詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

麦秋

2023-05-16 | 俳句

< 麦秋 >

峠の畑を久々に尋ねる 小さな畑にはすでに刈り入れどきの麦の群落が

ここちよい風に揺れている。実は麦はまだ青いものと決め込んでいた

ところがすでに金色 食べるためでなくお花の材料にするらしい2m四方

位の面積に植えられた麦のなんとも心地よい姿に見ほれた。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チェリーピンク

2023-05-14 | 

 

<チェリーピンク>

赤でないアカ ぴんくでないピンク 

ふしぎな色

つやつやと若者のくちびるのように

恋を知ってか知らずしてか

今日もきらきら輝いている

チェリーピンク 希望のいろ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

匂い忍冬のある飾り窓

2023-05-13 | 短歌

<匂い忍冬のある飾り窓>

ウォーキングの途中におしゃれな花飾りの窓があるお宅がある。

今、匂い忍冬(ニオイニンドウ)の花がからまってかすかないい匂いを

漂わせている。ニオイニンドウとは忍冬(スイカズラ)の栽培種で芳香

があることから「匂い忍冬」と呼ばれる。

ここのお宅の住人は花好きと見えて、他には大輪のバラの生け垣やジャ

スミンの 生け垣が通る者を楽しませる。素敵なお宅だ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五月の花 つつじ

2023-05-12 | 俳句

<五月の花 つつじ>

五月ももう半ば 花々も一段落をして若葉の緑があふれる頃になった。

五月の花つつじもさかりを過ぎようとしている。

おおぶりの花びらがつばきのように一輪丸まま地面に落ちているのを

見て 「ア、つつじって散る時はいちりんなんだ 」と改めて気づく

五月のとある日のことである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

むらさき花菜

2023-05-11 | 俳句

<むらさき花菜>

春も終わり初夏のにおいがぷんぷんしている。この山間に自生している

むらさき花菜は本来春の花  咲遅れたのか花期が長いのか  いずれにせよ

このむらさきの花 群れて咲くととても存在感を発揮する。 

中国原産 アブラナ科 オオアラセイトウ属 別名:花大根

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花もみじ

2023-05-10 | 俳句

<花もみじ>

写真を撮っていると肩にパラパラと降って来るものがある 花もみじだ

へえ~と見上げると若緑のもみじに無数の小さな花が咲いている。

紅葉したもみじには注意がゆくけれど、花までは気づかなかった。

赤紫の花は一輪だとさして目立たないがこうして群れて咲くとなかなか

いいものだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姫空木

2023-05-09 | 俳句

<姫空木>

空木は木の幹が空洞になっているのでウツギと呼ばれる。

アジサイ科 ウツギ属の落葉低木で丁度今の時期真っ白な花を咲かす。

空木は樹高2m程で花は行儀よく列状に咲く  姫空木は樹高1m弱で

花はランダムにびっしりと咲く 若苗の頃から花付きがよいので鉢植

で良くお目にかかる。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小手毬

2023-05-08 | 俳句

<小手毬>

連休も終わった 世間の人達のようにあちこちへ出かけた訳ではない

けれど 我が家は連休イベントは連休のかかりに丹波の「藤」を見に

行っただけで、あとは半径2kmの中で買い出しに動いたぐらいか・・

おかげで交通渋滞にも人波にもまれることもなく無事終了した次第。

小手毬はそんな人間どもの喧騒とは無縁のごとく咲いている。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白山吹

2023-05-07 | 短歌

<白山吹>

白山吹の花の白さはこれまた一点の曇りもないすばらしい白さだ。

4翔の丸い花弁はあたかも白い蝶が静かに止まっているように見える

八重の山吹や一重の山吹のように派手な黄色いいろでなくひっそりと

した奥ゆかしい色カタチである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バラの園/特養の庭

2023-05-06 | 随筆・雑感

  

 

 

<バラの園/特養の庭>

 

5 日近くの特養の庭の管理をされている方のすすめで、庭に入らせて

もらった いつもは金網のフェンス越しに咲いている花々の写真を撮ら

せて貰っていたのだが顔見知りの管理の人の好意である。 庭は外から

ながめるのと違いまさに花の園 存分に撮影させてもらう。

連休で保育園の子供達のいない広い庭園はバラの花盛りだった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すずらん

2023-05-05 | 俳句

<すずらん>

すずらんの花はかわいい 多分上下から押しつぶしたようなあの花姿に

起因するものだろう 花径は6~7mmほどでドイツ鈴蘭の花に比べると

かなり小さい 従ってこの花は「日本鈴蘭」にちがいない。

ともかくこのひしゃげたちんちくりんの花がいいのだ 見る者が思わず

目を細めたくなるような花なのだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春じおん

2023-05-04 | 短歌

<春じおん>

長実ひなげしに負けじと咲いているのが春じおん 木綿糸の縺れた様な

花の姿はいかにも春の花らしく優しい雰囲気がある。

咲き姿は秋じおんの場合花弁がピンと立っていかにも秋の澄んだ空気に

似合いの姿だが 蕾の垂れたボウとしたイメージの春じおんもいかにも

春の気だるい空気感が漂っていてこれまた味がある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長実ひなげし

2023-05-03 | 俳句

<長実ひなげし>

連休も中日みんなどう過ごしているのだろう わたしんちは別に行く

当てもなし 金もなしで近所のスーパーへの買い出しのおつきあいが

増えたぐらいか 道端にはたくさんの長実ひなげしの花が人間世界の

連休騒ぎも素知らぬ感じで揺れている。皆様には楽しい連休を!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅立ち

2023-05-02 | 俳句

 

<旅立ち>

いい天気だ

さあ たんぽぽの旅立ちだ

広い野原を目指して

元気よく飛び立とう

風がふくたびに

つぎからつぎへと巣立ってゆく

きっと綿毛には

希望しか見えてないだろう

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くぬぎの花

2023-05-01 | 俳句

< くぬぎの花 >

あの丸こいどんぐりの花はこんなんです。丸い実とこのすだれみたいな

花はどうも結びつきません 秋にはこの木のどんぐりを拾います。

時々散歩中の保育園の子供達にプレゼントしたりします 花は舞妓さん

の髪飾りみたいに縦に房状に咲きます 色は柔らかい黄緑です。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする