いじめ に関して 2回目
2007年4月29日(日)
ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です。
今回は、いじめ問題の2回目です。
前回はいじめられる側に立ってのお話を書きましたが、今回はいじめる側に立って書きますね。
実話ですが、私が東京で学生をしていた20歳くらいの時の話です。
Kという友人が夏休み明けにSという高校時代の同級生を郷里から連れて来て、私に世話をして欲しいと言うのです。私は人の世話をするのは嫌いではありませんから、簡単に引き受け、当時、私の住んでいたアパートの大家さん宅にSを連れて行き、敷金礼金を勉強してもらい、私の隣の部屋に住まわせたのです。Sは表面的な性格はまじめな奴でしたから、アルバイトと資格を取る夜学の専門学校を早々に決め、まじめに仕事と勉強に励み始めたのですが、このSの私への気の使い方が異常なのです。最初は、東京に急に来て、Kと私しか知り合いがいないからだろうと思っていたのですが、毎夜、何度も、
「矢野さん。」「矢野さん。」「矢野さん。」
と大した用事もないのに何度も来て、最初の一ヶ月くらいはまだイライラしませんでしたが、
私も用事があったり見たいテレビがあったり少しですが勉強もしなければいけませんでしたし、忙しい時に、「矢野さん。」「矢野さん。」「矢野さん。」と来られるうちに気持ちが顔にも出て来たのでしょう、今度は、
「矢野さん、迷惑かい?」「矢野さん怒っていないかい?」「矢野さん、嫌っていないかい?」
と以前にもまして、気を使って来るのです。怒っていないと言っても、
「本当かい?」「本当かい?」「本当かい?」と続いて来るのです。
私自身、理性で考えている時は、Sは気を使っている、という事は分かるのですが、だんだん理性で考えられなくなり、Sに腹が立って仕方がなくなり、自分のアパートに帰るのも恐怖に感じるほどになりました。
そして、Kに、Sは何だ! と言ったのです。すると、Kは笑いながら、
「やっぱり、俺もSといるとイライラするから矢野に頼んだのだよ!」と言うのです。
私もKもいじめをするような人間ではありませんが、この時は私自身、本当に、Sをめちゃくちゃいじめたくなりました。そして、その時、私は、
「Sは人をイライラさせる天才だ!!!」
と心から思いました。
やがて、私自身が辛いですから、あからさまにSを避けるようにしはじめたら、隣の部屋にいるのに、ピタッと来なくなり、半年くらい経ち、ある日アパートに帰るとSは私に一言の挨拶もなく引っ越していました。
皆さんも大小の違いはあってもこのような経験をされた事が有ると思います。
その当時、私自身、心理学の勉強をしているわけでも何でもありませんが、Sが嫌われたくないから気を使っている、悪気はないと分かってはいるのですが、腹が立って仕方がないのです。そして、Sは私に嫌がらせをしている、と理性で押さえつけられない時は本当に思えるのです。最後は、押さえつけられない時の方がほとんどでした。
Kに聞いた話ですが、Sは高校時代いじめられていたそうです。
Kは高校時代は柔道の選手でしたから、いじめられている人間と付き合うと自分もいじめられるかも知れない などという発想すらなかったと想像出来ますから、誰ともフラットに付き合っていたから、Sを東京に連れて来たのではと思います。
また、Sはよく、早く40歳になりたい、と言っていました。
最初は、変な事を言う奴だなと思っていましたが、40歳になればいじめられなくなる、と本気で考えているようでした。
いじめられる人や対人緊張症のある人は、人にいじめられたり、嫌われたり、変に思われたら恐い、という心理を持っていますから、まず、人に気を使い過ぎます。
お分かりだと思いますが、何事も度を越すと逆作用になります。
人に嫌われたくないから、丁度良く、気を使うのは良いですが、気を使い過ぎたら、嫌われに行くようなものです。
言い換えれば、いじめて下さい、と言っているようなものです。
いじめている側の問題よりも、早く、あなた自身が新入社員のA君B君の話のB君のように、嫌だ と 恐い の区別を付けて、丁度良く人に気を使うあなたになる事です。
そして、出来るのでしたら、人は感情を感じ合いますから、人生楽しいな! 生まれて来て良かった! というような楽しい気持ちでいられれば、周りの人に心地良い気持ちのプレゼントをしているようになりますから、いじめられるではなく、逆に、好かれます。
その後、Sが実家に帰るまで、Kを媒介に細々とした付き合いがありましたが、仕事先でもSは からかわれたり 冷遇されたりして 本人いわく いじめられていたそうです。
学校をやめるとか会社をやめるとか、その場しのぎの逃げ をしても一生付いて回ります。
あなた自身が、いじめられにくい、あなたにならなければ終わらないと思います。
大人社会もいじめは一杯あります。
40歳になっても変わりません。
逃げないで、何が本当に恐いのだろうか? と見に行く事です。
そして、本当に 嫌な事 や 恥ずかしい事 はあっても 恐い事 はありません。
保障します。
大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。
今回も、相談の必要な人の為に、住所と電話番号を書いておきますね(笑)。
郵便番号790-0966松山市立花3-2-38第一熊野ビル401号
電話・FAX089-915-1750 ハッピーライフ・矢野裕洋
