B君の考え方を見習えば良いのです。
簡単です。
ただ、今まで、この事を知らなかったのです。
前回書きました、自分を客観的に見る事、何が恐いのかを見に行く事、これに加えて、ストレスをあまり感じない人はどのような考え方(思想)を持っているのかを見に行きましょう。
大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。
では、明日
今回も前回に続いて治し方の話です。
さて、ストレスは色々な病気の原因になるという事は常識ですよね。
しかし、ストレスに関しては、あまり考えた事はないと思います。
ストレス性の病気になって、ストレスを減らすようと言われてもどうして良いのかよく分かりませんよね。
私の所には医師もよく来ます。
(当然ですが、医師も同じ人間です。悩むのですから。)
或るクライアントとして来られた医師が自分の心のトラブルはストレスが原因だと言い続けて、私の言う事を聞き入れて頂けないので、このような会話をしました。
「ストレスが原因だという事はよく分かりました。」
「ところで、私は先生と違って文科系の出身ですから、理科準備室のような薬品を一杯置いている所に出入りしたのは本当に高校生の時以来ないかも知れないので、教えて欲しいのですが、ストレスとはどんな色をしているのでしょうか? また、どんな形の結晶なのでしょうか?」
と言うと、クライアント(医師)さんは、笑いながら、
「先生(私の事です)、ストレスは物質ではありませんから色も形もありませんよ。」
と言うのです。
「そうですよね。ストレスは物質じゃないですよね。という事で、この話を聞いて下さい。」
と言って、新入社員のA君B君の話をしました。
(この話は数話前に書いています。内容は、新入社員のA君B君が一緒に失敗をして一緒に怒られたのに、A君はストレス性の胃痛を感じているのにB君は全く平気だと言う話です。)
「先生、私は心理学の方ですから、医学に関しては素人ですが、確かにストレスから病気になるという事は知っています。しかし、この話を聞かれてどうでしょうか? 原因は確かにストレスでしょうが、ストレスは物質ではないのですから、感じ方が問題だと思われませんか?」
「先生が言う気分転換よりも、B君のようなストレスを感じにくい考え方を必要なだけ受け取った方が良いと思いませんか?」
「ここ(ハッピーライフ)は、ストレスを減らす所ではなく、ストレスを感じる心を減らす所なのです。」
「先生、同じようなもので、精神的な疲れ、も本当はほとんどないのですよ。」
「体の疲れは確かに有ります。しかし、先生が大好きな事をしている時、心の疲れは有りますか? ほとんどないでしょう。」
「私の過去を例にすると、私が20代の頃、数人の友人とドラゴンクエストというゲームにはまりまして、会社から帰って来たらずっとしていた頃がありました。気が付いたら午前3時4時なのですが、体は疲れていても心はまだまだドラゴンクエストをやり続けたいのです。体は疲れても心はほとんど疲れていないという、経験が有ると思います。」
「ストレスも心の疲れも本当はほとんど無いのです。しかし、確かにストレスも心の疲れも有りますよね。これは、恐いとか嫌だとかの感情が 摩擦熱 のように作り出しているのです。」
「だから、嫌だなあ、と思えば思うほどストレスや精神的な疲れを感じますよね。」
「ストレスが原因ですが、ストレスを感じる心に焦点を当てないと解決しません。先生の言うように、気分転換をいくらしてもストレスを感じる心は変わりませんから。」
どうですか?
ストレスを減らすのではなくストレスを感じる心を減らさないといけないのです。
方法は、B君の考え方を見習えば良いのです。
簡単です。
ただ、今まで、この事を知らなかったのです。
前回書きました、自分を客観的に見る事、何が恐いのかを見に行く事、これに加えて、ストレスをあまり感じない人はどのような考え方(思想)を持っているのかを見に行きましょう。
大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。
では、明日