行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

色鮮やかな樹の実

2014-10-08 20:00:31 | 花,植物
秋も本格化、
山道、野道にクサギ、ゴンズイ、ガマズミそしてノブドウが
美しく実をつけていました。


7月~8月に咲いていたクサギの白い花が
光沢のある美しい青い実に変わっていました。
真っ赤な萼に包まれ、より鮮やかに映ります。


以前はクマツヅラ科だと思いましたが
今はシソ科に分類変更になっているそうです。
林縁、道端にもよく見られる木です。


ミツバウツギ科の落葉小高木、
ゴンズイの紅い袋果が裂け黒い実が姿を現しています。
青と黒の違いがありますが
見た目はクサギの果実にどこか似ています。
クロクサギとも呼ばれています。


5,6月ごろ、薄緑色の小さな花を咲かせるようですが
地味で眼につかないこともあり、
花の記憶はないゴンズイです。
袋果は夏に徐々に赤くなり、
10月初旬、真っ赤になると、袋が裂け黒い実が顔を出します。
ゴンズイが最も注目される時期です。


日当たりのよい山野や林縁などによく見られるガマズミ、
スイカズラ科の落葉低木です。
5~6月に、枝先に散房花序を出し、
白い小さな花を多数咲かせます。


そして9月下旬から10月、紅い実となります。
大きな葉も姿がよく、秋は一層美しい姿のガマズミです。
この実果実酒にしたり、着色料として使われます。


ブドウ科ノブドウ属の落葉低木、
ノブドウの実です。
白色、水色、緑色、薄紫色と色とりどりの実がついています。
実はこの実、ノブドウミフクレフシと言って、
ノブドウミタマバエによってつくられた虫瘤なのです。
普通の実に比べ、より大きく変形し、色鮮やかになります。

コメント
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