熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

おろかな・・

2010-04-25 22:30:30 | 文章
4月25日(日)、快晴。

朝から快晴。雲は見当たりません。
山桜でしょうか、近くの里山のあちこちには、散り終わりに近づいたピンクの桜花の色が薄っすらと残り、春の山々の彩りを豊かにしています。

それに比べ、日本国は暗雲、雲だらけ。国民の多くから期待されて昨年船出した新しい「日本丸」。
船出してみると、まるで「船頭多くして船山を登る」。船印のペンキも剥げかけています。
新造船だからと、半年ぐらいは少し見守ろうと思っていたのですが、先行きの見通しはどうやらこれではと、落胆しているこの頃です。

それに先日の党首論争。
国会中継を聞いていて、「おろかな・・」発言には、あんぐり。
たとえ自身もそう思っていても、一国の宰相として発すべき言葉ではないということを自覚していないことに、あんぐりと言うわけです。
言葉の重さ。どうもこれが分かっておられない。

これまでの迷走ぶりは、宰相としての自覚の欠如の結果でありましょう。
つまり、宰相の発する言葉の重さが分からないまま、後先考えないでそのとき思っていることを正直に話してしまう。一個人なら「正直者でいい人」ではありましょうが、「正直でいい人」だけでは一国の宰相は務まらない。

独立行政法人などに対する「仕分け作業」が始まりました。
これはこれで期待しているわけですが、仕分けされる方は、名前を変えたり、よく似た公共法人に紛れ込んだりと、したたか。永い眼でのチェックが必要でしょう。

ソレニシテモ、国会議員の定数削減の旗印は、どうなっているんでしょうか。
大阪府の橋本さんの、当初のイメージとは違って、信頼感と人気が高いのは、自らの報酬を減らし、議員の報酬を減らしてから、自分の思うところを推し進めようとしているからです。

先ず「隗よりはじめよ」。
国会定数についても、最近のマスコミも、トンと取り上げなくなりました。
国会議員は口を噤んでしまっている今、マスコミにもしっかりして欲しいものです。

久しぶりに、こんなことを書いてしまいました。

コメント (2)
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