クローズアップ現代 新しいうつ病とどう向き合うか を見て
2008年6月24日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
三日ぶりの更新になります。
この間にチェックに来て頂いた人、ごめんなさいね。
三日ぶりになった理由は公私共に忙しかったからです。
今日は、6月19日(木)に放送された NHK クローズアップ現代 新しいうつ病とどう向き合うか をテーマに書かせて頂きます。
この放送を見て、不安になった人も結構いらっしゃると思います。
先に言っておきますが、大丈夫です(笑)。
この番組のテーマは医学での診断基準や投薬に関してのお話で新しい難病のようなものが発生したという事ではありません。
また、私の所に来られる方のほとんどの方は精神科、神経科、心療内科に行かれて楽にならないという事で来られていますからこの番組に出て来られたような方が既に多く来られてケア出来ていますから(笑)。
私のコメントは机上のものではなく実際の認知行動療法の臨床現場からの報告ですからご安心下さい。
楽になれます(笑)。
最初に、放送をご覧になっていない方用にNHKのHPより内容を引用させて頂きます。
6月19日(木)放送
“新しい”うつ病とどう向き合うか
100万人を超えた、うつ病患者。増加の背景には、患者の6割が再発し、その2割から3割が慢性化するなど治療が長引いていることがある。最近、医療現場では一口にうつ病と言っても過食や過眠を伴う「非定型うつ病」、軽い躁状態を伴う「双極性障害(躁うつ病)Ⅱ型」など様々なタイプがあり、診断が容易でないことが分かってきた。これらのうつ病に抗うつ薬を処方すると改善しないどころか、かえって症状が悪化することが報告されている。うつ病の広がりに医療が追いつかない現状と、医療現場で始まった新しい治療法や、医師と臨床心理士などが連携して患者に最適な治療法を選択する試みなどを紹介する。
(NO.2601)スタジオゲスト 野村 総一郎さん (日本うつ病学会理事長・精神科医)
http://www.nhk.or.jp/gendai/ より引用
まず、『100万人を超えたうつ病患者、6割が再発し2割から3割が慢性化する』と読まれてびっくりされている方もいると思いますが、大丈夫です(笑)。
以前からこのブログで書いている通り、結果と原因、の結果にだけのアプローチだから6割が再発し2割から3割が慢性化する、などとなるのです。
結果の症状を抑えたり軽減させる事はとても重要な事です。
しかし、原因のケアをしなければ何度も再発したり何度も再発しているうちに気力が萎え社会復帰をあきらめてしまいそうにありませんか。
100万人を超えた、の理由は環境です。
人間、特に日本人が急に変わるわけがありませんから、環境が厳しくなり環境適応できない人が増えて来たという事です。
もちろん、うつ病の患者が100万人を超えてもその何十倍の人はうつ病にならないで環境適応しているのです。
原因の考え方を多くのうつ病にならない人と同じような考え方、認知にすれば、原因と結果の法則、原因の考え方が変われば結果のうつ病は自然となくなる、となります。
例えば、頭が痛い時、頭痛薬を飲みますよね。
頭痛薬は本当に良く効きますから飲めばすっきりします。
しかし、これは結果の頭痛という症状を抑えているだけで頭痛の原因のケアをしていません。
頭痛薬を飲んで楽になったと仕事に復帰しても頭痛薬が切れれば頭痛が再発し仕事が出来なくなるのは当たり前ですよね。
『過食や過眠を伴う「非定型うつ病」、軽い躁状態を伴う「双極性障害(躁うつ病)Ⅱ型」など様々なタイプがあり、診断が容易でないことが分かってきた。これらのうつ病に抗うつ薬を処方すると改善しないどころか、かえって症状が悪化する』というのは、頭痛薬に例えると頭痛薬の種類を間違えてはいけないと言っているようなもので、最初に書きましたが、私の所に来られる方のほとんどの方は病院で良くならないから来ます。
そういう方に心理療法の臨床現場で多くの病院に行く必要のない人達の考え方を受け入れて頂く事で、原因の考え方が変わる事で、結果のうつ病が自然に治っています。
私は医師ではありませんから、「非定型うつ病」、軽い躁状態を伴う「双極性障害(躁うつ病)Ⅱ型」などの勉強はしていません。
分類も出来ません。
しかし、多くの困っていない人達の考え方を受け取って頂く事で楽になっているのです。
私の臨床経験からの考えですが、体の個性があるのと同じく脳にも個性があると思います。
例えば、ストレスを感じるとドーパミンを多く出し易い脳だとか不安を強く感じる脳だとか脳にも個性があり、ドーパミンならドーパミンに関する薬、セロトニンならセロトニンに関する薬を処方しなければいけませんが、私の所の認知行動療法は大元のストレスを感じる考え方を感じにくい多くの困っていない人達の考え方になれば結果のドーパミンもセロトニンも非定型うつ病も双極性障害も何も関係ないのです。
このブログで何度か書いている、新入社員のA君B君の話 のA君がB君の考え方を受け取れば受け取っただけ楽になるという事です。
くさい臭いは元から断たなきゃ駄目、少し前に流行った言葉ですが、くさい臭いを何とかしようとすると臭いの種類を調べなければいけませんが、大元のくさい臭いを腐らせないで発生させないようにすれば困らないのです。
いかがでしょうか?
