熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

秋篠川の桜

2012-04-12 17:30:00 | 写真
奈良・西の京、薬師寺の傍を流れる秋篠川縁の桜。
昼ごろの様子、ほぼ満開でした。
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森内名人先勝

2012-04-12 05:35:17 | 文章
4月12日(木)、快晴。

名人戦は、森内名人が先勝。
深夜、眼を覚ますとその画面。
画面を見ながらいつの間にか寝て、先ほど目が覚めました。

昨日の雨。
一日中降っていましたが、どうやら花散らしにはならず満開が期待できそう。
コーヒー豆は、一日遅れて、今日買いに行きます。
ついでに「タケノコ」を買って帰ります。
今度で今年4回目。
あと何回買いに行くことになりますか。
シーズンが終われば、1年先ですね。

「駒サロン」。
いつものように、10人くらいでしょうか。
昨日は、最近駒づくりを始めたという宝塚の若い方から電話。
「参加したいのですが、駒づくりの話は聞けますかね」。
「講習ではなく駒好きが集まってワイワイ話する楽しい会ですが、ベテランンも多いのでいろいろ聞けると思います。
 それでも良ろしければどうぞ。その時は今作っている駒を持って来られたら良いですよ・・」と。

ーーーー
ブログへのアクセスキーワード。
最上位を占めていた「村上さん」がチョッと下がって3番目以下に。
それでもまだまだ皆さんは、どうしているのかなあと、気になさっているみたい。

1 良尊
2 熊澤良尊
3 村上信夫 退職
4 大局将棋
5 水無瀬神宮 将棋
6 熊沢良尊
7 入木墨
8 長禄 将棋
9 長禄 or 長録 将棋駒
10 石山ちえ つながるラジオ
11 浄瑠璃寺
12 将棋駒コレクション
13 将棋駒ギャラリー
14 高浜
15 熊澤良尊将棋駒工房
16 駒音
17 熊沢良尊 駒サロン
18 駒工房
19 アナウンサー 村上信夫は退職か
20 nhkラジオ 村上信夫さんは何してる
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自分で作れる中将棋駒

2012-04-11 06:06:29 | 文章
4月11日(水)、雨。

今朝は雨。
と言っても今のところは小雨。
花チラシの雨にならなければ良いのですが。

コーヒー豆が底をつきそうなので、今日は郡山に出かけようと思っています。
場所は薬師寺近くの喫茶店M。
普通の喫茶店ですが、加茂に移ってからも10年以上は通っています。
いつもは、200グラム入りを2袋。
これで10日くらい持つでしょうか。
お客様が来られたりする時は、1週間ほどで無くなるというパターン。

ついでに時々、薬師寺駐車場の横奥にあるお店「AMRIT」にも立ち寄ったり。
しゃれたお店で、奈良由縁の選りすぐった品々が中心です。
レストランやギャラリーもあり、心もゆったり。
近くに行かれた時は、立ち寄ってみられてはいかがでしょうか。

ーーーー
「誰にでもできる中将棋駒づくり」を考えています。
「中将棋」は面白いのですが、問題は2つ。
1つは時間がかかること。
もう一つは、駒が余りで回っていないこと。

ならば、「中将棋をしようとする人が自分で作る」のはどうだろうか。
素材は勿論「黄楊」。
安価に、誰でも作れるように簡単に。
そんなことをアレコレ思考しています。
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駒サロン

2012-04-10 06:34:42 | 文章
4月10日(火)、春霞。

明るいですが春霞。
原因は単なる水蒸気、それとも黄砂でしょうか。

浄瑠璃寺の辺りから流れる小川の土手の桜。
この辺りでも、一番開花が遅いのですが、全体が桜色。
いよいよ満開近しです。

ーーーー
「駒サロン」のこと。
どこかで書いたつもりでしたが、第3土曜日の21日に開催予定です。
場所は、加茂の工房。
時間は、13時30分から19時頃まで。
17時からは駅前の和食店で、夕食を兼ねた団欒。
会費は3500円です。
予約の関係がありますので、14日頃までに出欠をご連絡ください。
催し内容について、ご希望などリクエストくだされば幸いです。

