天現寺ハクさんからのコメント うつ病に関して
2008年6月10日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
初めに、毎日見に来てくれる200名位の方にご免なさい。
病気になったわけではないのですが2日間疲れの為にブログをお休みしてしまいました。
特に昨日は泥のように眠ってしまいました(驚き)。
今日のテーマは、私のYahooのブログに頂いたコメントを題材にさせて頂きます。
(ちなみに私のブログはyahooとgooと二つあります。)
コメントを書いてくれたのは、天現寺ハクさんというペンネームの方で、うつ患者による前向き活動委員会(略して「うつカツ」)というまじめなブログを書かれています。http://blogs.yahoo.co.jp/utsu_makenai
今回テーマにさせて頂くに当って天現寺ハクさんのブログの小説以外は全て読まさせて頂きました。
私は何年も前から、対人緊張症や神経症、うつ病は病気ではない、と書き続けて来ました。
しかし、笛吹けど踊らず、中々真剣に意見を言ってくれる人がいません。
ですから今回の天現寺ハクさんのコメントはとても嬉しいです(笑)。
出来ましたら、ハクさん、私とディスカッションをしましょう(笑)。
ハクさんの考え方が一般的な常識的な考え方です。
そして、症状が辛いからうまく付き合う方法を探すのは当たり前です。
うつ病以外で例えると、赤面症の人は赤面をしないように開き直ったり気をそらしたりする努力をします。
また、赤面を人に知られないようなテクニックを編み出したりします。
しかし、赤面は本人の間違ったと言っても良いほどの偏った考え方が本人の顔を赤く本人が自作自演でしているのです。
この事はハクさん、分かりますよね(笑)。
念の為ですが、決して赤面症の本人が悪いと言っているのではありませんよ。
赤面症は間違った考え方(認知)が生んだ症状で、本人は至って真剣そのものです。
そして、辛いです。
辛いから赤面をしないようにがんばるのですが、発想の転換、赤面するのは当たり前 から 本当に赤面するのが当たり前なのか? と疑わないのです。
うつ病も同じ、うつがあるのが当たり前 から うつがあるのが本当に当たり前なのか? と疑って欲しいのです。
赤面症の人が疑って頂ければ人を気にし過ぎる考え方や不安がり過ぎる考え方が原因だと分かると思います。
しかし、人を気にし過ぎる考え方や不安がり過ぎる考え方をどうやって丁度良い赤面しない考え方にするのかという方法は知りません。
ハクさんのブログにありましたが本屋の本を買っても申し訳ないですが楽にはなりません。
当然、私のブログを読んでも極一部の例外の人以外は楽にはなりません。
人を気にし過ぎる考え方や不安がり過ぎる考え方を丁度良い赤面しない考え方にするには方法、技法が必要なのです。
私は方法、技法を結構ブログで公開していますが、生きている人間相手ですから文章だけではうまく行きません。
知識として知っても使いこなせないのです。
そういう理由で電話セラピーや来訪セラピーを受けて頂かなければまず偏った考え方を困っていない人達の考え方に直せません。
お分かり頂けますでしょうか?
うつ病もシステムは同じです。
天現寺ハクさんから頂きましたコメントです。
はじめまして。内容を、実に興味深く読ませていただきました。
うつが病気ではない…たしかに、WHOではうつ病は「気分障害」とされていますね。実際、「うつ」を訴える人の多くはトラウマや対人恐怖などの、外界との接触にストレスを感じる人が多いようです。
しかし、うつは病気だと私は思います。ガンは病気ですよね?実は人間の神経細胞は、元をたどれば免疫細胞と同じ形をしているんです。己の細胞が、本体を傷つける病気は普通にあります。
ただ、ご意見が間違っていないと思う点もあります。現在、精神疾患と呼ばれる病気の大半が認知の問題だと思います。
ここからは私のコメントですが、
ハクさんは「精神疾患と呼ばれる病気の大半が認知の問題だと思います」とおっしゃっているのにうつ病だけは別だと思われているようですね。
何故、うつ病だけは別なのでしょうか?