最後に、NHKのHPを引用させて頂きました事のご理解をお願い致します。
また、NHKさんから取材を申し込まれましたら喜んでご協力させて頂きます。
有難うございました。
2008年6月24日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
三日ぶりの更新になります。
この間にチェックに来て頂いた人、ごめんなさいね。
三日ぶりになった理由は公私共に忙しかったからです。
今日は、6月19日(木)に放送された NHK クローズアップ現代 新しいうつ病とどう向き合うか をテーマに書かせて頂きます。
この放送を見て、不安になった人も結構いらっしゃると思います。
先に言っておきますが、大丈夫です(笑)。
この番組のテーマは医学での診断基準や投薬に関してのお話で新しい難病のようなものが発生したという事ではありません。
また、私の所に来られる方のほとんどの方は精神科、神経科、心療内科に行かれて楽にならないという事で来られていますからこの番組に出て来られたような方が既に多く来られてケア出来ていますから(笑)。
私のコメントは机上のものではなく実際の認知行動療法の臨床現場からの報告ですからご安心下さい。
楽になれます(笑)。
最初に、放送をご覧になっていない方用にNHKのHPより内容を引用させて頂きます。
6月19日(木)放送
“新しい”うつ病とどう向き合うか
100万人を超えた、うつ病患者。増加の背景には、患者の6割が再発し、その2割から3割が慢性化するなど治療が長引いていることがある。最近、医療現場では一口にうつ病と言っても過食や過眠を伴う「非定型うつ病」、軽い躁状態を伴う「双極性障害(躁うつ病)Ⅱ型」など様々なタイプがあり、診断が容易でないことが分かってきた。これらのうつ病に抗うつ薬を処方すると改善しないどころか、かえって症状が悪化することが報告されている。うつ病の広がりに医療が追いつかない現状と、医療現場で始まった新しい治療法や、医師と臨床心理士などが連携して患者に最適な治療法を選択する試みなどを紹介する。
(NO.2601)スタジオゲスト 野村 総一郎さん (日本うつ病学会理事長・精神科医)
http://www.nhk.or.jp/gendai/ より引用
まず、『100万人を超えたうつ病患者、6割が再発し2割から3割が慢性化する』と読まれてびっくりされている方もいると思いますが、大丈夫です(笑)。
以前からこのブログで書いている通り、結果と原因、の結果にだけのアプローチだから6割が再発し2割から3割が慢性化する、などとなるのです。
結果の症状を抑えたり軽減させる事はとても重要な事です。
しかし、原因のケアをしなければ何度も再発したり何度も再発しているうちに気力が萎え社会復帰をあきらめてしまいそうにありませんか。
100万人を超えた、の理由は環境です。
人間、特に日本人が急に変わるわけがありませんから、環境が厳しくなり環境適応できない人が増えて来たという事です。
もちろん、うつ病の患者が100万人を超えてもその何十倍の人はうつ病にならないで環境適応しているのです。
原因の考え方を多くのうつ病にならない人と同じような考え方、認知にすれば、原因と結果の法則、原因の考え方が変われば結果のうつ病は自然となくなる、となります。
例えば、頭が痛い時、頭痛薬を飲みますよね。
頭痛薬は本当に良く効きますから飲めばすっきりします。
しかし、これは結果の頭痛という症状を抑えているだけで頭痛の原因のケアをしていません。
頭痛薬を飲んで楽になったと仕事に復帰しても頭痛薬が切れれば頭痛が再発し仕事が出来なくなるのは当たり前ですよね。
『過食や過眠を伴う「非定型うつ病」、軽い躁状態を伴う「双極性障害(躁うつ病)Ⅱ型」など様々なタイプがあり、診断が容易でないことが分かってきた。これらのうつ病に抗うつ薬を処方すると改善しないどころか、かえって症状が悪化する』というのは、頭痛薬に例えると頭痛薬の種類を間違えてはいけないと言っているようなもので、最初に書きましたが、私の所に来られる方のほとんどの方は病院で良くならないから来ます。
そういう方に心理療法の臨床現場で多くの病院に行く必要のない人達の考え方を受け入れて頂く事で、原因の考え方が変わる事で、結果のうつ病が自然に治っています。
私は医師ではありませんから、「非定型うつ病」、軽い躁状態を伴う「双極性障害(躁うつ病)Ⅱ型」などの勉強はしていません。
分類も出来ません。
しかし、多くの困っていない人達の考え方を受け取って頂く事で楽になっているのです。
私の臨床経験からの考えですが、体の個性があるのと同じく脳にも個性があると思います。
例えば、ストレスを感じるとドーパミンを多く出し易い脳だとか不安を強く感じる脳だとか脳にも個性があり、ドーパミンならドーパミンに関する薬、セロトニンならセロトニンに関する薬を処方しなければいけませんが、私の所の認知行動療法は大元のストレスを感じる考え方を感じにくい多くの困っていない人達の考え方になれば結果のドーパミンもセロトニンも非定型うつ病も双極性障害も何も関係ないのです。
このブログで何度か書いている、新入社員のA君B君の話 のA君がB君の考え方を受け取れば受け取っただけ楽になるという事です。
くさい臭いは元から断たなきゃ駄目、少し前に流行った言葉ですが、くさい臭いを何とかしようとすると臭いの種類を調べなければいけませんが、大元のくさい臭いを腐らせないで発生させないようにすれば困らないのです。
いかがでしょうか?
最後に、NHKのHPを引用させて頂きました事のご理解をお願い致します。
また、NHKさんから取材を申し込まれましたら喜んでご協力させて頂きます。
有難うございました。