今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です。
今回は、コメントを頂きました 明日にかける橋さん の質問を機会に、私の所はどんな事をしている所かを書きますね(笑)。
最初に、基本的な考え方ですが、
心理療法全てに言える事ですが、心理療法は医学に変わるものではありませんから、ハッピーライフの心理療法も医学と並行して行う事が望ましいと考えています。
例えば、頭が痛い時、まずは頭痛薬を飲みますよね。しかし、頭痛薬は頭痛を抑えているだけで治ったわけではありませんよね。薬で症状を抑えているだけですから、症状を抑えている間に原因のケアをする事が最も良いと考えています。頭痛の原因が疲れでしたら、頭痛薬で頭痛を抑えて、その間によく休んで疲れを取る事が望ましいと思います。
心理療法の種類
心理療法は大きく分けて、症状に焦点を当てるものと原因に焦点を当てるものがあります。
症状に焦点を当てる心理療法は森田療法や古典的な催眠療法、音楽療法など数多くあります。
開き直り、気をそらす、あきらめさせる、誤認知(勘違い)させる、などを色々な手法を用いて症状を抑えたり軽減させる事を目的にしています。
利点は多くの方の知っている方法ですから受け入れやすい事。
デメリットは、対症療法の為、根本的な悩みの解決には至らない。例えば、開き直り続ける必要があったりします。
原因に焦点を当てる心理療法は認知行動療法が代表的です。
例えば、電車に乗れなくなったパニック症の方を例にすると、電車が恐い、という誤認知(勘違い)が症状を出しているから、この誤認知(勘違い)を正しい認知に変える事で、自然に症状をなくしてゆく方法です。
利点は根本療法ですから、正しい認知に変えて頂いたら、その悩み自体が完全になくなります。
デメリットはこの認知行動療法など原因に焦点を当てる療法は新しい療法の為、今までの考え方、「自分は病気、誰か自分を治して欲しい」という考え方から、「自分は病気ではない、自分の考え方自体を自分が変えなければいけない」と受け入れて頂く事が必要な為、結果に焦点を当てる療法より当初は難しく思える方が多い。(今までの常識をくつがえす事になりますから。)
ハッピーライフの療法は、認知行動療法の技法を使い、主に会話で誤認知を正しい認知に変えて頂くのは同じですが、目指すゴールが三つあります。
通常の認知行動療法は、例えば、誤認知が正しい認知に変わり電車に乗れれば終了ですが、不安がり過ぎる性格、人を気にし過ぎる性格、完全主義なども誤認知ですから、基本的な考え方も正しい認知にして頂き、希望者には ポジティブ(前向き)な考え方まで受け入れて頂く事が出来ます。
下記はハッピーライフでクライアントさんに納得して頂く為に使用している教科書の一つ、ゴール、の一部分です。
1.小さな誤認知を正しい認知へ(ここは認知行動療法によく似ています。しかし、認知行動療法はここで終わりです。例えば、電車に乗れないパニック症の人が、電車に乗れるようになれば修了。)
2.大きな誤認知を正しい認知へ (不安がり過ぎる性格を丁度良い性格へ、人を気にし過ぎる性格を丁度良い性格へ、完全主義から丁度良い主義へ、等。)
3.ポジティブな性格へ (希望者)
解説
1.小さな誤認知を正しい認知に修正すれば、例えば、電車に乗れないパニック症の人が電車に乗れるようになりますが、不安がり過ぎる性格、人を気にし過ぎる性格、完全主義等の性格は同じですから、電車はクリアしても色々困った事、辛い事が有る。
2.大きな誤認知を正しい認知 丁度良く不安がる、丁度良く人を気にする、丁度良い主義、等の性格になれば、緊張症や神経症、性格由来の鬱病になる事はまずありません。
3.ポジティブ(前向き)な考え方を受け入れれば、多くの人に好かれます。自分自身上手く行くのが当たり前という考え方になりますから、ほとんど苦にせず努力を続けますから人生が上手く行きます。
ハッピーライフでの手法は、色々な資料を使っての会話(カウンセリング)で、誤認知に気付いて頂き、正しい認知を受け入れて頂きます。
催眠療法は、補助的に使用します。
言葉による全身弛緩法という誘導で催眠状態に入って頂き、正しい認知をイメージや暗示としてセッションの中に入れ、このセッション自体を録音して自宅でも聞いて頂きます。