では、明日(笑)
2007年4月29日(日)
ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です。
今回は、いじめ問題の2回目です。
前回はいじめられる側に立ってのお話を書きましたが、今回はいじめる側に立って書きますね。
実話ですが、私が東京で学生をしていた20歳くらいの時の話です。
Kという友人が夏休み明けにSという高校時代の同級生を郷里から連れて来て、私に世話をして欲しいと言うのです。私は人の世話をするのは嫌いではありませんから、簡単に引き受け、当時、私の住んでいたアパートの大家さん宅にSを連れて行き、敷金礼金を勉強してもらい、私の隣の部屋に住まわせたのです。Sは表面的な性格はまじめな奴でしたから、アルバイトと資格を取る夜学の専門学校を早々に決め、まじめに仕事と勉強に励み始めたのですが、このSの私への気の使い方が異常なのです。最初は、東京に急に来て、Kと私しか知り合いがいないからだろうと思っていたのですが、毎夜、何度も、
「矢野さん。」「矢野さん。」「矢野さん。」
と大した用事もないのに何度も来て、最初の一ヶ月くらいはまだイライラしませんでしたが、
私も用事があったり見たいテレビがあったり少しですが勉強もしなければいけませんでしたし、忙しい時に、「矢野さん。」「矢野さん。」「矢野さん。」と来られるうちに気持ちが顔にも出て来たのでしょう、今度は、
「矢野さん、迷惑かい?」「矢野さん怒っていないかい?」「矢野さん、嫌っていないかい?」
と以前にもまして、気を使って来るのです。怒っていないと言っても、
「本当かい?」「本当かい?」「本当かい?」と続いて来るのです。
私自身、理性で考えている時は、Sは気を使っている、という事は分かるのですが、だんだん理性で考えられなくなり、Sに腹が立って仕方がなくなり、自分のアパートに帰るのも恐怖に感じるほどになりました。
そして、Kに、Sは何だ! と言ったのです。すると、Kは笑いながら、
「やっぱり、俺もSといるとイライラするから矢野に頼んだのだよ!」と言うのです。
私もKもいじめをするような人間ではありませんが、この時は私自身、本当に、Sをめちゃくちゃいじめたくなりました。そして、その時、私は、
「Sは人をイライラさせる天才だ!!!」
と心から思いました。
やがて、私自身が辛いですから、あからさまにSを避けるようにしはじめたら、隣の部屋にいるのに、ピタッと来なくなり、半年くらい経ち、ある日アパートに帰るとSは私に一言の挨拶もなく引っ越していました。
皆さんも大小の違いはあってもこのような経験をされた事が有ると思います。
その当時、私自身、心理学の勉強をしているわけでも何でもありませんが、Sが嫌われたくないから気を使っている、悪気はないと分かってはいるのですが、腹が立って仕方がないのです。そして、Sは私に嫌がらせをしている、と理性で押さえつけられない時は本当に思えるのです。最後は、押さえつけられない時の方がほとんどでした。
Kに聞いた話ですが、Sは高校時代いじめられていたそうです。
Kは高校時代は柔道の選手でしたから、いじめられている人間と付き合うと自分もいじめられるかも知れない などという発想すらなかったと想像出来ますから、誰ともフラットに付き合っていたから、Sを東京に連れて来たのではと思います。
また、Sはよく、早く40歳になりたい、と言っていました。
最初は、変な事を言う奴だなと思っていましたが、40歳になればいじめられなくなる、と本気で考えているようでした。
いじめられる人や対人緊張症のある人は、人にいじめられたり、嫌われたり、変に思われたら恐い、という心理を持っていますから、まず、人に気を使い過ぎます。
お分かりだと思いますが、何事も度を越すと逆作用になります。
人に嫌われたくないから、丁度良く、気を使うのは良いですが、気を使い過ぎたら、嫌われに行くようなものです。
言い換えれば、いじめて下さい、と言っているようなものです。
いじめている側の問題よりも、早く、あなた自身が新入社員のA君B君の話のB君のように、嫌だ と 恐い の区別を付けて、丁度良く人に気を使うあなたになる事です。
そして、出来るのでしたら、人は感情を感じ合いますから、人生楽しいな! 生まれて来て良かった! というような楽しい気持ちでいられれば、周りの人に心地良い気持ちのプレゼントをしているようになりますから、いじめられるではなく、逆に、好かれます。
その後、Sが実家に帰るまで、Kを媒介に細々とした付き合いがありましたが、仕事先でもSは からかわれたり 冷遇されたりして 本人いわく いじめられていたそうです。
学校をやめるとか会社をやめるとか、その場しのぎの逃げ をしても一生付いて回ります。
あなた自身が、いじめられにくい、あなたにならなければ終わらないと思います。
大人社会もいじめは一杯あります。
40歳になっても変わりません。
逃げないで、何が本当に恐いのだろうか? と見に行く事です。
そして、本当に 嫌な事 や 恥ずかしい事 はあっても 恐い事 はありません。
保障します。
大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。
今回も、相談の必要な人の為に、住所と電話番号を書いておきますね(笑)。
郵便番号790-0966松山市立花3-2-38第一熊野ビル401号
電話・FAX089-915-1750 ハッピーライフ・矢野裕洋
では、明日(笑)