ーーーー
「古水無瀬」3部作に続いて、「水無瀬兼成卿写」の3部作。
昨日は仕事が捗って、上手く行けば今週中には一息つけそうです。
この間、暫く棚上げにしておりました「極小中将棋の盤と駒」。
ようやく来週あたりから、盤の升目を引くところから再開出来そう。
駒の方は、この後の着手予定。

ーーーー
名人戦が開幕。
只今夕方のBSを見ています。
局面がどんどん進んでいます。

今週と来週は、それぞれ遠来の訪問者。
用件はそれぞれですが、仕事の合間に準備も。


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満開近し

2012-04-09 17:53:33 | 文章
4月9日(月)、晴れ。

午後、街中に出かけましたところ、数日前まで蕾が堅かったサクラは、満開一歩手前。
昨日今日の陽気で開花したようです。

ーーーー
昨日は、気分転換と人出を避けて、先ずは梅の時期は過ぎている「月ヶ瀬」へ。
月ヶ瀬では、ふくよかな香りを漂わせた梅の花が、まだ咲き残っていました。
ここから、どこへ行こうかと。
あては全くなし。
込んでいる車列を横目に見て、大和高原の山道へ。
向うの山並みに「大型風車」。
あれは青山高原だなと、小一時間。

余談ですが、我が国の風土には「大型風車は似合わない」。
想定外の強風で、2~3年で倒壊したものが多数。
それに、各所で低周波騒音の被害も出ていると聞きます。
風車は、小型中型が良いでしょうよ。

そろそろ腹が減った来た時間。
しかし、山また山の沿道には、小さい店さえもありません。
見えて来たのはカーナビの先の三重県名張市。
ここならお店もあるだろうと、やや遅い昼食を。
見つけたのが鳥専門店。
店の名前は忘れましたが、美味かった「焼き鳥丼」。

ひと心地が付いて、さて、この後どこへ行くか。
とにかく東へと、県庁所在地の「津」を目指す。
何度も言いますが、特に目的はありません。
途中、「久居」の大型喫茶店へ。
結構満員に近い。
喫煙席は煙がモウモウ。
煙が来ない禁煙席で、中日新聞と伊勢新聞を見ながら、暫しコーヒーにチーズケーキ。
(煙が来る禁煙席もありますのでね)

特に行く当てもないので、「もう帰ろうか」。
と言うことで、高速道路を乗り継いでリターン。
伊賀上野で今夜の食材を仕入れて、帰宅は17時。
以上です。

真っこと、時間とガソリンを浪費した一日でした。
お粗末さま。

月ヶ瀬の残り梅。
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寒いですが

2012-04-08 06:27:30 | 作品
4月8日(日)、晴れ。

たしか、今日は「花まつり」。
寒いですが、春らしい明るい陽光。
その陽気につられて、春を探しに、その辺りを廻ろうか。
そんな気持ちの朝です。

盛り上げの作業は、昨日で「古水無瀬」3組が終了。
最終チェックは、来週。
工程途中のものも、まだ少し。
こちらは、2週間ほど先になりますか。

昨日、ある方に出した手紙の日付。
今日は何日だったかと、カレンダーを見て書き留めたのですが、1週間先の12日。
今日あたり、届いた方はさぞかし驚かれたことでしょう。
まあ、良いことにしようーっと。

一方ブログでは、ほとんどパソコン任せ。
とは言え、毎日更新は頭の体操。
そう自分に言い聞かせて、続けています。
何を書くかは、その時のこと。
多少は頭を巡らせながらの、自然体。