重要度の比率は会話で誤認知に気付いて頂き正しい認知を受け入れて頂く事が90パーセント、催眠状態を利用しているのは残り10パーセント位です。
このブログでも何度も書きましたが、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は 原因から見たら誤認知(勘違い)ですから、多くの困っていない人と同じような考え方になれば、必ず楽になります。
病院に行く必要もなくなります。
しかし、残念ですが、途中であきらめる人はいます。
必要な期間の個人差はありますが、絶対にあきらめないという人は必ず楽になれます。
何故ならば、多くの人と同じ考え方になれないわけがありませんから。
最後に、
心理療法全てに言えるのですが、治せません。
医師が出す薬は強制的に効果を出しますが、カウンセラーであろうが森田療法であろうが、古典的な催眠療法であろうが、全ての心理療法は受け入れないと効果は出ないのです。
例えば、想像して下さい。
家族をカウンセラーに無理やり一年通わせても効果は出そうにありませんよね。
森田療法の集会に行きたがらない家族を無理やり連れれて行っても効果はないでしょう。
古典的な催眠も絶対に掛ってやらないと決めていれば、受け入れませんから、掛りません。
心理療法は全て受け取る事で効果が出るのです。
明日にかける橋さん、の書いていたインターネットのニセ科学の中には、自分が受け取ろうとしないで治せなかったと言っている人が混じっているのかも知れないと思いました。
明日にかける橋さん、自分の意思で私の資料をよく読まれて、論理的に納得出来るかどうかで判断して下さい。
あなたの人生のハンドルはあなたが取るのです。
そして、あなたしか取れないのです。
自分の人生は自分で切り開くしかありません。
難しい事では決してありませんが、自分の人生のハンドルをしっかり取らない意思の弱い方が、今まで通りの流され方で、「ダメだ」「自分には無理だ」「あきらめよう」という感じで来なくなります。
自分の人生を自分でハンドルを意識的に取って変えてやろうという意思が必要です。
では、また、明日
今回は、コメントを頂きました 明日にかける橋さん の質問を機会に、私の所はどんな事をしている所かを書きますね(笑)。
最初に、基本的な考え方ですが、
心理療法全てに言える事ですが、心理療法は医学に変わるものではありませんから、ハッピーライフの心理療法も医学と並行して行う事が望ましいと考えています。
例えば、頭が痛い時、まずは頭痛薬を飲みますよね。しかし、頭痛薬は頭痛を抑えているだけで治ったわけではありませんよね。薬で症状を抑えているだけですから、症状を抑えている間に原因のケアをする事が最も良いと考えています。頭痛の原因が疲れでしたら、頭痛薬で頭痛を抑えて、その間によく休んで疲れを取る事が望ましいと思います。
心理療法の種類
心理療法は大きく分けて、症状に焦点を当てるものと原因に焦点を当てるものがあります。
症状に焦点を当てる心理療法は森田療法や古典的な催眠療法、音楽療法など数多くあります。
開き直り、気をそらす、あきらめさせる、誤認知(勘違い)させる、などを色々な手法を用いて症状を抑えたり軽減させる事を目的にしています。
利点は多くの方の知っている方法ですから受け入れやすい事。
デメリットは、対症療法の為、根本的な悩みの解決には至らない。例えば、開き直り続ける必要があったりします。
原因に焦点を当てる心理療法は認知行動療法が代表的です。
例えば、電車に乗れなくなったパニック症の方を例にすると、電車が恐い、という誤認知(勘違い)が症状を出しているから、この誤認知(勘違い)を正しい認知に変える事で、自然に症状をなくしてゆく方法です。
利点は根本療法ですから、正しい認知に変えて頂いたら、その悩み自体が完全になくなります。
デメリットはこの認知行動療法など原因に焦点を当てる療法は新しい療法の為、今までの考え方、「自分は病気、誰か自分を治して欲しい」という考え方から、「自分は病気ではない、自分の考え方自体を自分が変えなければいけない」と受け入れて頂く事が必要な為、結果に焦点を当てる療法より当初は難しく思える方が多い。(今までの常識をくつがえす事になりますから。)
