詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

木枯らしの音

2013-12-15 | 


<木枯らしの音>

この辺りの木枯らしはいわゆる「もがり笛」のような淋しい陰惨な音ではない
けれど、首をすくめたくなる寒さを倍加させる吹き抜けである。木の枝はざわ
つき思わず目を細めて落葉の転がってゆく様をながめている。
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星降るように

2013-12-15 | 俳句


<星降るように>

紅葉もあらかた散ってしまい、あたりはすっかりクリスマスモード夜にならず
とも赤い星などの降っているのを眺めクリスマスを楽しむのもまた一興かと。
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黄もみじ

2013-12-14 | 短歌


<黄もみじ>

冷たく厳しい風の中もみじの赤い葉や黄色い葉がいくらか残っている。首を
すくめて背中をまるめるとさらに寒さが増すという。
このもみじ達のように背筋をしゃんと伸ばし強くこの寒さを乗り切って行けた
らと思っている。
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届かない手紙 三

2013-12-14 | 


<届かない手紙 三>

冬の日没は早い陽がが落ちるとアッという間に暗くなる。今日は寒気団の影響で
頬を切る風も冷たい。時間の経つのもその分早くなった気がする。
もうすぐ今年も終わる消息の途絶えた人はこの寒い日々息災でいるのだろうか。
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だから美しい

2013-12-14 | 


<だから美しい>

一年を通し繰り返される営み。咲いては散り咲いては散り、何年も何十年も
何百年も。その時を懸命に咲きいつかは散るのくりかえし。懸命に咲くことは
自分が今在ることの証し。懸命に咲くことはだから美しい。
コメント (3)
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陶芸作品展2013

2013-12-13 | 陶芸・工芸


<陶芸作品展2013>

12/13~12/16までの作品展開幕!クラスそれぞれの課題は有るもののさすがに
素人集団の自由奔放な作品群は圧巻。会場へ行った時、丁度K・CATという枚方
のケーブルTVが「うさぎ」を取材中。(16日 PM6:00から放映)
ともかく面白いし参考になることがたくさんで勉強になりました。
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冬鳥/ゆりかもめ

2013-12-13 | 短歌


<冬鳥/ゆりかもめ>

今年も天満橋・八軒屋浜あたりにゆりかもめが舞っている。寒風に吹き飛ばさ
れながら上に下にと乱舞している。この寒い時期に北の方から渡って来る鳥
らしいので彼らにはまだ暖かい環境なのだろう。

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金色の落葉

2013-12-13 | 短歌


<金色の落葉>

近くの保育園の裏に銀杏が2本立っている。金色の落葉が散り敷いてとても美
しい。不思議なことに片方はすでに裸木でもう片方は未だに金色の衣を纏って
おり、そのコントラストがとてもいい。
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夕紅葉

2013-12-12 | 俳句


<夕紅葉>

夕陽を浴びた紅葉は赤い色があやしいほど深くなる。血潮のように。燃え盛る
炎のように。
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冬日/ばら

2013-12-12 | 俳句


<冬日/ばら>

陽射しは弱いけれど風さえなければおだやかな冬日である。咲き残りのばらは
痛々しいほど小さいけれど冬日を受けて精一杯咲いている。
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草光る

2013-12-11 | 俳句


<草光る>

名も知らぬ草の種の落ちた後のさやだけが白く枯れ残り午後の柔らかな陽射し
を受けて光っている。成し遂げた後の安堵感が漂う。

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樹影

2013-12-11 | 


<樹影>

寒波の襲来で冷たい雨が降っている。傘をさしていても足元から上がってくる
ジンとした寒さはかわらない。小さな疎水にかかる木の橋に映る樹影もとても
寒そうだ。
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あかい湖へ

2013-12-10 | 短歌


<あかい湖へ>

風がないので赤い落葉は降り積むだけである。落葉の湖(うみ)を乱さぬよう
静かに歩く。心まで赤くなるひとときである。
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ビルの谷間

2013-12-10 | 短歌


<ビルの谷間>

季節は駆け足ですぎてゆく。ビルの谷間を縫うように桜並木の紅葉が続く歩道
を行き交う忙しい人達も赤い色を見上げしばし心を休ませながら歩く。今度の雨
でほとんど散ってしまうだろう紅葉の季節の終わりである。
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陶芸教室/角皿

2013-12-09 | 陶芸・工芸


<陶芸教室/角皿>

角取り皿 125×125mm 赤土 たたら成型 灰透明釉
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