行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ナツアカネ、アキアカネ

2014-10-12 20:00:19 | 昆虫
秋のアカトンボ4日目、
最後はアカトンボの中のアカトンボ、
アキアカネとナツアカネです。


成熟したアキアカネのオス、やっと見つけました。
翅に斑紋がなく、
顔まで真っ赤になるのはこのナツアカネのオスだけです。


アキアカネと異なり、
羽化の7月ごろから平地にいるそうですが
夏は紅くなく、目立たないところにいることもあり、
見る機会はあまりありません。


ナツアカネはアキアカネに比べ個体数が少なく、
成熟してもメスは
アキアカネのメスと極めてよく似ていています。
捕まえて胸斑をしっかりと確認しないと区別がつきません。
写真上、一応ナツアカネのメスと判断しましたが
胸斑がはっきりと見えず自信がありません。


アキアカネのオス、
9月下旬になり、集団で山から下りてきたようで、
里山の田園にはたくさんのアキアカネが見られます。


2匹並んだ成熟したアキアカネのオス、
腹部は真っ赤になりますが
胸や顔は紅くなりません。


アキアカネのメスです。
胸の3本の黒斑の真ん中の斑が
途中で尖がっているのがアキアカネ、
ナツアカネはここが尖がりません。


木の枝の先端にとまる、これもアキアカネのメス、
木には、早くも来春の新芽が形成されています。
コメント
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