書きながら、アレコレ推敲。
「文章は短く」は、頭の体操。
これに反射する言葉。
それを想像しながら書くのも、頭の体操。

と言う訳で、果たしてこれが老化防止に役立つのかどうか。
それは、神様の思し召しではあります。








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ある電話

2012-04-07 06:31:32 | 文章
4月7日(土)、晴れ。

今日は、明るい空です。
昨日は、晴れるかと思えば雨。
雨かと思えば、止んだり。
夜は、満月。
寒さもぶり返して、訳の分からない天気でした。

昨日は漆の盛り上げを続行。
そんな中、通路に茂った雑草を少し引っこ抜いたり。
直ぐ伸びるのですね。
まあ、気分転換にはもってこいです。

ーーーー
そんな中、夕方に岡山から電話がありました。

「以前、電話したHです。あれから3か月入院してひと月ほど前に退院。
 駒づくりがしたくなって、熊澤さんが使っている彫刻刀が欲しいのですが・・」。
「ああHさん、名前は覚えていますよ。大変でしたね。ちょっとお待ちください。在庫があるかどうか確かめます」。

「ありました。6ミリのと4.5ミリのとが今は3本あります。どちらが良いですか」。
「3本ください。それにフルミズナシセの桂馬の紙も欲しいのですが。前に貰った中に桂馬が無かったもので・・」。
「ハアー?? もう一度言ってください」。
「古い水、無い・・とありますが」。
「ああー、それはコミナセと読みます。ですが、古水無瀬は自分専用のオリジナル書体なのでどなたにも渡すことはしていませんが・・」。
「ア、これはあの人からだったか?・・」。

「私の駒の写真でも見て勝手に作ったのでしょう。それに古水無瀬という銘を入れて・・。そんなことをしてこっそりと」。
「知りませんでした。ひどいことをしますね。モラルは無いような・・」。
「そう。ところで、版木刀は良く切れるように研ぐことが大切なので砥石も良いものを・・」。
「ハンギトウって、何んですか。砥石は溝が付いたものですか?」。
「いやいや。平らな砥石。版木刀は彫刻刀のことです。駒は作ったことはおありなんですか」。
「いいえ、これからなんです。出来れば漆もほしいのですが・・」。

「そうですねえ、漆は取り扱いが難しい。最初は安い練習用の木地でなさったら。テストするくらいは差し上げますよ。
 小さなシミが入っていても日本産の黄楊ですから。それで少し練習してからが良いですね。最初から高い木地で失敗しては勿体ない。
 目止めもシッカリしないと」。

「木地と彫刻刀3本と、それに一般的な書体の字母紙が欲しいです。メドメと言うのは何んですか。それも一緒に」。
「目止めは透明の塗料。ホームセンタで買ってください。初めてのようなので、作り方のテキストもコピーして送ります。
 何回も読んで、分からないところは、また電話ください。駒づくりはその後ですね」。


では、また。





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博物館でのことⅣ

2012-04-06 05:46:21 | 文章
4月6日(金)、霞か雲か。

未だ強風が残っています。
サクラは、ソメイヨシノの前に、山桜が満開。


博物館でのことの続き。
前回は、「ならやま大通り」のことを書きました。
それから何年かが経って、ある時、Nさんのお店はなくなって、新しいお店は別の表札に。
以来、「どこへ移られたのかなあ」と気にはしておりました。
その意識が薄らいだ頃「思わぬところで再再会」。
前回はそこまででした。

再会と言えるかどうか。
「ネット上」でしたから、記憶されている人も居るかもしれません。
情報源は、京都府からでした。
「ならやま大通り」は、京都府との県境にも近い。
それで、そのあたりからの可能性もあるかなとは思うのです。

それから数年が経って、今回のオークションで再々再会。
これも、京都府からの出品でした。
結果は、かなりな値段で落札されました。
最終的には、どなたの元へ収まるのでしょうか。

30年前の見方。
それから30年が経っての見方。
両者には、多少と言いますか、幾分変化もあるのではないかと思うのです。
いずれにしても、興味ある駒の一つではあります。
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博物館でのことⅢ

