詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

そばの花

2024-11-13 | 俳句

<そばの花>

裏山を越えたあたりは交野市へ続く農道である まわりは

ほとんど田んぼであるがその周囲には小さな畑がいくつも

あり季節の野菜などが植えられている その一部そばの花

を見つけた小さな白い花が群れている盛りを少し過ぎた頃

か近くの刈り干し用の木にモズが一羽鋭い声をあげている。

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いぬたで

2024-11-12 | 俳句

<いぬたで>

今日も素晴らしく晴れたいい天気だ 陶芸教室のある南河内

教育センターの前の小川の河原にはいぬたでが満開 小さな

紫の花穂が見事に勢ぞろいして壮観である。

タデ科のこの植物は茎や葉っぱにタデ科の特徴が見られる。

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アメジストセージ

2024-11-11 | 俳句

<アメジストセージ>

別名ベルベットセージ この花のかたまりは形容しがたい趣が

ある  紫に見えるベルベットのような花穂は実はガクで白い

部分が花である 中央アメリカ原産のこの植物は非常につよく

丈夫な繁殖力の強い花である 丈1mほどになる。

シソ科 サルビア属

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夕暮れの街

2024-11-10 | 俳句

<夕暮れの街>

昨日今日ととてもいい天気だった。西の方遠く日没後の

 香里園の背の高いタワーマンションがシュルエットと

なってだんだん暗くなる茜色の空に浮かんでいる。

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不如帰/ほととぎす

2024-11-09 | 俳句

<不如帰/ほととぎす>

特養の庭の片隅にほととぎすが咲いている。ほととぎすは

にぎやかな声で鳴くあの鳥だが花のほととぎすはいたって

おとなしい ただ花弁に名前の由来となった独特の斑点の

あるほととぎす模様がめだち木陰でも異彩を放つ。

が目立ち木陰でも異彩を放つ

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花水木紅葉

2024-11-07 | 俳句

<花水木紅葉>

このあたりの紅葉は花水木が一番早い 真っ赤になった葉の

間に来年のつぼみを抱いて。

散る前に来年の準備をちゃんとしているんだね。

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秋盛り

2024-11-06 | 短歌

<秋盛り>

秋は落ち葉の季節 ひとあし早くなんきんはぜの落ち葉

よく見ると黄色から深紅までさまざまな色の段階がある

これはコンクリートに散った落ち葉色のグラデーション

が良くわかる 暖色の色の洪水。

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雨粒の音符

2024-11-05 | 

<雨粒の音符>

台風くづれの弱い雨が降っている。

金網のフェンスにその水滴が自由律の音符をきざむ

ただ どれがドでどれがファなのかわからない

秋の午後の雨である。

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金木犀

2024-11-04 | 俳句

<金木犀>

金木犀の落花は花のかたちそのままで散る 色彩もはなびらも

元のままである 金木犀は香りが良いというけれど私はあまり

好きではない 匂いが強すぎると感じるから しかし、散った

花が所かまわず散り敷いているのは見事というほかない。

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落ち葉

2024-11-03 | 短歌

<落ち葉>

コンクリート歩道に落ち葉のオブジェ

けやきの落ち葉が色づいて

あちらこちらに ちらりほらり

雨降る前に ひと休み

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南京はぜと11月

2024-11-02 | 俳句

<南京はぜと11月>

はや11月 一年の過ぎるのが早く感じる 

しかし周りの木々の紅葉が例年より遅い病院の行き帰りに

通る小山の南京はぜも やっとちらほら色づきが見られる

もみじに至ってはまだ青々としている。

やはり異常な夏の暑さが尾をひいているのだろうか。

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陶芸 透かし彫り鉢

2024-11-01 | 陶芸・工芸

<陶芸 透かし彫り鉢>

径235mm×深さ60mm 赤土 たたら成型 釉薬:黒天目+青萩

透かし彫り花瓶と同様穴あき文様の深鉢 煮物、サラダ、菓子鉢

成型後 ポスンポスンと穴をあけてゆくのはけっこうたのしい。

自由陶芸なのでなんでもありの作陶 面白かった!

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