下弦
2013-11-26 | 短歌
<下弦>
今明け方の月が美しい。今朝は丁度下弦。秘色(ひそく)色の空に白く浮かび
まるで絵のような光景だ。「ひそく」とは青磁色の事、その昔青磁は天帝に捧
げられるもので一般には使用を禁止されたもので有ったためという説もある。
<金鱗/いちょう>
家の隣は銀杏通りという枚方公園へ向かうバス道である。毎年見事な黄葉に
なり道行く人を楽しませる。しかし落葉のころになると、葉っぱは腐らずにすべり
やすいので道の掃除が大変で苦情でも出たのか毎年剪定されるようになった。
往年のトンネル状の美景は過去の事になっている。