2012-04-05 06:24:39 | 文章
4月5日(木)、曇り。

只今、明るい空ながら曇っています。
昨日一昨日と、日本列島を襲った低気圧。
各地に恐ろしい爪痕を残してしまいました。

博物館の続きです。

「将棋展」は、昭和57年10月23日に始まって12月10日まで開かれました。
テーマは、「将棋駒を通じて将棋のルーツと歴史を探る」というもの。
展示品は、
各地の遺跡からの「出土駒」。
「歴史資料」や「貴重な駒」。
駒の制作過程を知る「道具類」など。

具体的には、手元のメモで一部をリストアップしておきます。
1、山形県・城ノ輪遺跡「兵」の駒。
2、京都府・鳥羽離宮遺跡「金将」の駒。
3、京都府・上久世遺跡「酔象」の駒。
4、神奈川県・鶴ヶ岡八幡宮遺跡「歩兵・角鷹」の駒。
5、福井県・朝倉遺跡出土駒、6種類。
6、島根県・月山富田城跡「玉将」。
以上は出土駒。

以下は伝世品。
7、水無瀬神宮・水無瀬兼成筆小将棋駒。
8、水無瀬神宮・水無瀬兼俊筆小将棋駒。
9、徳川黎明会・「初音調度の駒」。
10、伊達博物館・「佳姫調度の駒」。
11、本間美術館・「関根名人錦旗の姉妹駒」。

このほかに、木村名人やその他の棋士、それに増市悦士さん所蔵の駒など合計60点。


時間がきました。
では、また。
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博物館でのことⅡ

2012-04-04 06:32:38 | 文章
4月4日(水)、曇り。

昨日は大荒れ。
日本国中が台風以上の荒れよう。
富山県では大型トラックが横倒しになったり。
滋賀県では何本もの電柱が根元から折れたり。

漆仕事をしていると、外で「ドン」。
何事かと外の様子を見てみると、直ぐ前の道路標識が根っこのコンクリートブロックの土台とガードレルごと横倒し。
幸い人的被害はありませんでしたが、こんなことは初めて。
とにかく強風が吹き荒れました。

ーーーー
昨日の続き。

奈良のNさん親子が持ってこられた「安清」の駒。
中々古く、いい雰囲気でありました。
由来はどうだったか。
ご本人も知らないという感じでした。
小生の見立ては「コレコレ」。
と言うと「そのことを書いてほしい」と言うことで、将棋連盟の便箋に書いてお渡ししました。
それが画像にあった書き付け。
但し、時代はこれより古いと言うのが、只今の見解。

展の初日と言うこともあって、急遽展示品に加えることになりました。
大山名人の箱書きは、展終了後のもの。

後日談ですが、それから10年くらい経った頃でしょうか。
郡山の仕事場にNさんが訪ねて来られました。
何でも、お父さん(80才くらい?)が亡くなったとのことでした。

更に、それから10年ほどが経ったとき、奈良市の学園前の北部、「ならやま大通り」で、あるお店を見つけました。
表札を見ると「N」。
あれっと思って入るとまぎれもなく、あの「N」さんのお店でした。
「あの駒は未だお持ちですか?」と尋ねると「そうです」。

この前の通りは、年に何回も通っているのです。
しかしそれから数年後、そのお店はほかの名前の表札に変わっておりました。
「どこに移られたのかなあ」。
通るたびに、そんなことが浮かびました。

更にそれから数年後。
「安清」の駒は、思わぬところで出会いました。

ーーーー
一日曇っていましたが、気温は気温は上昇。
堅かった桜の蕾は、開きはじめました。

いよいよ春。

書き忘れていましたが、月曜日に「ツバメ」の家族の飛行を見つけました。
どこかに営巣。
いつもの年より幾分早いような気がします。

この続きは、また。





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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726