熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

赤い実と今朝の風景

2012-10-24 05:28:35 | 文章
10月24日(水)、快晴。

今朝は快晴。
只今の空です。
里に太陽が差し込み始めました。
昨日は一日中雨。
短時間ですが、強い風も伴いました。

雨の日は手元も暗い。
で、昨日はほとんど雑用でした。
先ずは、古い漆塗りの化粧箱の修繕。
続いて、ご近所関係のワープロ。
9時からは、家内の買い物でアッシー。

昼前に帰ってきて、続きのワープロ。
何人かの方たちと連絡の電話。
午後は、平箱の箱書きとワープロ。
そんなこんなで、一日が過ぎてゆきました。

今日は再度の郡山。
この間は予定外のお休みで買えなかったいつものコーヒー豆。
今日は買えるでしょう。
その後は、隣町の国会図書館。
チョッとした調べもの。
ですが、目的の資料があるのかどうかです。

明日の午後は東京からのお客様。
この日は夕方までは仕事場。
そのあとは、奈良で歓談。
翌日の金曜日は、もう一人のお客様も。
「Sさんが来るよ」と伝えると、Oさんも行くと。
午後からは、この3人で橿原に。
久しぶりの興福寺駒です。

ところで、この間ウトウト寝ながら考えたこと。
未だ進んでおりませんね。
まあ、永い人生(?)。
ボツボツと行きますか。

赤くなってきた南天の実の写真です。


では、また。


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終活に思う

2012-10-23 04:57:24 | 文章
10月23日(火)、曇り。

玄関脇の南天の実も、赤さを増してきました。
朝晩は寒さも感じます。

最近は「終活」と言う言葉があるのですね。
「人生の終焉に向かっての準備」のことだそうです。
「終活」の言葉自体は新しいのでしょうが、この間の古文書の勉強で出会いました。
江戸時代の「女性訓」です。
それに同様のことが書かれていました。
一字一句は覚えていませんが「人は老いやすい。元気なうちに身の回りを整理しておくように」と。
今の人も昔の人も、考えることは同じなんだなあ。
その時の感想でした。

翻って、小生も最近はそのことを考える年齢になりました。
死んだ時は死んだ時と思う一方、若い頃は、まだまだ先があると。
根拠も無しに、何となくそのように思っていました。
それが60を越し65になる頃には「そろそろ身辺の整理もしなくては」と。
それでも「もう少し先があるだろう」との気持ちもありました。

楽観と言うか、勝手読みなんですね。
それが、70が近い年齢になって、そろそろ真剣に考えなくてはと思うのですね。
しかし、勝手読みと、持って生まれた鈍らな性分は治りません。
思うだけで、未だ実行に移すと言うところまでにはなってはいない。
これではいけないと思う。

明日の命がどうなるのかも分からないのが人生。
分かったつもりなんですが、本当に分かっていない。
駒づくりの方は、「未だ未だ出来る自信はある」。
今できるから、明日もできる。
そう思い込んでいるのですね。

ところで、あと数カ月で古稀。
この間も夜中、ふと眼を覚まして、ボヤーッと考えました。
今、何をするか。
これまでやろうとしてやれなかったこと、やってこなかったことは多い。
今は、その一つ二つを実際に進めることと気づいた次第。

「それは何か」ですって。
今は、チョッとまだ内緒。
今は、それに向かってスタートなんです。
言える状況になれば、その時に。

では、また。
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今日も上天気

2012-10-22 05:12:09 | 文章
10月22日(月)、晴れ。

昨日・今日と、上天気。
昨日は、天気が良いのに、朝と夕方に小刻みで2時間ほど仕事。
この年になって、チョッとした時間がモッタイナイの感覚です。

その少しの時間は、11月に島本町で行う「親と子の根付けづくり」の準備。
大中小のブランクの駒型木地に、紐を通す穴をあけたりです。
数は、まだ数えておりませんが、200個ぐらいでしょうか。
穴の大きさは小さくて、ギリギリの1ミリ。

今度の根付けづくりでは、非日常の「手づくり」の面白さを体験してもらおうと思っています。
この話があったのは、春。小学生をねっらっての「親子の・・」ということでした。
それなら夏休み中にやれば、工作の宿題にもなるだろう。
当方としては、出来るだけ手近な道具でと、見本を作って提案。

