行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ナヨクサフジ、オオカワヂシャなど

2016-05-02 20:00:01 | 花,植物
4月27日、
昨年、この時期に見られたギンイチモンジセセリがいればと思い、
多摩川の草原を歩いて見ました。
しかし、ヒメウラナミジャノメがやたらにいるものの
ギンイチモンジは見ることができず、
結局、河原の草の花を写してきました。
どれも美しい花を咲かせていましたが
調べてみるとすべて外来の草、
在来種が少なくなり、
生命力の強い外来種が繁殖し増える自然となっているようです。


マメ科ナヨクサフジ、
在来のクサフジによく似ていますが
花色が濃く、鮮やかな紫色です。


ヨーロッパ原産で家畜の飼料として導入されましたが
法面や河川敷の緑化にも使われており、
河川敷を中心に野生化が進んでいるようです。
多摩川にもところどころに群生していました。


オオバコ科オオカワヂシャ、
草丈は40~50cmと大きく、
同じ科のオオイヌフグリによく似た瑠璃色のけっこう美しい花です。


これも帰化植物、
近年、関東、中部地方の河川敷を中心に増えているとのこと、
在来のカワヂシャに影響を及ぼすということで、
特定外来生物に指定されています。


アカバナ科アカバナユウゲショウ、
熱帯アメリカ原産の多年草です。
河川敷は環境がよいのか、
夏の花に分類されていますが早くも花をたくさんつけていました。


花が美しく、
もともとは観賞用に導入されたものです。
生命力が強いようで、
河川敷に限らずいろいろな場所に野生化して広がっています。


スイカズラ科ノヂシャ、
薄い青色の小さな花が密度高く咲きます。
これもヨーロッパ原産の帰化植物、
欧米ではサラダとして食されるハーブなのだそうです。


ノヂシャの花に
ギンイチモンジセセリだとうれしいのですが、
なぜかやたらに多いヒメウラナミジャノメがとまりました。



コメント
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