<白い風になる日>
人が羽化するとすれば蝶などと言う刹那の命でなく悠久の命を生きる白い風に
なればいい。強く弱くやさしくきびしく草の葉や、木の枝の間を縫って、その時
私は空を漂い流れる白い雲になれればいい。
<あじさい/ときいろ>
雨は無いものの梅雨空はは雲が低くたちこめ、辺りの空気を湿っぽくしている。
あじさいだけが重い空気を少しでも和らげたいのか鮮やかなパステルいろで
まわりをてらしている。
<飛沫>
連日30℃越えの暑さに、体の変調を訴える人が多い 。梅雨とはいえ
これだけ雨が少ないとあらゆる物がオーバーヒートしてしまう。
水のあるところには人が集まりうつぼ公園のバラの花も暑さで痛んで
いる花が多かった。