実際に私の所にうつ病と診断されている方が多く来られますがケアの仕方は対人緊張症や神経症と同じような方法で実際に治っています。
ちなみに私の所の治るという概念は、精神科等に行く必要がなくなる、当然、薬も必要なくなる、そして、うつだけではなくハクさんも書いている不眠などの諸症状もなくならなければなりません。
ガンは確かに病気です。
ストレスの事も書かれていますが、ストレス自体は病気ではありませんが、ストレスから来た胃潰瘍などの病気は本当の病気です。
うつ病は日常生活が出来ないほどの症状があるのですから、その点では病気という扱いをしても良いと思います。
しかし、私が何故、対人緊張症も神経症もうつ病も病気ではないと言っているのかという理由は、病気だと思っている限り原因の考え方の修正に全面的に焦点を当てないからです。
私はこの仕事を10数年しておりますが、「矢野先生、私のうつ病は病気でも病気でなくてもこだわらなくてもいいじゃないですか。私は楽になれば良いのです。」というような事をおっしゃり続けている人は多少の改善は有っても、「治してもらう」、という気持ちを捨てませんから、自分の考え方を自分で修正する、という気持ちになりきりません。
認知行動療法は名前の通り、認知、を修正する事で感情や行動も変わるという方法です。
ハクさんのブログでダイエットが出来ない事を書かれていましたが、ダイエットは認知を変えれば簡単に出来ます。
少し前のこのブログに書きましたが私自身が3ヶ月で30キロ認知を変える事でダイエットしました。
認知を変えるには、分かった、では駄目なのです。
分かった、を通り過ぎて、納得、しなければ認知が変わったとは言えませんし効果も出ません。
『わかっちゃいるけどやめられない』という状態になります。
うつ病は一般的に、自分を客観的に見る洞察力不足、他人と自分の正しい関係が確立していない、不安の処理がうまく出来ないなどが原因です。
ハッピーライフや同じような事の出来る所で、多くの困っていない人と同じようにこれらを身に付けて頂ければ大丈夫になります。
治ります。
ハクさん(笑)。
いかがでしょうか?
ぜひご意見をお願いします(笑)。
ぜひまた来て下さいね(笑)。
楽しみにしています(笑)。
2008年6月10日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
初めに、毎日見に来てくれる200名位の方にご免なさい。
病気になったわけではないのですが2日間疲れの為にブログをお休みしてしまいました。
特に昨日は泥のように眠ってしまいました(驚き)。
今日のテーマは、私のYahooのブログに頂いたコメントを題材にさせて頂きます。
(ちなみに私のブログはyahooとgooと二つあります。)
コメントを書いてくれたのは、天現寺ハクさんというペンネームの方で、うつ患者による前向き活動委員会(略して「うつカツ」)というまじめなブログを書かれています。http://blogs.yahoo.co.jp/utsu_makenai
今回テーマにさせて頂くに当って天現寺ハクさんのブログの小説以外は全て読まさせて頂きました。
私は何年も前から、対人緊張症や神経症、うつ病は病気ではない、と書き続けて来ました。
しかし、笛吹けど踊らず、中々真剣に意見を言ってくれる人がいません。
ですから今回の天現寺ハクさんのコメントはとても嬉しいです(笑)。
出来ましたら、ハクさん、私とディスカッションをしましょう(笑)。
ハクさんの考え方が一般的な常識的な考え方です。
そして、症状が辛いからうまく付き合う方法を探すのは当たり前です。
うつ病以外で例えると、赤面症の人は赤面をしないように開き直ったり気をそらしたりする努力をします。
また、赤面を人に知られないようなテクニックを編み出したりします。
しかし、赤面は本人の間違ったと言っても良いほどの偏った考え方が本人の顔を赤く本人が自作自演でしているのです。
この事はハクさん、分かりますよね(笑)。
念の為ですが、決して赤面症の本人が悪いと言っているのではありませんよ。
赤面症は間違った考え方(認知)が生んだ症状で、本人は至って真剣そのものです。
そして、辛いです。
辛いから赤面をしないようにがんばるのですが、発想の転換、赤面するのは当たり前 から 本当に赤面するのが当たり前なのか? と疑わないのです。
うつ病も同じ、うつがあるのが当たり前 から うつがあるのが本当に当たり前なのか? と疑って欲しいのです。
赤面症の人が疑って頂ければ人を気にし過ぎる考え方や不安がり過ぎる考え方が原因だと分かると思います。
しかし、人を気にし過ぎる考え方や不安がり過ぎる考え方をどうやって丁度良い赤面しない考え方にするのかという方法は知りません。
ハクさんのブログにありましたが本屋の本を買っても申し訳ないですが楽にはなりません。
当然、私のブログを読んでも極一部の例外の人以外は楽にはなりません。
人を気にし過ぎる考え方や不安がり過ぎる考え方を丁度良い赤面しない考え方にするには方法、技法が必要なのです。
私は方法、技法を結構ブログで公開していますが、生きている人間相手ですから文章だけではうまく行きません。
知識として知っても使いこなせないのです。
そういう理由で電話セラピーや来訪セラピーを受けて頂かなければまず偏った考え方を困っていない人達の考え方に直せません。
お分かり頂けますでしょうか?