てっきり夏休みに行うのだろうと、思っておりました。
「親子・・」の絶好のタイミングは夏休みなのですね。
しかし、結果として秋、11月23日になってしまいました。
キャッチフレーズは「親子・・」ですが、多くの方々に参加を呼びかけようと思います。

ーーーー
夕方の情景。

天気は下り坂。
明日は雨でしょうか。




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行楽日和ですが

2012-10-21 06:01:55 | 文章
10月21日(日)、晴れ。

今日も絶好の行楽日和になるようです。
先週は、どこへ行こうかなと考えながら再び琵琶湖周辺をめざして出発。
それを途中で急遽変更、京都東部の丹波へ。
現地では、折からの「黒枝豆と栗」の最盛期。
沿道で開いている店で、少し買って帰りました。

ところで、今日はご近所の集まり。
午前中はこれに出席して、午後は品切れに近い「コーヒ豆」の買い出し。
「黒枝豆と栗」のお店は、この次の日曜でも続いているのかな。

では、また。
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今朝の感想

2012-10-20 05:24:00 | 文章
10月20日(土)、晴れ。

昨日も、靄が晴れると青空。
今日は朝から上天気。
明日も晴れる予感です。

対して政界の暗雲は、晴れるどころではありません。
3党首会談は決裂、ゼロ回答。
嘘に慣れしまって平然たる野田さんの態度は、国民にも不誠実。
対して人の良い二人。
こけにされるのは分かっているのに、輿石幹事長の甘い誘いの言葉に、乗る方も乗る方。
焦りもあるのでしょう。

橋下さんをめぐる週刊誌騒動。
罪もない人に対して「本性をあばく」とはどういうことか。
読んではいませんが、まともなジャーナリストがやることではありません。
書く方も書く方ですが、載せることを決めた会社と編集長の罪はもっと重い。
こういうことは、謝っても遅い。
載せた側の常識と人間性は無いのが恐ろしい。

今日の感想は以上です。

頼まれている「根付け」2個。
現時点の姿。

横棒が1つ多いのではと。
ええ、こんな字もあって良いのですね。
木地が濃い色なので、更に朱文字を黄色漆でグラデーションで重ね合わせようと思っています。
なお、出来上がりは少し後になりますので、よろしく。




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赤胴の小箱

2012-10-19 05:05:49 | 文章

10月18日(金)、曇り。

昨日は、ほぼ一日中雨。
よって、駒づくりは木地仕事と雑用。
その一つが、小さな箱の修理。
蒔絵の化粧道具入れで、胴の部分は赤い網目模様と漆黒の廻り縁。
天面には、鳳凰と桐、それに唐草。
大名家の婚礼調度にも結構見かける吉祥紋様です。

作られたのは、150年から200年ほど前でしょうか。
永年使われて、天面の金蒔絵の一部は擦れて、レンガ色の下地漆が現れているところがあります。
他にもチョッとした傷みがありそれを修理しようと思い立ちました。
擦れて現れたレンガ色の下地漆は、このままにしておきます。
これまで手を加えると、箱の永い歴史を消すことになってしまう。
何でも経験。
やってみると結構、面白い発見もあり勉強になります。

先ずは、全体のクリーニング。
石鹸を付けて水洗いの後、アルコールで永年積もった油と汚れを落とします。
次に、ヒビ割れのチェック。
ヒビ割れは見れば分かるのもだけでなく、眼に見えないものもあります。
ヒビには隙間に生漆を滲みこませて、拭きとり乾固させます。
乾固には、今の時期なら1日2日は掛かります。
ポイントは、余計な漆を残さないこと。
これをうっかりすると、台無し。
後で取り去ろうとしても、どうしようもありません。

ついでに、箱の底。
ここは、擦れて漆が無くなっていたり傷が多いところ。
一度に漆を塗って綺麗にすると手っ取り早いのですが、それは禁物。
やはり、歴史が吹っ飛んでしまいます。
で、先ずは1回目の刷り漆。
以後、これを何回か重ねることにします。

次に、箱の内側。
ここにも小さな内傷が。
600番ほどの細かなサンドペーパーを折りたたんで、軽く一摺り二摺りして平滑に。
その後、微量の生漆で一摺り二摺りしたのち、綺麗な和紙で三摺り四摺り。
この漆は1日で乾きます。
これをあと何回か繰り返す。