ハッピーライフの療法は、認知行動療法の技法を使い、主に会話で誤認知を正しい認知に変えて頂くのは同じですが、目指すゴールが三つあります。
通常の認知行動療法は、例えば、誤認知が正しい認知に変わり電車に乗れれば終了ですが、不安がり過ぎる性格、人を気にし過ぎる性格、完全主義なども誤認知ですから、基本的な考え方も正しい認知にして頂き、希望者には ポジティブ(前向き)な考え方まで受け入れて頂く事が出来ます。
下記はハッピーライフでクライアントさんに納得して頂く為に使用している教科書の一つ、ゴール、の一部分です。
1.小さな誤認知を正しい認知へ(ここは認知行動療法によく似ています。しかし、認知行動療法はここで終わりです。例えば、電車に乗れないパニック症の人が、電車に乗れるようになれば修了。)
2.大きな誤認知を正しい認知へ (不安がり過ぎる性格を丁度良い性格へ、人を気にし過ぎる性格を丁度良い性格へ、完全主義から丁度良い主義へ、等。)
3.ポジティブな性格へ (希望者)
解説
1.小さな誤認知を正しい認知に修正すれば、例えば、電車に乗れないパニック症の人が電車に乗れるようになりますが、不安がり過ぎる性格、人を気にし過ぎる性格、完全主義等の性格は同じですから、電車はクリアしても色々困った事、辛い事が有る。
2.大きな誤認知を正しい認知 丁度良く不安がる、丁度良く人を気にする、丁度良い主義、等の性格になれば、緊張症や神経症、性格由来の鬱病になる事はまずありません。
3.ポジティブ(前向き)な考え方を受け入れれば、多くの人に好かれます。自分自身上手く行くのが当たり前という考え方になりますから、ほとんど苦にせず努力を続けますから人生が上手く行きます。
ハッピーライフでの手法は、色々な資料を使っての会話(カウンセリング)で、誤認知に気付いて頂き、正しい認知を受け入れて頂きます。
催眠療法は、補助的に使用します。
言葉による全身弛緩法という誘導で催眠状態に入って頂き、正しい認知をイメージや暗示としてセッションの中に入れ、このセッション自体を録音して自宅でも聞いて頂きます。
重要度の比率は会話で誤認知に気付いて頂き正しい認知を受け入れて頂く事が90パーセント、催眠状態を利用しているのは残り10パーセント位です。
このブログでも何度も書きましたが、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は 原因から見たら誤認知(勘違い)ですから、多くの困っていない人と同じような考え方になれば、必ず楽になります。
病院に行く必要もなくなります。
しかし、残念ですが、途中であきらめる人はいます。
必要な期間の個人差はありますが、絶対にあきらめないという人は必ず楽になれます。
何故ならば、多くの人と同じ考え方になれないわけがありませんから。
最後に、
心理療法全てに言えるのですが、治せません。
医師が出す薬は強制的に効果を出しますが、カウンセラーであろうが森田療法であろうが、古典的な催眠療法であろうが、全ての心理療法は受け入れないと効果は出ないのです。
例えば、想像して下さい。
家族をカウンセラーに無理やり一年通わせても効果は出そうにありませんよね。
森田療法の集会に行きたがらない家族を無理やり連れれて行っても効果はないでしょう。
古典的な催眠も絶対に掛ってやらないと決めていれば、受け入れませんから、掛りません。
心理療法は全て受け取る事で効果が出るのです。
明日にかける橋さん、の書いていたインターネットのニセ科学の中には、自分が受け取ろうとしないで治せなかったと言っている人が混じっているのかも知れないと思いました。
明日にかける橋さん、自分の意思で私の資料をよく読まれて、論理的に納得出来るかどうかで判断して下さい。
あなたの人生のハンドルはあなたが取るのです。
そして、あなたしか取れないのです。
自分の人生は自分で切り開くしかありません。
難しい事では決してありませんが、自分の人生のハンドルをしっかり取らない意思の弱い方が、今まで通りの流され方で、「ダメだ」「自分には無理だ」「あきらめよう」という感じで来なくなります。
自分の人生を自分でハンドルを意識的に取って変えてやろうという意思が必要です。
では、また、明日