うつ病もシステムは同じです。
天現寺ハクさんから頂きましたコメントです。
はじめまして。内容を、実に興味深く読ませていただきました。
うつが病気ではない…たしかに、WHOではうつ病は「気分障害」とされていますね。実際、「うつ」を訴える人の多くはトラウマや対人恐怖などの、外界との接触にストレスを感じる人が多いようです。
しかし、うつは病気だと私は思います。ガンは病気ですよね?実は人間の神経細胞は、元をたどれば免疫細胞と同じ形をしているんです。己の細胞が、本体を傷つける病気は普通にあります。
ただ、ご意見が間違っていないと思う点もあります。現在、精神疾患と呼ばれる病気の大半が認知の問題だと思います。
ここからは私のコメントですが、
ハクさんは「精神疾患と呼ばれる病気の大半が認知の問題だと思います」とおっしゃっているのにうつ病だけは別だと思われているようですね。
何故、うつ病だけは別なのでしょうか?
実際に私の所にうつ病と診断されている方が多く来られますがケアの仕方は対人緊張症や神経症と同じような方法で実際に治っています。
ちなみに私の所の治るという概念は、精神科等に行く必要がなくなる、当然、薬も必要なくなる、そして、うつだけではなくハクさんも書いている不眠などの諸症状もなくならなければなりません。
ガンは確かに病気です。
ストレスの事も書かれていますが、ストレス自体は病気ではありませんが、ストレスから来た胃潰瘍などの病気は本当の病気です。
うつ病は日常生活が出来ないほどの症状があるのですから、その点では病気という扱いをしても良いと思います。
しかし、私が何故、対人緊張症も神経症もうつ病も病気ではないと言っているのかという理由は、病気だと思っている限り原因の考え方の修正に全面的に焦点を当てないからです。
私はこの仕事を10数年しておりますが、「矢野先生、私のうつ病は病気でも病気でなくてもこだわらなくてもいいじゃないですか。私は楽になれば良いのです。」というような事をおっしゃり続けている人は多少の改善は有っても、「治してもらう」、という気持ちを捨てませんから、自分の考え方を自分で修正する、という気持ちになりきりません。
認知行動療法は名前の通り、認知、を修正する事で感情や行動も変わるという方法です。
ハクさんのブログでダイエットが出来ない事を書かれていましたが、ダイエットは認知を変えれば簡単に出来ます。
少し前のこのブログに書きましたが私自身が3ヶ月で30キロ認知を変える事でダイエットしました。
認知を変えるには、分かった、では駄目なのです。
分かった、を通り過ぎて、納得、しなければ認知が変わったとは言えませんし効果も出ません。
『わかっちゃいるけどやめられない』という状態になります。
うつ病は一般的に、自分を客観的に見る洞察力不足、他人と自分の正しい関係が確立していない、不安の処理がうまく出来ないなどが原因です。
ハッピーライフや同じような事の出来る所で、多くの困っていない人と同じようにこれらを身に付けて頂ければ大丈夫になります。
治ります。
ハクさん(笑)。
いかがでしょうか?
ぜひご意見をお願いします(笑)。
ぜひまた来て下さいね(笑)。
楽しみにしています(笑)。