青もみじ
2013-09-02 | 俳句
<青もみじ>
やっと雨が降ったと思ったらどしゃ降りになったり、小雨になったり、折角の
雨、程よく降ってくれたらよいものを、ニュースで洪水や、渇水を報じている。
程よくというのは人のエゴなのだろうか。濡れた楓の実に水滴が光っていた。
シンとして蝉の鳴き声もない。
<鷺草>
今年は特に厳しい暑さで、雨が少なかった。
降ると言えば極端な集中豪雨なので雨を待っていた人間や、作物には
たまったものではない。幸いにして京阪神はおとなしい雨だったので
まだ助かっている。
待望の雨の中、鷺草が咲いている。真白で鷺のように優雅な姿は雨に
濡れているといっそう趣が深い。