ここまでの時間は3~40分。
天面のスレ修理は、一番後廻しのお楽しみ。
今は作業中に余計な瑕が付かないように養生しています。
今日はここまで。

ーーーー
午後は、古文書読みのお勉強。
奈良に出かけます。
では、また。

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自筆文字の彫り駒

2012-10-18 05:35:35 | 作品
10月18日(木)、曇り。

昨夜は、降ったり止んだり。
近辺ではところによって大雨警報も出たようです。
皆さまのところはいかがでしたか。

サッカーブラジル戦。
残念でした。

ーーーー
この前の自筆文字で彫りあげた「レギュラーサイズの駒」。
材は、御蔵ツゲ柾目に薄い斑模様。
「文字の大きさや全体のボリュウム感はどんな感じかな」。
と言うことで、工房に並べている蒔絵盤に並べて見ました。

文字の大きさはこんなところでしょうか。
辛口の感想も歓迎。
勿論、そのほかの感想も大歓迎。

お気に入りの方にお使いくだされば嬉しく。
譲り渡し値段に一定の思いはありますが、それにこだわり無く、支払方法や時期も含めてご相談ということで。
2週間ほどご連絡をお待ち申し上げております。

ーーーー
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違いが分かり興味深いです。

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チョッと小さな「中将棋駒と盤」

2012-10-17 05:51:55 | 作品
10月17日(水)、曇り。

昨日は上天気でした。
今日は雨になるのかな。

チョッと小さな「中将棋盤と駒」。
中将棋の制作は、これが生涯で2作目。
1作目は、島本町へ収めた400年前「水無瀬兼成卿」筆跡のレプリカ。
臨書の書き駒でした。

2作目のこちらは、チョッと小さな現代風。
軽便に実用を考えての彫り駒。
書体は同じく「水無瀬兼成卿写」。
お嫁入り先が決まったので、2時間ほどかけて盤のケースを手づくりしました。
写真がそれ。

盤の大きさは、1尺2寸x1尺1寸。
先ずは、その工程途中の様子。

材料は、丁度良い大きさの薄手の段ボール。
箱を解体して、ブックケースタイプのジャストサイズ。
開口部から、盤を差し込むタイプです。
全体を厚手の和紙でラッピングして、その出来上がった姿。
駒が主役の大写しなので、盤とケースの方はチョッとわかりにくいですね。

そのままでは愛想が無いので、アクセントに貼りつけたのが「中将棋駒立て図」。

もう一つの映像。
図面のところを、後から草木染めでチョッと色づけ。


裏面には「駒の行き方図」。
いずれも江戸時代の古資料。
これでお嫁入り意匠が出来ました。
なお、写真の後、行き方図に誤りを見つけたので「飛牛・奔王」を加筆修正。
修正後、これも駒のところにチョッと色づけ。

気に入っていただけるかどうかです。

そんなこんなで、もう一つ「中将棋駒」が欲しい気分になってきました。




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チョッとピンボケ

2012-10-16 05:59:42 | 写真
10月16日(火)、晴れ。

昨日は、暖か。
快適温暖な一日でした。

今日の写真は、チョッとピンボケ。
これは何だか。
漆筆に含んだ漆をほぼ拭きとって、綺麗にした後です。

再度油を含ませた穂先。
その2ミリほどの「水毛」。
これの透明感を撮影したかった。
対象物が小さい。
ピント合わせはカメラ任せ。
小さなデジカメ。
チョッとピンボケでした。


ーーーー
こちらは、昨日の夕焼け。
太陽は、はるか山の彼方。

今日もこんなお天気かな。
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旧暦9月1日の新月

2012-10-15 05:24:23 | 文章
10月15日(月)、晴れ。

今日は、旧暦9月1日。
新暦とは一月半のズレ。
今後、少しずつ縮まりますね。

ーーーー

これは自筆の文字で作った彫り駒・試作品の王将と玉将。
元の文字は、1年前に、書いたチョッと小さな書き駒でした。
その文字を使って、この間、レギュラーサイズで彫り上げ。
ゆえに、王将には、「六十八才ノ筆跡」と。
一昨日、銘を入れて出来上がりました。
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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726